2010/01/05 (火)
1月期新作アニメ第1弾『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』
今期の新作アニメもいよいよ始動!(まぁ年末に『ちゅーぶら!!』『れでぃ×ばと!』の先行配信分を既に観ていたりはしますけど)。先陣を切るのはそのキャラデザが某軽音楽部作品にそっくりと事前に噂が立っていた作品。原作は『月刊コミック電撃大王』連載。制作は京アニ・・・ではなく、あの『かんなぎ』のA-1Picturesです。
とりあえず世界観を先に言いますと・・・「ジブリ作・戦場のけいおんARIAウィッチーズ」といった感じでしょうかw 物語は15歳の主人公・空深彼方(カナタ)二等兵喇叭(ラッパ)手が、新たな任地・セーズに向かう所から始まります。演じる金元寿子さんはこれがデビュー作だとか。いきなりの大抜擢ですね。 背景に戦争・軍隊という物が存在するものの、戦争は既に休戦状態にあるらしく(徴兵もなくなり、志願兵のカナタが珍しがられるくらい)、硝煙臭さは感じられません。
舞台になる街の雰囲気は中世の欧州っぽいんですが、主人公の名前と言い、判子文化と言い、通貨が¥だったりと、ところどころに日本の風習が混じっているのが面白いです。 セーズの街は丁度「水かけ祭り」の真っ最中でした。乾くと無色になる染料を溶いた水を掛け合う人たちに完全に巻き込まれたカナタは、偶然出逢った和宮梨旺(リオ)の家で風呂を借りて服を洗う事が出来・・・第1話からお風呂キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!と言いたいところですが、特徴的な街や家のデザインに目が行って、いやらしさは全然感じなかったです。まぁカナタに色気が無いのもありますがw
任地ではさわちゃn・・・げふんげふん、小隊長のフィリシアと暮羽(クレハ)がカナタの着任を待っていましたが・・・優しい隊長さんとツンデレな同僚ですね。ミーナさんとペリーヌ(ry 風呂から上がったカナタは、リオが父親から授かった鈴を見せてもらいますが、飛んで来たミミズクにそれを奪われてしまいます。つーかテレ東がパンツ解禁したってのはどうやら本当のようでw 鈴を失くした事をリオは責めませんでしたが、カナタは着任前にその鈴を何とか探そうとします。一方リオは、祭りのメインの祭司役を演じる事になっており・・・水かけ祭りの元になった伝説がここで語られます。なんか凄くジブリっぽい演出w
チラっと映りましたが、この世界の戦車は多脚式のようで・・・ダグラムのクラブガンナーを思い出すのはR35世代w 鈴の音を追って山岳にやって来たカナタは、足場の悪さから崖下の深い川に落ちてしまい・・・そこでカナタが見た物は、首の無い悪魔の化石でした。伝説に登場した悪魔ってのがこれですかな?まぁ何にせよ、服を着たまま、大荷物を背負って岸まで泳いだカナタはかなりの水練達者ですな(^_^; 悲しさ、寂しさから喇叭を吹いたためにリオに気付いてもらえ、何とか救出されたカナタは任地の砦にいました。そこでリオが同じ喇叭手の先輩と知るカナタ。リオは見事なトランペットの腕前を披露します。
一方カナタの喇叭は・・・こりゃ酷い(;´∀`) とまぁ、平和な軍隊というバックボーンの中、カナタと仲間たちの日々を綴る物語・・・といった感じでしょうか。
非常に丁寧に描かれた背景、よく動く動画、可愛いキャラデザと、いきなり今期の最高傑作候補の作品が出て来ましたね(初回でキャプ60枚詰めってのがワタシの高評価の表れです)。 今期はキャプ感想本数を週4本程度に抑えるつもりでいるんですが・・・これはちょっと欠かせないかなw 困ったもんです(ニヤつきながら)。
本日のBGM:ブックマーク ア・ヘッド(『ストライクウィッチーズ』ED)
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