2013/03/29 (金)
ビビパンはどこでボタンを掛け間違えたんだろうな・・・でもこの締めなら続編は作り易いかな 〜『ビビッドレッド・オペレーション』最終回
第2話のように、もうちょっと国防軍にも見せ場があればなぁ・・・。
さて、れいを飲み込んだ(言葉のままの意味でw)カラスは、巨大アローンとなってあかねたちの前に立ちはだかります。 れいの矢の力をも取り込んだカラスの力は絶大で、国防軍はF-22もこんごう型イージス艦も全く歯が立たず。そんな自分を「彼ら(始まりと終わりに存在するもの)を超えた絶対的存在」と誇るカラス・・・どうにも大きな力を得た小者の台詞感が半端ねぇw つーか今更れいの矢の力に歓喜する辺り、れいに矢の力を与えたのはコイツではないんですかね?まさに「代弁者」でしかなく、しかもその言葉を湾曲し、自分の都合の良い様に改変していたようにしか思えません。最後までその真意が謎だったストパンのネウロイに比べると、このカラスは敵としての魅力におおいに欠けると言わざるを得ません。どっちかと言うとプリキュアの敵幹部みたいな感じですなぁ。 それでも一色博士の解析によると、アローン化したカラスはビビッドチームでも倒す事が不可能な膨大なエネルギーを所有しており・・・
倒す事が出来ないと言われた難敵の存在に戦慄するあかねたちですが、そこに一色博士の解析により、カラスの中でまだれいが生きている事が確認されます。意識を取り戻したれいは、自分の矢を奪ったカラスを責めますが、カラスはれいに面白い物を見せると告げると空へ舞い上がります。あかねたちに地球の破壊を示唆しながら・・・ 何もする事が出来ないあかねたち。しかしここで国防軍のF-35の大編隊が上空に現れ、上昇を続けるカラスに向けて大量の空対空ミサイルを放ちます。そのミサイルには“SGE”の文字が・・・! 一発でも地球環境に深刻なダメージを与えるというSGE弾頭を大量に浴びるカラス。その爆発は空の色を一瞬にして変えるほどの破壊力を示します。 つーか成層圏にまで達する程の破壊力では、地表にいるあかねたちも無事では済まないだろ常考・・・
しかし!カラスは全くの無傷!あかねたちのいる地表も全くの無傷!w あかねたちの世界が終わりを迎えようとしている事に激しく悔いるれい。しかしあかねは「れいちゃんのところへ行く!」とまだ諦めません。その無謀さを諭す一色博士と紫条さんですが、ここであおい・わかば・ひまわりがあかねと共に立つ事を告げます。これまでも皆で不可能を可能にして来た、自分たちの友情パワーならば・・・。うーん、この根拠のない精神論こそ、まさにプリキュアな発想なんだよなぁ。 自らの負のエネルギーと示現エンジンのプラスエネルギーを飽和させて地球を破壊しようとするカラス。その向かう先は当然ブルーアイランド。 示現エンジンの前には空母を主軸とした米打撃艦隊が控えますが、示現エンジンからエネルギーを吸い出したカラスによってエネルギーの供給が切れた艦隊は行動不能に陥り、艦載機群もまた次々と墜落してしまいます・・・高村監督作品なんだし、最終回くらい少しは軍にも見せ場を作って欲しかったなぁ。
自分のいた世界が戻らないなら、せめて自分を友だちと呼んでくれた人たちのいるこの世界を壊さないで欲しい、と言うれいの願いは聴き入れられる事はなく・・・しかしそこに現れるビビッドチーム。示現エンジンから直接エネルギーの供給を受けるパレットスーツも耐用時間は限られている中、速攻で勝負を決めようとするあかねたち。 まずは最大の火力と攻撃力を持つビビッドイエローにドッキングしたあかねとひまわりが、ビビッドコライダーでカラスの攻撃を受け止めつつその高火力で反撃・・・おいおい、カラスの中にれいがいるってのに全く手加減しないのねw カラスにダメージを与えたものの、ここでドッキングか解けてエネルギー切れとなったひまわりは墜落して戦線離脱。つーかこのまま海面に叩き付けられて死亡とかの展開は心配しなくていいのか?w ひまわりの後を受けて、続いてはわかばがあかねとドッキング。ビビッドグリーンはビビッドブレードをかざして、瞬間移動を駆使してカラスに接近して斬撃をヒットさせます。しかしここでも早々にわかばがエネルギー切れ・・・
