2013/03/18 (月)
我々は待ったのだ!2ヶ月半という時間を!!この日のために!!!そしてその雌伏の時間は正当に報われる事となったのだ!!!! 〜『ガールズ&パンツァー』第11話
待望という言葉はまさにこの瞬間のためにあった、ガルパン第11話がようやく放送されました( ノД`)
さて、物語は戦車道全国大会決勝戦劈頭。アルデンヌを彷彿とさせる森の中から突如奇襲を掛けてきた黒森峰のスーパー戦車部隊の攻撃を受け、大洗女子はいきなり新鮮力のアリクイさんチーム(三式中戦車)を失います。あぁ、貴重な75ミリ砲の火力が・・・どうせやられるなら戦力にならない八九式の方を(酷 三式中戦車を一撃で破壊したのは第二次大戦最強の戦車との呼び声も高いケーニヒスティーガー。その主砲は長砲身43口径の88ミリ砲で、36口径のティーガーをも上回る破壊力を持っています。しかも黒森峰はそのケーニヒスティーガーを2輛所有しているようで・・・前面装甲180ミリ(ちなみにあんこうさんチームのW号は50ミリ)のこの怪物とどうやって戦うのか。見ものです。 アリクイさんチームを失ったみほは、ここで「もくもく作戦」を指示。その名の通り煙幕を張っての目眩ましのようですが・・・ちなみにここで全車輌に指示が行き渡る描写で、カット割りでそれぞれの戦車内の様子を挿み込みます。たっぷり時間を掛けて作る事が出来たからこそ、こういう一手間が掛けられているんですね。流石。
煙幕を張った理由は目眩ましの他にも、相手に無駄弾を撃たせる魂胆もあったようですが、まほはその手に乗らず・・・大口径砲を搭載している黒森峰のドイツ重戦車には、搭載砲弾数が多くないという弱点がありますからね。悔しいエリカはケーニヒスティーガーの同軸機銃を無駄に放って憂さ晴らしです。 大洗女子の向かう先には急な坂道がある。機動力に欠けるレオポンさんチームのポルシェティーガーだと登坂に梃子摺るはず・・・と読んだまほですが、みほは何とこのポルシェティーガーを他の全車輌で牽引して登坂するという荒業を披露。観戦するダージリンさんも思わず感心する作戦です。 これで一気に黒森峰との距離を広げられた大洗女子。続いてみほが出した作戦は「パラリラ作戦」・・・八九式とルノーB1bisが暴走族のように蛇行運転しながら広範囲に煙幕を展開する事により、大洗女子チームの動きを完全に悟らせないこの作戦。みほはこの間に黒森峰の迎撃に少しでも有利になる地に自軍を配する作戦のようです。
そして・・・この間にカメさんチームのヘッツァーが本体から離脱して、その機動力を活かした遊撃隊として侵攻する黒森峰の側面に伏兵として現れます。高速力・高火力、そして射撃の天才である杏会長のパッケージングであるヘッツァーにはまさにうってつけの任務です。 ヤークトパンターとパンター、各1輛の履帯の破壊に成功したヘッツァー(狙おうと思えばフラッグ車のまほのティーガーも狙えたはずですが…)。発見されたら即トンズラするのも遊撃隊の任務です。素晴らしい! カメさんチームの活躍もあって、堅牢な陣地に各車輌を配備する事が出来たみほ。これにはまほも一瞬侵攻の足を止めざるを得ないものの、その数と火力に物を言わせた包囲殲滅戦を企図。それに対してみほは冷静に火力を集中して1輛1輛確実に破壊する事に重点を置きます。戦車にとって最大の弱点と呼べる上面装甲を高台から狙われた黒森峰は、更にパンター1輛とラング1輛を失います。「ラングってどれ?」「ヘッツァーのお兄ちゃんみたいなの!」って会話にクソワロタwww この戦局に、まほは黒森峰で最強の装甲と火力を持つヤークトティーガーを前面に押し出して盾とする作戦を行います。前面装甲なんと250ミリ、主砲は44口径128ミリ砲というバケモノ重戦車(故に77輛しか生産出来なかった)ヤークトティーガーに対して全く無力な大洗女子の各車輌。ここで戦局は逆転し、黒森峰の火力が圧倒的な破壊力を示し始めます。
