2009/02/02 (月)
この作品最大の良心を失い、物語は混沌へと加速を付けて・・・ 〜今週の『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)セカンドシーズン』
こんな形で死亡フラグを回収するなんて・・・セルゲイ大佐・゚・(ノД`)・゚・
ここで語られる14年前の出来事。多くの市民を救うために捨て駒にせざるを得なかった1部隊。その中に自らの妻がいる事を知りながら、非常の決断を下した指揮官セルゲイ・・・。やはりそういう事ですか。この人がただ妻を見殺しにしたとは思えなかった。それを恨んで父親に復讐しようと裏口入学で士官学校に入り、反抗的な態度を取り続けて来たアンドレイの何と狭量な事か・・・。この視野と心の狭さが、今回最大の悲劇を引き起こしてしまうとは。 イノベーターの中にも微かな不協和音が鳴り始めます。人類を導けるのはイノベーターではなく、自分だけなのだと傲慢な言葉を発するリボンズに、リジェネは不快感を示し・・・案外リジェネの離反とかあるかも。 メメントモリの発射は秒読み態勢。これを止められるのはトレミーのみ、しかし宇宙に上がるには絶望的に時間がない。そこで負傷を押して刹那がダブルオーで出撃を申し出ます。そしてオーライザーのパイロットとして沙慈を指名。最初は躊躇した沙慈ですが、刹那とイアンの「6万人の市民を守るため」という言葉に搭乗を決意します。もうヘタレじゃないね、いいぞ沙慈。 市民と兵士を避難させたハーキュリーは、自らはステーションに残って全てを見届けると告げますが、セルゲイはそんなハーキュリーに 「軍人なら1人でも多くの市民の命を救って、その上で死ね!」 と熱く諭します。もうね格好良過ぎです親父さん(//▽//)この台詞、劇場版エヴァでミサトさんの「あんたまだ生きてるんでしょ!?だったらしっかり生きて、それから死になさい!」を彷彿とさせましたね。
ダブルオーライザーでメメントモリへの超長距離攻撃を仕掛けようとした刹那&沙慈ですが、ここにイノベーターのデヴァインがMAを駆って邪魔に入ります。しかしメメントモリ攻撃のためのトランザムライザーの攻撃に巻き込まれてあっさり退場・・・。そういやセラフィムが登場した時にブリングって戦死してたんですね。ブリングとデヴァインって容姿そっくりだからごっちゃになってたw 何にせよ、最終回に向けてイノベーター側も人員整理が始まったようですね。 さて、巨大なビームサーベル状になったトランザムライザーの攻撃はメメントモリの装甲を切り裂きますが、破壊の直前にメメントモリは発射されてしまいます。直撃を受け、崩壊して行くアフリカタワー・・・あぁ、これが新春特番で壮絶にネタバレされてたタワー崩壊ですね・・・。911テロの直後だったら放送自粛されてたに違いないですな。
表面の鏡面が次々とパージされ、内部崩壊が進むアフリカタワー。崩壊の速度は市民を乗せた脱出エレベータのそれを上回り、エレベータは次々と軌道を外れて激突。また、成層圏外でパージされた鏡面部は大気の摩擦熱で大半が消滅するものの、成層圏内のそれは巨大な落下物となって、数千万人の市民の上に降り注ぐ・・・。何て最悪な事態。前日の夜にTVで『アルマゲドン』やってたのはこの前触れか!(違うと思います) そこでスメラギさんは落下物が落ちる座標をその場にいる全MSにデータ転送し、その迎撃を呼び掛けます。ケルディム、キュリオス、セラヴィーがまず迎撃を始め、続いてカタロンもそれに加わります。そして市民を守るために連邦正規軍が、更にマネキンの命を受けたアロウズまでもがこの人類未曾有の危機に一致団結して立ち向かいます!うぉーっ!!何て熱い展開!!\(≧▽≦)/ 感動してちょっとウルって来ちゃいましたよ♪ しかしそんな中、「いくら命令とは言え・・・」と渋々任務に就くルイス、この隙に父親の機体を見付けて攻撃しようとしたアンドレイ、そしてダブルオーとの戦い以外に関心を示さず参加すらしなかったブシドーにはがっかりだよ!!(サーシェス、ネーナあたりも参加する訳ないし) 貧乏姫改めラブラブ保母「歌が届けば良いのに・・・」 歌で落下物は止められません!
そして・・・最悪の事態だけは避けられたものの、多くの市民を犠牲にした(万単位で死んでるよな、やっぱ)自らの軽挙に愕然とするハーキュリー。そこにビーム一閃、ハーキュリー機はコクピットを撃ち抜かれます。撃ったのはアンドレイ!この事態の首謀者としてハーキュリーを撃ち、その協力者(と勘違いしている)自らの父・セルゲイに刃を向けるのでした。同程度の機体ならばセルゲイほどの名パイロットがアンドレイごときに遅れを取る事は無かったと思いますが、この時セルゲイが乗っていたのは旧世代機のティエレンタオツー。アンドレイのジンクスVの攻撃は、セルゲイ機のコクピットを貫き・・・ セルゲイの最期の言葉、それはアンドレイへの侘びでした。最後まで自分の事ではなく、他人の事を思って散って行ったセルゲイ大佐。GNアーチャーで初陣を飾ったマリーの悲鳴が戦場に響き渡り・・・
くそー、真の漢の最期に涙が止まらねぇっ・゚・(ノД`)・゚・ この作品最大の良心の死によって、導かれるべき若き戦士たちの暴走が始まるのか。
・・・でもこれで来週「実はセルゲイ生きてました」って展開だけは絶対止めて欲しい。いやマジで。
本日のBGM:君は僕に似ている(『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』ED)
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