2011/03/27 (日)
三国滅亡、晋による統一まで描いた三國志アニメはもう今後も出ないんじゃなかろうか? 〜『最強武将伝 三国演義』最終回
1年間続いたこのアニメも遂にフィナーレ。全体的に駆け足感は否めなかったですが、それでも黄巾の乱から晋による中国統一まで描いたのは賞賛に価すると思います。
さて、三国による戦いもクライマックスに突入です。孔明の死後も蜀軍を率いて幾度も北伐を敢行する姜維。これは劉備、孔明から引き継いだ“漢王室の復興”という蜀建国のスローガンを忠実に実行する姜維の生真面目さを現す行動でしたが、既に曹丕の時代に漢王朝は滅びており、失われた大義のために無駄な出兵を繰り返した、と姜維を非難する人は現代でも当時でも多く存在します。
魏では司馬師が病没し(目玉が飛び出して死ぬ壮絶な最期は描かれませんでしたね)、司馬昭が国の全権を握ります。そんな司馬昭にとって最大の外敵はやはり姜維。そこで賈充の策に乗って、司馬昭は姜維と蜀の皇帝・劉禅の仲を裂く計略を実行。策は見事に当たり、劉禅の側近の宦官・黄皓は劉禅に姜維の謀反の噂を伝え、姜維はこれまでのように兵権を自由に扱えなくなります。
司馬昭はこの機に蜀を滅ぼそうと大軍を派遣。若いながらも名将の誉れが高い鍾会とケ艾の二将に10万の兵を預けます。しかし互いに名将ながら、名門出のエリートである鍾会と叩き上げの苦労人であるケ艾は反りが合わず(これに関しては後述します)、剣閣の要塞に篭って迎撃する姜維に鍾会が手こずっている間に、3万の兵を預かったケ艾は、陰平の険しい山を超えて剣閣を迂回するルートを選択します。
陰平の険路を知る鍾会は、ケ艾が陰平を抜けられる訳がないと部下と共に笑いますが・・・
道なき道を進み、川があれば橋を掛けて、急峻な崖があれば下り降りてケ艾は進み、遂に剣閣を抜くのでした。退路がないケ艾軍は、首都・成都を目指して蜀の砦を次々と落とし、諸葛瞻(諸葛亮の息子)を討って最終防衛線の綿竹関を奪取。成都は完全に包囲され(魏軍が3万には見えねぇw)、狼狽した劉禅は抵抗する事無く降伏。ここに三国時代が蜀の滅亡によって終わりを告げるのでした。
劉禅から武装解除の命令書を受けて、姜維率いる剣閣の蜀軍は鍾会に降伏。しかしここで起死回生の一発に賭けた姜維は、鍾会をそそのかして成都のケ艾に反乱の噂を立ててこれを逮捕。更に鍾会に成都での独立を促し、最終的にはその鍾会を討って再び蜀漢を再興しようとします。しかし司馬昭の読み通り、故郷に家族を残して来た兵士たちが謀反に加担しようとせず、兵の反乱によって鍾会は殺され、一縷の望みを絶たれた姜維は自害。護送途中だったケ艾も混乱の中で殺され、3人の名将は揃って志半ばでこの世から去る事になるのでした。
成都から魏に送られた劉禅はその邪心の無さから安楽公に奉じられて安寧の日々を手に入れ、司馬昭に「蜀が恋しくないか」と問われても「ここは楽しいから思い出す事もない」と答えて呆れられる始末。しかし程無く司馬昭も病死し、後を継いだ息子の司馬炎が晋王朝を立ててここに魏が滅亡。更に晋による呉征伐によって呉も攻め滅ぼされ(陸抗・羊祜・杜預・王濬らの活躍が省かれてしまったのが残念)、こうして魏・呉・蜀、全ての国家が消滅し、三国時代は完全に終焉を迎えたのでした。
コーエー・三國志Vのデータを用いた武将能力比べもこれが最終回。最後は蜀・魏の終焉を飾った3人の名将を取り上げたいと思います。
姜維はこれまでも本編中で散々取り上げて来ましたので、孔明死後の彼の話を中心に。