この戦況をマルタ大包囲戦に例えるエルヴィンとカエサル。どっちかっつーと三國志の街亭の戦いじゃないかなw 大洗女子本隊の危機を観た遊撃隊のヘッツァーは、ここでみほと連絡を取って「おちょくり作戦」を発動。作戦ポイントに向かうヘッツァーは、ここで先程履帯を破壊したヤークトパンターが修理を終えて黒森峰本隊に合流を急ぐのを発見し、これを背後から捉えて再び履帯を破壊。強力な43口径88ミリ砲を持つヤークトパンターですが、砲塔が旋回しないのがここで欠点として現れてしまいますね。 おちょくり作戦の内容、それは黒森峰の包囲網の戦列にヘッツァーもこっそり加わってしまうという大胆なもの。大火力を誇る相手には敢えて内部に突っ込んだ方が安全、とは杏会長が手にしているマニュアルに記してあるようですが・・・その本、アキバの本屋で観たことあるぞw 外見がラングに似てるとはいえ、いつの間にか自陣に敵戦車が紛れ込んでいた黒森峰は大混乱に陥ります。ヘッツァーの活躍はまさに太平洋戦争・第3次ソロモン海戦の駆逐艦『夕立』そのもの。その混乱を観て防戦一方だった大洗女子本隊も反撃を開始しラング1輛を破壊。更に重装甲を誇るポルシェティーガーを先頭にして、包囲された丘陵陣地を放棄する一点突破脱出作戦を開始します。みほの戦術立案はまさに孔明か張良か!
更に最後尾のルノーB1bisが煙幕を張ることで完全に包囲突破に成功した大洗女子。つーかここまで指揮官としてまほのいいとこ全く無し・・・西住流後継者の名が泣くぞこれじゃw 再び逃走モードに入る大洗女子ですが、足回りに不安を抱えるポルシェティーガーのエンジンがぐずり始めます。これを走行しながら直してしまうレオポンさんチーム・・・さすがは自動車部です。 おちょくられまくって怒り心頭のエリカはケーニヒスティーガーを駆って猛追するも、ここで履帯が切れるアクシデントに見舞われてしまいます。ドイツの重戦車最大の欠点はその重さ故の足回りの弱さ・・・逃げ回って戦場を駆けずり回るみほの作戦は、何気に相手の足回りにも負担を強いています。強力な黒森峰の戦車に対抗するため、その弱点をとことん突こうとするみほの作戦は見事過ぎるとしか言い様がありません。戦前「大洗女子の戦力では100%勝てっこない」とネットでも盛り上がってましたが、我々の想像を戦術で超えてみせたみほは、まさに軍神そのものです。 そんな大洗女子の前に現れたのは流れが急な河。下流側に重いポルシェティーガーを配して、軽い戦車が流された時のストッパーにする作戦で渡河を開始しますが、ここでウサギさんチームのM3リーがエンスト。どうやってもエンジンがイグニッションされない状態に陥り、しかも河の急な流れに横転の危機も加わります。 みほの脳裏を過る、昨年の決勝戦での出来事・・・海に落ちた味方の戦車を救ったために、自分のフラッグ車を破壊されてしまった思い出。 迷いを見せるみほの背中を押したのは沙織でした。それは1年前、みほが取った行動は間違いじゃなかった事を皆が認めるものでした。
前進する事よりも、仲間を救う事を優先したみほの戦車道。それが正しい事を証明するためにも勝たねばならない・・・沙織・華・優花里・麻子は決意を新たにします。このシーンのキャプチャが優花里ばかりなのは私の趣味なので気にすんなw ここでみほは何と八艘飛びによってウサギさんチームのM3リーに飛び乗るという超人技を披露。オリンピック級の跳躍力ですよこれw そんなみほの戦車道を見詰めるしほ母さんは何を思うか・・・ 本来は自分たちを見捨てて逃げる場面なのに、わざわざ隊長自ら助けに来てくれた事に感動する1年生チーム。傾いた車体を戻し、他の車輌でM3リーの牽引を開始する大洗女子。背後に黒森峰の部隊が迫る中の必死の渡河作戦です。こういう時、砲塔を後ろに向けて反撃出来ないV突は悔しいですなw
