2011/09/19 (月)
やっぱり最後は女将さん逝ってしまうんですかね・・・ 〜今週の『花咲くいろは』
ぼんぼり祭り開幕。そしてあのチート能力使いが喜翆荘にやって来る!
祭りの準備もいよいよオーラスに突入。神様が願いを叶えてくれる望み札に海外留学の夢を託す結名・・・イマドキの何も考えてない娘かと思ってた結名ですが、修学旅行の回でちゃんと将来のビジョンを持った最近には珍しい娘って分かって以来、ワタシの中では結名株は上昇しっぱなしです(つーか今やヒロインの中では一番好き)。 その頃喜翆荘では、従業員の能力キャパを超える客数を取ってしまったために案の定てんやわんや。しかしこの壁を乗り越える事こそ、スイさんとの戦いに勝つ事に繋がると皆が意地になっており・・・結名から託された望み札を持ち帰った緒花ですが「それどころではない」と相手にもしてもらえず。そんな今の喜翆荘の空気を危惧する緒花。豆爺だけがちゃんと空気読んでるのが流石ですな。 スイさん派とされてしまっている緒花に「女将さんの肩持つの辞めな」と突っかかって来るみんち・・・性格悪っ! みんちにとって、喜翆荘が無くなる事は自分の居場所が無くなる事と同義。切羽詰っているとは言え、だからって緒花に当たるのは筋違いもいいとこだわな。
緊急非常体制のために緒花たちの部屋に泊まり込む菜子。しかし睡眠時間は4時間を切っており、ガールズトークに花を咲かせる暇もなく・・・つーかこの部屋で空気悪くしてるのはみんちだけですけど。 翌朝、散歩中の緒花は出勤して来た徹と遭遇。こんな時、これまでの緒花ならば先頭を切って張り切っていたはずなのに、緒花は変わってしまったと言う徹。つーか明らかに変わってしまったのは反女将さん連合の面々ですけどね。 各部屋に朝食を届ける余裕が無いため、大広間でのバイキング形式を取ったエニシング。食事自体は好評なものの、やはり部屋でのんびり食事をしたかったという常連客の声もあって悩む緒花。また、エニシングは螺旋階段に地元の画家の絵を掛けたりと新たな喜翆荘カラーを出そうと張り切っていますが・・・変わる事イコール伝統の否定と勘違いしてませんかねこの人。 そんな中、緒花は孝ちゃんが泊まりに来る事情を今更のようにスイさんに相談。当然部屋なんて余ってない状態ですが、スイさんこの(は自分の)部屋に泊めてあげなさいと了承・・・孝ちゃんとスイさん一緒に寝るの?(違) 優しく、話が分かるスイさんに違和感を感じる緒花ですが・・・
お疲れモードのみんちは授業にウトウトしてしまって思わず徹さんの名を・・・そんなみんちを気遣う緒花ですが、女将さん派の緒花に対して冷たくあしらわれてしまいます。そんなみんちの行動を「緒花が女将さん派に付いて不貞腐れてる」と評する結名。喜翆荘にいないのにちゃんと分かってるのが流石です。 女将さんに勝つ、という目的だけが先走ってギスギスしている喜翆荘では、些細な事から巴さんと蓮さんが口論に。やれやれ、気の早い夫婦喧嘩かw それを止めに入ったエニシングも大声を張り上げ、その場の空気の悪さに胸を痛める緒花と菜子・・・ 菜子は緒花を問い詰めてスイさんの本心を聞き出します。しかしそれを聴いた菜子は、それは自分で(先頭を)走る事の出来る人の独り善がりだ、と言います。(先頭を)走れなくて、付いて行く事しか出来ない人の事を考えていないと・・・それを影でこっそり聴くスイさん。 願い札を書く余裕も無い喜翆荘の内情を知って、喝を入れに行こうとした結名ですが、そこで思わぬトラブルが。巴さんが階段から落ちて右足を捻ってしまいます。つーか巴さんの脚を診る豆爺の絵面が、どう見ても助産婦さんな罠wwwww
組合の方も手一杯でお手伝いさんなんて到底回せない状態。巴さんはまともに歩く事も出来ない身体で、それでも「女将さんに勝つために働く」と言い・・・そんな状況で遂にプッツン(死語)したのはやはり菜子。こんなの私が好きだった喜翆荘じゃない、私の喜翆荘を返して!・・・言うようになったなぁなこち。緒花と話すらまともに出来なかった序盤の菜子はどこへ行った。 そんな修羅場に現れた大ボス・スイさんは、自分が巴に代わって仲居をすると言います。更にここで究極の助っ人・皐月が旅館に遊びに来ます。泊めてくれる代わりに働いても良いと言う皐月・・・しかしエニシングは、スイさんや皐月に手伝ってもらったら、勝負に勝つ事にならない!と言い出し・・・あぁ、この人本当に経営者としての才覚ゼロなんだなぁ、と思った矢先にエニシングを引っぱたく崇子・・・初めてこの人と気持ちがシンクロした気がします。この非常時、自分の意地よりも優先すべき物がある。崇子も映画事件を経て人間的に成長したようですね。 仲居の大ベテランのスイさん、それに旅館業全般何でもこなせるチート能力を持つ皐月の参戦で、何とか顧客対応の目処が立った喜翆荘。巴さんも歩けない分、洗い物や掃除などで自分の出来る事をこなします。そして「あー、スタッフはこの絵が描きたかったんだろうなぁ」という、母娘三代による給仕姿・・・皐月がこのまま戻って来るとも思えませんけどね。そして勤務中のスイさんの体調が芳しくない描写もあり、一抹の不安を残します。 何とか仕事をこなしきった従業員に対し、ぼんぼり祭りへの参加を促すスイさん・・・高台に建つ喜翆荘から観えるその光景は非常に幻想的な物でした。つーかこれ、本当にモデルになった石川県湯涌温泉のPRとしては最高ですよね。アニメを通じて本当にぼんぼり祭りも行われる事になったようですし。
次回はいよいよ最終回。今回全く出番のなかった孝ちゃんとの結末は、スイさんの思惑、そして体調は、そして徹とみんちの恋の行方は・・・ いっそ最後に喜翆荘爆破炎上くらいの予想外の締め方で度肝を抜いてもらいたいもんですが(ぇー
本日のBGM:Shining☆Days(『舞-HiME』OP)
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