2011/04/15 (金)
4月期新作アニメ第17弾『緋弾のアリア』 & 18弾『電波女と青春男』 & 19弾『[ C ] THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 & 20弾『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
遂に始まってしまった木曜深夜の地獄のアニメロード。24:45〜27:30の3時間弱の間に、関東圏では地上波だけで『緋弾のアリア』『電波女と青春男』『[ C ] THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『まりあ†ほりっく あらいぶ』『続・夏目友人帳(再)』『探偵オペラミルキィホームズ(再)』『星空へ架かる橋』『STEINS;GATE』『そふてにっ』『Starry☆Sky』の11本が重なる混沌の時間帯となっています。 当然視聴作品を絞って行かないと見切れる訳がないのですが・・・この中から今晩放送開始の4本をレビューして行きます。
まずは『緋弾のアリア』。実はMc.さん的に今期一番の期待作だったりします。原作はMF文庫J刊のラノベ。既刊9巻でもうすぐ200万部に届く勢いの人気で、アニメ化されていない最後の大物ラノベとも一部では言われていました。その後コミカライズ、ネットラジオ化もされ、満を持して今回のアニメ化と相成りました。 制作はご存知J.C.STAFF、監督は『灼眼のシャナ』シリーズや『スレイヤーズ』シリーズ、近年だと『いちばんうしろの大魔王』『フリージング』で知られる渡部高志氏です。まぁ鉄板ですな。
こうなると勿論、ヒロインの神崎・H・アリアを演じるのは釘宮理恵しかいないでしょう!w 久々の戦うツンデレつるぺた少女役です。 アバン・・・乗っている自転車に爆弾を仕掛けられ、止めても速度を落としても爆発するという絶体絶命の主人公・遠山キンジ(CV:間島淳司・・・『とらドラ!』コンビ再び!)が、マシンガン装備の無人セグウェイに追われるといういきなりなシチュ。そこにビルから飛び降りて来て、キンジの危機を救う謎の少女・・・掴みはバッチリです!(ナイスな胸キャッチ的な意味でも) OPはMay'nの新曲『Scarlet Ballet』。これがなかなかワタシ好み!今期新作のOPでは頭ひとつ抜けた感じです。
時間軸は事件の朝に戻ります。キンジは武偵(武装探偵)と呼ばれる凶悪犯罪に対抗する国家資格を得るための学校・東京武偵高校に通う2年制・・・ですが、どうやら学校を辞める気のようで。 学生寮で一人暮らしをするキンジの下に甲斐甲斐しく通い、世話をする幼馴染みの星伽白雪(CV:高橋美佳子)と一緒にバスで学校に行く予定が、メールにかまけて家を出るのが遅れてしまったために自転車で通学し、アバンの状況に陥ったようです。その性質柄、武偵は生命を狙われる事も多いようですが、なぜ学生に、しかも不特定な人物に・・・謎は多いです。 爆風で体育倉庫に吹き飛ばされて気を失ったキンジとアリア。キンジが目を覚ますと、そこには可愛いブラに覆われたつつましやかな胸が・・・ちぇっ、この程度でも規制かよー。 その服に書かれた名札から相手の名前を、ブラのタグからバストサイズを知ったキンジw 寄せても上がらないそのラインに残念な表情のキンジ・・・君は何も分かってないな( ̄_ ̄) やや遅れて目を覚ましたアリアは、キンジが服を脱がそうとしていると勘違いして暴れ始めますが、さっきの武装無人セグウェイが数を増やしてキンジたちへ攻撃を始め・・・
