2016/06/05 (日)
当たり前だけど、負ける馬を当てるよりも勝つ馬を当てる方が大事なんだよね。
安田記念(府中芝1600m、GT)
ちょいと荒れる事で知られる春のマイル王決定戦ですが、今はマイル界には絶対王者・モーリスが君臨していてこの牙城はまだ崩れそうにありません。今回も単勝1.7倍と圧倒的な人気を得ていて、この馬が出て来るなら勝ち目は無いと、頭数も12頭しか揃いませんでした。
しかし・・・今回はこの絶対王者に不安点アリと見ました。それは前走の香港チャンピオンズマイルから僅か1ヶ月しか間隔が開いていないという点と(香港は飛行機で4時間ちょっとと距離は近いものの、帰国後の検疫とかでかなりの時間を浪費します)、鞍上が未だ日本で重賞未勝利のベリー騎手という点。日本に来て170回もの騎乗機会があって良い馬にも乗せてもらっているのに重賞を勝てないのは、やはり日本の競馬と合わないのかな?とちょっと思ってたり。
他にも、ディープインパクト産駒の成績はあまり良くない、7歳以上は殆ど来ない、近年の香港馬は好走しない・・・など、実は意外と有力馬でも切れる要素があるこのレース。そういった法則から上位人気馬を削って行くと、ある1頭に辿り着きます。
◎ロサギガンティア。府中マイルならこの馬かな、と。フジキセキ産駒、藤沢和雄厩舎というのもこの条件に強いですし、デムーロもライバルのルメールが土曜日のレースで骨折してしまって不在という好機を密かに狙っているはずです。
相手筆頭はやはりモーリス(でもベリー騎手のせいで勝てないような)。そして同じフジキセキ産駒のイスラボニータ。ヒモでは昨年人気薄で3着に入ったクラレント、そしてダービー優勝→昨日の鳴尾記念をレコード勝利とノリにノっている川田騎手のサトノアラジンまで。
人気で切ったのは2番人気のリアルスティール。ディープインパクト産駒、ムーア→福永への騎手変更、海外遠征帰りと危険な臭いがプンプンです。あとは6番人気のフィエロも7歳という事で今回は切りで。
馬券は・・・ここはロサギガンティアからのワイドで4点流し。あわよくば2点獲りを狙います。荒れるGTなので、ヘンな馬が突っ込んで来ても1点獲りは確保しよう、と。
結果・・・
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勝ったのはなんとロゴタイプ!田辺騎手が逃げて人気薄を残らせるのは、実は昨年のこのレースでもクラレントで見せた得意技。しかし今回はこの馬で勝たせる所まで昇華させるとは。
圧倒的人気ながら、恐らく「ベリー騎手だから」勝てなかったモーリスが2着。7歳×ディープインパクト産駒×ルメール→内田騎手への乗り替わりで評価を下げたフィエロが3着。狙ったロサギガンティアはレース前の発汗が多かった上、見事に出遅れて見せ場なく9着・・・。そして「危険な人気馬」と判断したリアルスティールはブービーと大惨敗。
ちなみに今日は6月5日。6・5・・・5枠6番の「ロゴ」タイプとか、こんなサイン気付かねーよw
本日のBGM:PUNCH☆MIND☆HAPPINESS(『あんハピ♪』OP)
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