2019/11/30 (土)
なんか今回のデットーリは色々と上手く噛み合ってないような
ステイヤーズステークス(中山芝3600m、GU)
暮れの中山の名物マラソンレース。その特殊性からいわゆる常連さんのレースとして知られ、アルバートの3年連続Vなど、だいたい前年好走した馬を買っておけば良いとも言えるのですが・・・今年はあの障害王オジュウチョウサンがここに参戦。確かにスタミナだけは抜群ですし、上がり勝負になり難いここはその適性が活かせるかもしれません。しかし、兄のケイアイチョウサンも弟のコウキチョウサンもこのレースでは惨敗してますし、昨年のように平地で連勝してここへ・・・という訳でもないので、まぁ無視して良いかな、と。
◎はこのレースへの異常な執着を見せ、意見の合わない堀厩舎から出奔して橋口厩舎に移籍してまでこのレースに出て来たアルバート。勝てば同一重賞4勝という新記録になり、鞍上もマーフィーを確保して必勝体勢(前走の京都大賞典は気持ちの良いくらいの捨てレース)。今回、オジュウチョウサンと並んで最高齢の8歳馬ですが、このレースはトウカイトリックが10歳で勝利し、11歳でも3着に入ったほど年齢は関係ないのでw
◯はアルバートが出走しなかった昨年の同レースの覇者のリッジマン。何しろ常連さんのレースなので、馬券はこの2頭からの三連複流しで。相手はヴァントシルム、サンシロウ、モンドインテロ、そして11番人気の大穴エイシンクリックまで。
結果・・・
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アルバートの執念を打ち破ったのは、ステイヤーズステークス2年連続3着だったモンドインテロ。いやー、やはり常連さんだw アルバートは惜しくも2着。3着に穴で挙げていたエイシンクリックが入るも、リッジマンが直線大ブレーキで11着大敗・・・蛯名騎手もそろそろ首筋が寒くなって来たかな。オジュウチョウサンも直線に入るところまでは見せ場がありましたね。
アルバートには是非来年も出走して欲しいもんですなw
チャレンジカップ(阪神芝2000m、GV)
毎年切実に思うんですけど、チャンピオンズカップの前日にチャレンジカップをやるの止めて欲しいんですよねー。毎年言い間違えてるので(^_^; まぁ昔の名前の「朝日チャレンジカップ」で覚えていれば、「朝日」を取るだけなんですけどね。
今年の1番人気はギベオン。近走の成績を見るととても1番人気になる馬ではないのですが、この馬の特徴として「外人騎手が乗ると100%連対【3・2・0・0】、日本人だと一切来ない【0・0・0・5】という面白い実績があり、今回は世界のデットーリが鞍上という事で1番人気となっている訳です。
自分もこの法則に逆らわず、◎はギベオンとして、◯には39戦目にして遂に高倉稜から川田に乗り替わったノーブルマーズで。つーか陣営、大英断だけど・・・ここまで来れば出来れば最後まで高倉稜に乗せてやりたかったな。
馬券はこの2頭からの三連複6点流し。保険でギベオンとロードマイウェイの馬連も買っておきます。
結果・・・
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勝ったのはロードマイウェイ。距離が不安視されていましたが、そこはさすがのルメールです。そしてジャスタウェイ産駒としては初の重賞勝利となりました。
デットーリのギベオンは直線で完全に前が塞がってしまい、何も出来ずの9着敗退・・・。デットーリは金曜日にインスタグラムを更新した疑惑(騎手は金曜から日曜まで、外部との接触や発信を禁じられています)もあり、出走自体が危ぶまれましたが、更新したのが第三者という事で譴責のみで済んだり、今回の来日も騎乗停止の関係でずれ込んだりと、色々とアヤが付いているんですよね。明日のチャンピオンズカップも何やら不安になりますね・・・。
本日のBGM:宇宙の戦士スタージンガー(『SF西遊記スタージンガー』OP)
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