コルト・ガバメントの2丁拳銃で反撃するアリアですが、火力が絶対的に不足し・・・またぱふぱふしてますよキンジはw しかしこのぱふぱふで性的欲求が高まったキンジは「ヒステリアモード」と呼ばれるキザな別人格に変貌し、目の前の女の子を守るために戦闘能力が格段に上がるのでした!(なんだってー!!w 武装無人セグウェイを一人で薙ぎ倒したキンジ。しかしアリアはさっきの痴漢行為を許しておらず、キンジに戦いを挑みますが覚醒キンジに全く歯が立たず・・・この場はまんまとキンジに逃げられてしまいます。
その後キンジが登校してみると、お約束通りにアリアが同じクラスに転入して来ます・・・コテコテですな。そして自分の席を勝手にキンジの隣に決めたアリアに、同級生の金髪ツインテ巨乳の峰理子(CV:伊瀬茉莉也)らは興味津々、喧々囂々。しかしそんな場を沈めるために天井に発砲するアリアも相当アレです(^_^; さて、騒がしい1日を終えて自室に戻ったキンジですが、これまたお約束通りアリアが部屋に上がり込んでいて、キンジに奴隷宣言を・・・。こうして辞めるに辞められなくなった東京武偵高校で、普通に凄腕であるアリアと、エロい事が起きると凄腕となるキンジの波乱の日々が始まるのでした。EDは中野愛子の『カメリアの瞳』。これまた格好良いメロディでOPに匹敵する名曲!OP/EDに恵まれた作品はMc.的名作になる可能性が高いです。
うん、第1回の掴みとしては上々だったんじゃないでしょうか。今期のくぎゅ枠・J.C.STAFF枠として、今後も期待の出来だったかと。視聴は当然、キャプ感想も継続して行きたいと思います。あとはBD買うだけの内容となるか、ですね。
続いて紹介する作品は『電波女と青春男』。原作は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』で知られる入間人間著の電撃文庫刊ラノベ・・・前作が欝系なのでちょっと内容的に身構えちゃいますね。この異色の原作を、これまたアニメ界の異端児・シャフト&新房昭之監督が手掛けるという事で話題の今作。シャフトは今期、まりほりとの2枚看板ですな。
主人公で高2の丹羽真(CV:入野自由)は、両親の仕事の都合で叔母の藤和女々(CV:野中藍)に預けられる事に。一人暮らしで昼は仕事で居ないという女々の家で、憧れの都会での(実質)一人暮らしを満喫出来る!と喜び勇んでやって来た真ですが、駅で出逢った女々はかなり電波が入った変わったお人・・・作品タイトルの電波女ってこの人の事か?と思ったらさにあらず。到着した女々の家の玄関で真が見たモノは、布団に簀巻きになっている謎の人物・・・。しかも女々はその存在を徹底的に無視し続け・・・
しかしその簀巻き人間が暴れた拍子に折角の手料理がダメになってしまうと、女々は豹変してDV状態に・・・。その簀巻き人間の正体は、女々の娘の藤和エリオ(CV:大亀あすか)でした。真とは従姉妹になるのかな。 しかしこのエリオが重度の毒電波娘で・・・電波女はこっちだったか。ともかく言ってる事が言語不明瞭意味不明な上に自称宇宙人。でも他人とコミュニケーションが全く取れないかと思ったら、普通にピザをデリバリしたり、真と金銭のやり取りをしたりと、真性のキ◯ガイではないようです。それでも絶対にその上半身に巻かれた布団を取ろうとはせず・・・。 しかし真と出掛けた夜のコンビニで、このままでは店に入れないと言う真の言葉を受けて遂に布団を取る時が。月下に現れたその姿は、色白ロングヘアの超絶美少女!!こうして田舎から出て来たまっすぐな少年と、都会の引き篭もり電波少女との奇妙な同居生活が幕を開けるのでした。 第一話を観て・・・うん、これはシャフト以外のどこも描けない作品だろうな、と。今んところエリオの電波が強過ぎて作品世界にも物語にもイマイチ入り込んで行けてませんが、これはいずれ「化ける」要素がある作品だと思います。それを見極めるために視聴は継続。キャプ感想はとりあえず初回だけ・・・ですが、今後の展開次第では『緋弾のアリア』との2本立ても?
