2013/03/31 (日)
最後は歌が戦争を止めるマクロス展開、そして智恵理と凪沙がシェリルとランカに被って観えるのは狙い通り? 〜『AKB0048 next stage』最終回
どうやら智恵理の父の死は無駄死にだったっぽい・・・
DESのプロパガンダによって0048憎しの念を植え付けられたアキバスターの住民によって、選抜メンバーによる凱旋ライブは散々な結果となり、さえのように心が折れかけるメンバーも。更にこの映像が、民衆を支配下に置く0048がDES軍によって駆逐されているかのように脚色されて前宇宙に放送され・・・ それでもこれまで優しく自分たちを受け入れてくれたアキバスターの人たちの心に再び歌を届けるため、研究生たちは心をひとつにしてアキバスターに降り立ちます。民衆からは「帰れ」コールが鳴り響く中、始まった研究生ステージですが・・・
ファンの人たちに歌を届けたい、という強い思いからキララが強く輝き始めた研究生たちに、次第に民衆の「帰れ」コールが静まって行きます。ここで1枚ずつ脱ぎ始めたら更に強い一体感が(コラ 研究生たちのステージの唄声は、ゆうこが囚われている時空の狭間にも届きます。そこであっちゃんと再会を果たすゆうこ・・・ あっちゃんは消えたセンターノヴァたちは、宇宙から芸能の火を消さないために先聖センセイの意志でDESの手が及ばないこの場所に集められて人々の心に向かって唄い続けていた・・・トップアイドルたちの拉致監禁とはなかなかにエグい事するな、秋元康じゃなくて先聖センセイ。高井麻巳子だけじゃ不満か?(今だ根に持ってる) ゆうこは現世で唄い続けて、人々の心から芸能の火が消えるのを防いで欲しいと告げるあっちゃんに対し、憧れのあっちゃんと一緒に唄い続けたかったと本音を語るゆうこ。そんなゆうこに「前田敦子はちゃんといる」と応えるあっちゃん・・・これは14代目誕生フラグ!
一時的に収まったアンチの勢いですが、すぐに裏切り者への怒りの声は再び膨らみます。アキバスターから一時撤退を余儀なくされた事を全員で謝ってもその声はむしろ大きく鳴り響き・・・ その時、凪沙が皆の前に出て「話を聴いて欲しい」と叫びますが、それに対してアンチは物を投げ付け凪沙の顔面にもヒット。顔は止めなよ、ボディ、ボディ(←R40なネタ) それでも凪沙はくじけず、民衆に訴えかけます。 「私たちの事は嫌いになっても、歌や芸能の事を嫌いにならないで下さい!」 うはwwwww公式であの言葉をネタにしちまったよwwwww そんな凪沙の姿に、13代目あっちゃんの姿が浮かび上がる民衆・・・うん、TVの前の俺らも浮かび上がったぞw そして凪沙は突然高熱を出して倒れ込んでしまいます。これは襲名熱・・・やはり凪沙=14代目前田敦子で確定のようです。 動揺する民衆の前で再び唄い始める研究生たち。そこにDES軍が襲来しますが、その時天空にセンターノヴァのゲートが現れ・・・
ゆうこ復活!!!あっちゃんから今の世界の芸能の火を燃やし続ける事を託されたゆうこは、その旨をツバサさんに告げつつ、これまでのアキバスターでの想い出を市街地に投射するように指示。それによって徐々に氷解して行く民衆の怒り、そして触れ合えるアイドルとしての本領であるハイタッチを行う研究生たち。 そんな中、完全にあっちゃんとしての輝きを得た凪沙は、顔付きまであっちゃんのように・・・いや、各パーツがセンターに寄るって意味ではなく。 凪沙が次代あっちゃんと認めた民衆は完全に洗脳から溶けあっちゃんコールを連呼。ちょろいなお前らw この状況に力で介入しようとするDESは、衛星軌道上から戦艦によるライブ会場への突入を試みます。 ・・・どうでもいいけどこの艦長、マクロスFのジェフリー艦長に似てるなw(ちなみに中の人は本作では凪沙の父を演じてたり)
