2010/01/23 (土)
スタッフは美琴の事が嫌いなんだろうか・・・? 〜今週の『とある科学の超電磁砲(レールガン)』
この物語、何となくラスボスは(AIMバースト的な物に身体を乗っ取られた)佐天さんのような気がする。
現場で黒妻と会って以来、詰め所に顔を出さなくなった固法先輩を案じて家を訪れる美琴たち。出迎えたルームメイト子ちゃんは不在を伝えますが、美琴たちが黒妻に関して調べている事を知ると部屋に通し・・・。 固法先輩が元ビッグスパイダーの一員だった事を話すルームメイト子ちゃん(この娘一応、柳迫碧美という名があるようです)。驚愕する一同・・・そりゃジャッジメントでレベル3の能力者で真面目な眼鏡っ娘の固法先輩が、ヒネて群れてるアウトロー集団にいたとは。いくら中の人の性格がアレでもねぇw
誰でも壁にぶつかる時がある。それはこの学園都市で誰もが経験する事・・・また佐天さん苛めですね分かりますw しかしそんな過去に思い囚われ、現実の業務から逃げている固法先輩を美琴は「理解出来ない」と否定し・・・あぁ、また挫折を知らずに来た美琴の、他人の痛みを分かってあげられない描写ですか。ちょっとこれを多用すると、美琴が本当に性格悪いように見えるので勘弁願いたい。 そんな美琴の意見にアンチテーゼを提示する涙子・・・またそうやって2人の意見が対立する構図を描くんだから。そんな涙子に美琴が一瞥すると、涙子は慌てて「御坂さんの意見を否定する訳じゃないですから!」とビビっちゃうし・・・。ここの描写は美琴派のワタシとしてはちょっと苦々しい感じです。少なくても禁書目録も含めた原作ではここまで美琴って傲慢な性格じゃなかったはず。J.C.STAFFのオリジナル編による改悪設定ですよこれ。
権威が落ちた偽・黒妻こと蛇谷は、何としても真・黒妻を葬りたいところ。そんな蛇谷にキャパシティダウンの効果について電話をかけてくる謎の人物・・・。能力者に恨みを持つであろうその者の正体は未だ知れず。 そんな折、アンチスキルによるスキルアウトの一斉摘発が行われる事に。メールで全ジャッジメントにもその旨が伝えられ・・・この事態に固法先輩の動きが気になる美琴です。 どうでもいいけど、飾利が見てるPC画面がふたばのトップページに見えたw
やはり黒妻に一斉摘発の事を伝えようとしていた固法先輩。それを咎める美琴には、固法先輩自身の根底にある過去を割り切る事への苦悩はやはり理解出来ず・・・。そこに現れる黒妻は、ビッグスパイダーを作った者の責任として、壊すのも自分で行うと伝えます。そんな黒妻に付いて行こうとする固法先輩に 「今いる所を大切にしろ」 と伝える黒妻。 そんな黒妻の言葉に思う所があったのか、美琴は帰宅後に黒子に相談。やれやれ、人生への達観という点では黒子の方がずっと大人ですな(^_^; 一斉摘発が行われる前、当時の赤い革ジャンを着てジャッジメントの腕章を付けずにビッグスパイダーのアジトに向かおうとする固法先輩。そこに現れた美琴と黒子は、固法先輩に腕章を付け・・・。ビッグスパイダーの美偉ではなく、あくまでジャッジメントとして今の自分で戦え、という事ですな。
自分で作った組織にケリをつけるため、独りで乗り込んでいた黒妻。そこに固法先輩、更に美琴と黒子も現れます。武器と兵隊、それにキャパシティダウンで迎え撃とうとした蛇谷ですが、武器は黒子に、兵隊は黒妻と固法先輩に、そしてキャパシティダウンは美琴の超電磁砲によって粉砕され追い詰められます。最後の手段として、蛇谷は自分の腹に巻いたダイナマイトで脅しますが、そんなのでビビるはずもない黒妻の鉄拳制裁でノックアウト。つーか蛇谷死んでなかった?w それにしても腹にマイト巻いて脅すなんて、『CANAAN』のユンユンみたいな事する人ですね(;´∀`) その後の摘発でスキルアウトの連中は捕縛されましたが、黒妻も暴行傷害罪で固法先輩の手によってお縄となります。つーか美琴の好き勝手は許されるのに、黒妻はダメなんですねぇ・・・。やってる事そんなに変わらないですけど。 最後はムサシノ牛乳ネタで笑って別れる2人・・・美琴たちはきっとムサシノ牛乳飲み始めるんじゃないかとw
といった感じで固法先輩編終了。どうにも美琴の扱いが酷くて納得行かない所はありますが、新たな敵の存在を臭わせる、2クール目冒頭の物語としてはまぁまぁだったんじゃないでしょうか。
次回は・・・ギャグ回っぽい?こういったところでインデックスの出番があったりするんじゃないかな・・・
本日のBGM:シノブ参上!(『ニニンがシノブ伝』OP)
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