本日3本目は今期のノイタミナ枠その1・『[ C ] THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』。完全オリジナルアニメで、監督はこの作品が初監督作品となる中村健治氏、制作はタツノコプロです。
舞台は2025年。経済復興に成功した日本ですが、その恩恵は一般市民には浸透せず、夜のコンビニには給金不足でバイトをする中年男性の姿もまだあります。 そんな中、幼い頃に両親を失った主人公、余賀公磨(CV:内山昂輝)は奨学金とアルバイトで大学に通う苦学生。同級生の飲み会にも金がなくて参加出来ず、仲の良い同級生の女の子は金持ちの彼氏がいて・・・。経済的に恵まれていない面を強調する展開が続きます。 そんな時、公磨の前に突然現れたピエロのような謎の男・真坂木(CV:櫻井孝宏)。未来を担保に金を貸すという言葉を最初は信用しない公磨ですが、口座に振り込まれていた50万円をついつい使ってしまい・・・。戸惑いながらも真坂木に案内されて辿り着いた場所は『金融街』と呼ばれる異世界だったのです。 金・未来・不条理・そしてそれらを賭けたバトル・・・正直ワタシ好みのアニメという感じではなく、キャラ絵も全く趣味ではないんですが、不思議と次回を観てみたくなる作りでした。とりあえず次回は視聴、以降は様子見かなぁ。
そして最後に紹介しますは今期のノイタミナ枠その2・『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。つーかまぁ今期のノイタミナ枠は明らかにこっちが本命でしょうな。 こちらも完全オリジナル作品で、監督は『とある科学の超電磁砲』『とらドラ!』『アイドルマスター XENOGLOSSIA』など、ワタシがDVDを全巻揃えた作品の数々を手掛けるMc.的巨匠・長井龍雪氏。制作はかのA-1 Pictures、キャラデザは『とらドラ!』『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』のキャラデザ・総作画監督を勤めた田中将賀氏、他にも脚本に岡田麿里氏と、スタッフ的にはほぼ『とらドラ!』の再来と言える布陣です。
舞台は埼玉県の秩父。昔は仲の良かった6人の少年少女たち。しかしある出来事がきっかけで彼らは離れて行ってしまい・・・。 少年たちのリーダー格だった「じんたん」こと宿海仁太(CV:入野自由)は、高校受験に失敗してから引き篭もりがちになった高1。しかしそんなじんたんの所にある日、幼き日に死んでしまったはずの少女「めんま」こと本間芽衣子(CV:茅野愛衣)が現れ、“願いを叶えて欲しい”と伝えます。しかしめんまの姿を見る事が出来るのはじんたんだけで・・・ かつては地味な眼鏡っ子だったのが派手に高校デビューした「あなる」(ヲィw)こと安城鳴子(CV:戸松遥)はまだじんたんを気に掛けているようですが、進学校に通ってエリートになった「ゆきあつ」こと松雪集(CV:櫻井孝宏)は堕落したじんたんを蔑み、「つるこ」こと鶴見知利子(CV:早見沙織)はそんなゆきあつを窘めながらじんたんを心配し・・・ そして進学せずに各地を放浪する「ぽっぽ」こと久川鉄道(CV:近藤孝行)。それぞれの生活を送っていたかつての仲間たちが、めんまの「願い」によって再び引き寄せられて行く・・・そんなとある夏の物語。 あぁっ!もうこれは思いっきり泣かせる気マンマンの青春群像劇ですな!事前評価が高かった事もあって評判倒れにならないかちょっと心配でしたが(何しろノイタミナ枠は前期に超評判倒れだった作品がw)、予想の遥か上を行く非常に完成度の高い作品に仕上がっていました。さすがは巨匠・長井監督! しかしよりにもよって、木曜深夜帯の放送とは・・・他の曜日ならキャプ枠に入った可能性も高かったんですが、木曜枠は基本的に『緋弾のアリア』で行くと決めていたからなぁ・・・。まぁこの作品は他にキャプ感想するサイトが多くあるでしょうから、そちらに任せようかと。あ、視聴は当然継続ですよ。
本日のBGM:スクランブル(『スクランブル』OP)
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