牽引中にM3リーのエンジンが復活し、黒森峰の射程範囲に入る直前に何とか渡河を終えた大洗女子。その後は森林地帯を抜け、一本の石橋に差し掛かります。これを1輛ずつ通り抜ける大洗女子ですが、最後に渡ったポルシェティーガーはわざと荒い運転で石橋にダメージを与えてこれを崩落させ、黒森峰の追撃を更に遅らせる事に成功。その状況を逐一本隊に報告する黒森峰の斥候役のV号戦車・・・あ、こんな弱小車輌でも今年も一応ラインナップされてるのか。まぁ速力はそこそこあるし、斥候としては調度良いのかな。 森林地帯を抜けたみほは、市街地戦を企図して団地群に向かいます。そこで先程のV号戦車を発見するみほ。前面装甲37ミリのコイツなら倒せる!と踏んだみほはこれを追って団地群に侵入・・・しかしこのV号の動きはどう見ても誘い込んでいるようにしか観えません。プラウダ戦の教訓が為されてませんな、西住殿。 そして遂にV号を追う大洗女子の前に、私が第10.5話放送時に予言したヤツが姿を現します!
超重戦車マウス!!!!!正直、「これ出したらチート過ぎるかなー」と思ってたバケモノ中のバケモノ戦車です。速度こそ時速20kmと鈍重ながら、44口径128ミリ砲と44口径75ミリ砲の2門の砲を持ち、前面装甲240ミリ、総重量188トンのまさに怪物。その超大型・超重量の車体のために2輛しか生産されず、1輌は実験場から出撃する機会のないまま侵攻して来たソ連軍に捕獲され(現在もモスクワ郊外の戦車博物館に展示されています)、出撃したもう1輛は僅か14km進んだ先で足回りの故障で行動不能になり爆破処分されたという、史実では全く脅威にならなかったドイツの秘密兵器w つーかマウスを観た時の優花里の表情の変化が実に面白い。最強の戦車を前にして勝利への道が閉ざされる音を聴く絶望感と、戦車マニアとして伝説の最強戦車が目の前で動いている感動による高揚感とが混じり合ったその表情や良し。 至近弾だけでヘッツァーの車軸を動かせるその凶悪な128ミリ砲(実は前述のヤークトティーガーも同じ砲を積んでるんですけどね)を前に、全車輌撤退を指示するみほ。しかしカモさんチームのルノーB1bisがこれに果敢に立ち向かい・・・ルノーの75ミリ砲程度ではビクともしないマウスの前面装甲に攻撃を弾かれたルノーは、次の瞬間128ミリ砲の直撃を受けて瞬殺。つーかこれ、中の人グチャグチャになるだろ普通・・・ カモさんチームの仇を討たんとしたV突ですら、マウスの前には全く歯が立たず反撃を受けて横転。あっと言う間に2輌を失った大洗女子、そしてその背後にはパンツァーカイルを組んで進撃する黒森峰の本隊・・・まさに戦況は絶望的です。
相変わらずキャスト欄が凄いことになってるEDは、W号G型(シュルツェン付きH型仕様)が登場です。 さて、次週遂に最終回を迎える本作・・・果たしてみほはどうやってマウスを攻略するのか。つーかマウスはフラッグ車じゃないから、無理に倒す必要はないんですけどね(マウスをフラッグ車にされてれば無敵だったんじゃね?とも思いますが)。 つーかこの最終局面まで八九式がまだ生き残ってるのが奇跡的と言いますか・・・しかもここまで全く見せ場も無かったので、最後は何かトンでも無い活躍を見せてくれるような予感もしますw
本日のBGM:咆筺のメシア(『Robotics;Notes』OP)
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