あかねとあおいに全てを託して戦線離脱のわかば。あぁ、また仲間の一人が生命を散らして行く・・・(死にません) 最後は勿論お約束のあかね×あおいによるビビッドブルー。ビビッドインパクトでれいのいるカラスのコア部分に強烈な一撃をヒットさせ・・・だかられい死んじゃわないその攻撃? コアに亀裂を入れた所で合体が解け、やはり墜落・戦線離脱のあおい・・・その最期は満足そうな笑みを浮かべています(だから死にませんって)。 3人の仲間の尊い犠牲を払いながら(だから(ry)、遂にカラスのコア内部に突入するあかね。二人が差し伸べた手が重なる瞬間、それを阻もうと現れる巨大なカラスの目。しかしその瞬間、あかねとれいは突如発生した光に包まれて・・・
なんとここであかねとれいが全裸合体!ビビッドブラック・・・?いや、その赤い装束はまさにビビッドレッド!ビビッドレッド誕生の輝きに、宇宙創世の光を観るカラス・・・宇宙創世の光ってこの程度のもんだったのか?w パンツ丸出しスジくっきりの露出狂的な下半身と対照的な、いかにも戦闘的な上半身のビビッドレッドのデザインは正直嫌いじゃないです。そんなビビッドレッドは一度成層圏の彼方まで上昇し、そのままこぶしを振り下ろし・・・。ビビッドレッドの必殺技は、なんと成層圏からの急降下で加速を付けたアンパーンチwww
俺の拳が真っ赤に燃える!(←お約束) 宇宙規模の能力を誇示していたカラスですが、その最期はなんとグーパン一発w 何という口だけボスキャラ・・・ カラスを倒し、無事にれいを助けだしたあかね。示現エンジンの上に降り立ったあかねとれいはあおいたちと勝利に湧き・・・その上空に突如現れる「∞」。この∞こそ一色博士にアローンの存在を示した、カラスの言う「始まりと終わりに存在するもの」。 しかし∞はカラスのように主観に基づいた悪意で人類を判断せず、その試練を乗り越えた事を認めた上でれいのいた世界もまた復元させるのでした。 ∞こそ宇宙を統べる神そのものなのね・・・つーかこういう存在って言わば何でも許されるJOKERなので、物語を解決する手段として用いるのはちょっと安直過ぎるように思います。ねぇ、脚本の吉野弘幸さん?
突如現れたどこでもドアを通って(ここ笑うとこw)、元の世界へ帰って行くれい。あかねに自分のしていたマフラーを巻き(夏なのに迷惑だろうな・・・)、別れの言葉は言わず、再会を期してドアの向こうに消えて行きます。 どうでもいいけど、残りの矢の本数とか全然関係なかったのね・・・。
エピローグではその後のあかねたちの生活が描かれて行きます・・・って、一色博士、人間に戻ってるしwww そしてあかねたちの母親も無事退院出来たようです。 そして―――いつものように自作の歌を唄いながら新聞配達をするあかね。相変わらず『BLOOD-C』の守れない小夜さんと似た精神構造です。 そんなあかねの前に1羽のインコが現れます。トリィ!(違) そのインコはあかねの元から埠頭の先にいる少女へと飛んで行き・・・そこに見知った少女の姿を観たあかねの表情は弾み、物語は終幕を迎えます。
うーん、面白かった!最高だった!・・・とは残念ながら言えないラストになってしまったなぁ。ストパン2期の最終回の時に感じた残念感(1期は見事な締めだったけど、2期はちょっと強引な印象が残ったのです)が、更に強く出てしまった感じ。特にカラスの小者感、安直な「神」による解決、そして勢いと根性と友情で何とかしてしまう展開・・・エロスを加えた「大人のプリキュア」ってのが、作品全体の最終的な印象です。 キャラクターは文句無しに可愛かったです。特にあおいは今期最強ヒロインの1人である事は疑いありませんし。メカ描写も素晴らしかった・・・んですが、第2話を除くと単なるやられ役でしかなかったのが残念極まりないです。高村監督なればこそ、ビビッドチームとの共闘展開をもっと描いて欲しかった。 期待度が高かった作品だけにどうしても不満が出てしまう締めでしたが、全体的なレベルはまずまずだったと思いますし、ぜひ第2期でリベンジして欲しいと思える作品でした。
本日のBGM:フレンズ(『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』OP)
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