智略で孔明を破り、武勇で趙雲を退けた名将・姜維は孔明の良き後継者となりましたが、唯一孔明に大きく劣る能力がありました。それは行政です。現に孔明は軍事面の後継者として姜維を指名しましたが、行政面では蒋琬・費禕に国を託しています。
姜維は三国で一番国力が劣るにも関わらず連年出兵を続け、蜀の3倍の国力を誇る魏を相手に一進一退の攻防を続けますが、その間に孔明が遺した有能な内政官が次々と他界し、首都成都では皇帝劉禅が酒と女に溺れ、側近の宦官の黄皓がそれを助長して国が大いに乱れてしまいます。そこを司馬昭に突かれてしまう訳ですが、純粋な戦術指揮官だった姜維にそこまで求めるのは酷という物かもしれません。
ゲームでの能力値はまさに万能!武力91は後半のシナリオでは最強クラスですし、知力92も軍師として超一流。さらにその清廉な人柄から魅力も高く、指揮能力も文句なし。唯一政治力だけが中の上程度というのが、彼の限界と言えなくもありませんが、終盤のシナリオでは間違いなく最高の能力を持つ武将です。
ケ艾は若い頃は吃音癖から出世出来ず、農耕関係の下っ端役人に甘んじていましたが、山や平野、川や沼を見る度に的確な陣取りを図で表し、その才能を司馬懿に見出されます。司馬懿に初めて対面した時は吃音で自分の名前を上手く言えず「と…とぅ…ケ…がが…艾」となってしまったのを司馬懿に「お前は何人いるんだ」と笑われると、「鳳や、鳳やと言えど鳳は一羽」と論語の一節で返して司馬懿を感心させます。
その後は内政面で開墾や屯田と運河の増設を進言・実行し、これによって国は大いに富んで内政官としての有能さを示します。軍事面では毋丘倹の乱の鎮圧をはじめ、姜維に包囲された司馬昭を救ったり、姜維の片腕とも言える夏侯覇を討ち取ったり、蜀征伐では本文中にある通り諸葛瞻を討って、成都を陥落させる大功を挙げます。しかし姜維の策に乗せられた鍾会によって謀反の疑いを掛けられて捕縛され、護送の途中に私怨を持っていた護送隊の隊長・田続によって、息子のケ忠共々殺されてしまうのでした。
ゲームでは魏の最後を飾る名将として申し分ない能力。まさに姜維の好敵手と言えるでしょう。姜維と違って内政官としても才能を示してるので、ある意味姜維以上の万能タイプと言えるかもしれませんが、魅力はもっとあっても良いように思えます(少なくても鍾会よりは高いと思うんですが・・・)。
鍾会は魏の太傅・鍾繇の末子として登場。幼い頃から俊才を謳われ、まさに名家のエリートとして若い頃から高官を歴任。遅咲きだったケ艾とは対照的な人生です。
毋丘倹の乱・文欽の乱・諸葛誕の乱で優れた才能を発揮し、司馬師・司馬昭からも一目置かれるようになり、前漢の名参謀・張良に例えられた程でした。蜀征伐戦では部下の処罰を巡って元々反りの合わないケ艾と対立し、ケ艾の陰平からの侵攻作戦にも同調せず、結果大功をケ艾に奪われてしまいます。
このケ艾への嫉妬心を上手く姜維に突かれて、ケ艾を排除して蜀で独立する謀反を企てますが、兵士の反乱に遭って失敗。乱戦の中で命を落とすのでした。
ちなみに蜀征伐戦の前にケ艾は「山に登って漢中(蜀)を見降ろすと、足元から水が吹き上がって来る」夢を、鍾会は「数千匹の大蛇に咬み殺される」夢を見ています。これはそれぞれ「蜀征伐に成功するが、帰って来れない」事と「多くの部下によって殺される」事を予言しており、二人が辿る運命を現していました。
ゲームでの能力値は、智略に優れている(姜維・ケ艾よりも上!)ものの、武力・政治力はそこそこで、最前線で使うよりは軍師として手元に置くか、もしくは魅力が高めなので一軍の指揮官として全体を統率するのに向いています。エリート特有の毒気を持った人物なので、魅力79はちょっと評価が高過ぎるようにも思いますが。