DES軍の攻撃は激しくなり、フライングゲットも被弾。多数のDES戦闘メカの出現によって0048メンバーは戦闘モードに突入します。 そんな中、鈴子がDES軍の兵士によってレイプ寸前に・・・ぬぉっ!アイドルアニメでここまでやるか! しかし直後に駆け付けた智恵理によって倒された兵士は、父をDESに殺された事もあって怒りに身を任せた智恵理に殺されそうになるも、我に返った智恵理はなんとここでその兵士に向かって唄いかけるのでした。この時の智恵理はちょっと狂信者めいていて怖かった・・・ 更に唄い続ける0048メンバーですが今度は友歌が撃墜され、護がその身を呈して友歌を受け止めます。再会した二人はそのまま惹かれ合い、抱擁&キス・・・に至る直前で自分がアイドルである事を思い出す友歌。それを理解する護もまた、そんな友歌をそのまま見送るのでした。まぁ手出したら友歌が坊主にされちゃうもんな! これまで自分たちを支えてくれた人たちの事を想いながら唄い続けるメンバーたち・・・うん、やっぱヒガシノ二等兵の印象は強い。
銃口を向けるDES軍兵士にその身を晒し、笑顔で唄いながら近付く智恵理・・・やっぱこえーよw でもこんな描写、どっかで観たような気が・・・と思ったら、最初の劇場版エヴァでネルフの人たちが大量発生した綾波によって生命のスープにされる所だw DESの人たちも本当は戦いなんて望んでいない、と演説を始める智恵理。そしてうなだれる兵士の手を握った智恵理は、恍惚の表情と共に眩しい光に包まれ・・・なんと智恵理はアヘ顔のままセンターノヴァと化すのでした。 その光を狙ってステージに突入して来たDESの戦艦。多数の無人機を出撃させながら、センターノヴァとなった智恵理の回収または抹殺を試みます。初代OP『希望について』を唄いながらこれを迎え撃つ0048・・・智恵理は凪沙と共に戦艦に向かい、心の扉を開けてみせようとします。そんな二人を狙い撃つ戦艦の主砲・・・しかしファンの心と一つになった二人は、アキバスターのデュアリウムの効果もあってこの攻撃を受け止めつつ、智恵理はそのまま艦橋へと突入し・・・
だからこえーよそれw 艦長の戦闘意欲を奪った智恵理(ちびったか?w)。DES軍は次々と撤退して行き、遂にアキバスター奪還を成し遂げた0048です。つーかこの戦闘シーン最後の智恵理と凪沙は、どう観てもマクロスF最終回のシェリルとランカですw 名も無きファンたちの輝きが星となり、それが繋がって幾つもの星座となって行く中、凪沙の14代目前田敦子襲名を祝う智恵理。凪沙もまた智恵理のセンターノヴァを祝いつつ、自分もいつかその座を射止めてみせると懲りずにライバル宣言です。 そして―――凪沙のあっちゃん襲名&智恵理のセンターノヴァを祝うライブで物語は大団円。DESとの戦いがまだ続く中、唄い続ける0048・・・。新たなツートップとなった智恵理&凪沙ばかりがクローズアップされてますが、準センターノヴァとも言えるゆうこの活躍ももうちょっと描いて欲しい締めでした。
内容としては「アイドル寄りのマクロス」といった感じだったAKB0048。河森正治監督がその本領を発揮した事もあり、AKBアレルギーで観てなかった人(これが自分の周りにも結構いるんだな)は勿体無かったと思いますよ。 分割2クールで描かれた本作・・・内容的には続編がまだ作れそうな締め方でしたけど、肝心のAKB48の人気がいつまで保てるかが問題ですかねw
本日のBGM:ライオン(『マクロスF』OP)
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