2017/09/03 (日)
引退を控えた恩師への餞・・・意地を見せろ、和田騎手!
小倉2歳ステークス(小倉芝1200m、2歳限定GV)
地方の平坦小回りコースの1200m戦という事もあって、以前の勝ち馬はクラシックと無縁の事が多かったこのレースですが、近年はスピード能力から案外通用する馬が出て来て、その存在が見直されて来つつあるこのレース。しかし今年は能力云々ではなく、ちょっと浪花節と言いますか、感情的に応援したい馬の馬券を買いたいと思います。
8番人気のスーサンドン。岩元市三厩舎の馬で、鞍上は和田騎手。そう、このコンビと言えば「日本で一番賞金を稼いだ馬」テイエムオペラオーです。しかしそんな名伯楽の岩元調教師も2005年以来12年も重賞勝利から遠ざかり、来春には定年となります。そんな岩元調教師にとっては、クラシックホースの輩出が掛かった最後の小倉の夏(ちなみに岩元調教師は九州出身)。この最後のチャンスに和田騎手が燃えている・・・という話に、乗りたくなった次第であります。
馬券はスーサンドンの複勝メインに、押さえのワイドを少し流します。和田騎手の恩師への餞は届くのか・・・
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スーサンドン、スタートで大きく出遅れて8着に終わる・・・岩元調教師の最後の夏が終わりを告げました。それでもこのコンビは来春の引退までしっかり見届けたいと思います。
新潟記念(新潟芝2000m、GV)
今年の新潟開催の最後を飾るハンデ重賞。今年も最軽量51kgからトップハンデ57.5kgまでのハンデ差が波乱を生むのでしょうか。
1番人気は血統からも実績からも鞍上からもアストラエンブレムなのは仕方無いですが、こちらの狙い目は3番人気のマイネルフロスト。5月の新潟大賞典でブリンカーを装着してから別馬のように走るようになり、鳴尾記念と七夕賞でも◎指名にしっかり結果で応えてくれているウチのドル箱馬。人気になるようになって馬券的旨味はだいぶ薄れてしまいましたが、それでも今回も引き続き追い掛けます。
馬券はマイネルフロストからの馬連と三連複。4匹目のドジョウを釣り上げる事が出来ますか・・・
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いつもの先行策が打てなかったマイネルフロスト、6着に沈んで遂に快進撃が止まる・・・。勝ったのは前走小倉記念で落馬負傷のデムーロの代打騎乗で勝利を収めた秋山のタツゴウゲキが、ここでもその相性の良さを示して重賞連勝。もうこれで秋山騎手はこの馬をデムーロから奪い取りましたね。2着がそのデムーロが駆るアストラエンブレムってのも痛烈な皮肉ですなぁ。
本日のBGM:トンドルベイビー(『あかほり外道アワーらぶげ』ED)
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