閑話休題、今日はJRAのGT・高松宮記念が開催されました。
例年は中京競馬場で行われる芝のスプリント戦(1200m)ですが、今年は中京競馬場の改修に伴って阪神競馬場での開催です。また、今開催は「震災被災地支援競馬」として、JRAは売上の5%を義援金に充てているので、このような時に不謹慎などと思わず、勝ったらそれを義援金に充て、負けたら負けたでJRA経由で一部が義援金になるので、募金するつもりでどんどん馬券を買って欲しいと思います。
今年は1200m戦で負け知らずの一昨年のNHKマイルカップ馬・ジョーカプチーノが1番人気、川田騎手が昨秋のスプリンターズSでの2着→4着への降着の雪辱を期すダッシャーゴーゴーが2番人気、そして昨年のディフェンディングチャンピオンであるキンシャサノキセキが3番人気となっており、3強を形成しています。
その中でワタシは3番人気のキンシャサノキセキを◎指名。8歳という高齢馬ながら、昨年から1200m戦では[2・2・0・0]。それに今回レースが行われる阪神コースははGU2勝と得意にしているコース。また、外人騎手との相性の良さも光ります。
相手は当然◯ジョーカプチーノと▲ダッシャーゴーゴー。馬券は◎→◯▲からの三連複フォーメーション。穴では8番人気のスプリングソングと、14番人気のヘッドライナーを押さえてみます。
結果・・・
狙い通りのキンシャサノキセキ1着!・・・しかし、ヒモがここまで荒れるとは( ノД`)
流れとしては先行馬崩れの差し勝負となった中、先行して唯一残ったキンシャサノキセキはさすがの一言。ジョーカプチーノは中団待機で途中まで流れは恵まれてたと思うのですが、ウエスタンビーナスの故障(右第1趾骨粉砕骨折、予後不良)の煽りを受けた上に、第3コーナーでダッシャーゴーゴーの斜行の影響でダブルパンチ。この順位は止むを得ない所です。
問題はダッシャーゴーゴー・・・昨秋のスプリンターズSで降着になった川田騎手は、今回その雪辱に強い思いを抱いていたと思いますが、またも斜行で4着→11着に降着処分・・・。本人もショックでしょうけど、同じ馬で2回も降着というのは前代未聞です。これは今後の騎乗依頼に大きく影響を及ぼしそうな・・・。
馬券は◎を当てても◯▲が10着・11着では・・・_| ̄|○ つーか3着のアーバニティが無印だったので何にせよハズレですな。
今後は皐月賞が府中競馬場で行われたり、日経賞が阪神2400mで行われたりと変則開催が続くので、ちょっと予想が難しくなりますね・・・。
それはさておき、ドバイで日本馬たちがやってくれました!ドバイワールドカップでヴィクトワールピサとトランセンドがなんとワンツーフィニッシュ!!!(≧▽≦) ブエナビスタが8着に敗れてしまったのは残念ですが、このニュースは日本中の競馬ファンに大きな歓喜をもたらしました。つーかヴィクトワールピサ×デムーロのコンビはまさに世界最強のタッグですな♪
更に今週末から今年のF-1シリーズも開幕。各チームがマシンやヘルメットに日本を応援するメッセージを書いて走らせているのも嬉しいですが、土曜日の予選で小林可夢偉が自己最高の9番グリッドを獲得した吉報も入っています。こちらでもジャパンパワーを世界に示して欲しいと思います。
本日のBGM:夢を勝ちとろう(『プロゴルファー猿』OP)
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