2019/07/19 (金) 週刊艦これ。増刊号 今回は先日のアップデートで実装された新任務についてです。 新たな演習任務2つと共に実装されたのが『「羽黒」「神風」、出撃せよ！』。17日に進水した海自の最新鋭イージス艦の艦名が『はぐろ』と命名された事によって、急遽実装されたと思いますが・・・いや、対応早過ぎでしょｗ 任務内容は「羽黒」+「神風」+ (重巡級1隻+駆逐艦2隻の5隻編成)または(駆逐艦4隻の6隻編成)とし、2-1、2-2、2-3を各1回S勝利で達成という物で、まぁそんなに難しくはありません。「なぜ羽黒と・・・神風なの？」と思う方は、拙が11年前に書いたこちらのコラムをご一読頂ければ、と思います。 任務達成報酬は、【新型航空兵装資材x1・補強増設x1・特注家具職人x1】からいずれか1つと（今回は補強増設をチョイス）、『羽黒』の護り掛け軸、そして燃料516と鋼材1945となっています。ちなみにこの1945・516という数字は、羽黒の沈没日ですね。 本日のＢＧＭ：エクストラ・マジック・アワー（『甘城ブリリアントパーク』ＯＰ）

2019/07/18 (木) 失われた35の可能性、35の才能、35の未来。 今日はちょっと真面目な話です。 本日午前10時30分、アニメ界のみならず、日本中を衝撃と悲しみと憤りに打ち震えさせるテロが発生しました。 狙われたのは京都アニメーション。日本の、そして世界のアニメーションに於ける最高峰の技術を持つ制作会社。その制作現場に1人のキチガイが放った劫火によって、35人が生きながらに焼き殺され、33人が癒えない傷を負いました。それは京アニ全社員の半数に当たる人数です。 失われたのは人命だけではありません。貴重な資料が多く損壊し、それらは二度と戻って来ないのです。唯一の救いはイベント向けに貸し出されていた一部の資料が被害を免れた事と、デジタル化された原画データのサルベージに成功した事でしょうか。 犯人の男も重傷を負い、生死の境を彷徨っていますが、しっかり生き残って、罪の重さをこれでもかと思い知り、それから全アニメファンのヘイトを一身に受けて死んで欲しいと思います。そんな事で失われた物が帰ってくる訳もないのですが、犯人には犯した罪が大き過ぎて償う事が出来ない以上、犠牲者と遺族に報いる道が死しかないと思うからです。 京アニと言えば最初に手掛けたTVシリーズは『フルメタル・パニック?ふもっふ』（2003年）でしたが、その監督の武本康弘氏も今回のテロで帰らぬ人となりました。武本監督は他にもヤマカン退任後の『らき☆すた』の監督を務め、『氷菓』『甘城ブリリアントパーク』『小林さんちのメイドラゴン』でも采配を振るい、石原立也監督・山田尚子監督と並ぶ京アニの名監督と呼ばれた人です。彼の作品はもう作られる事はありません。 また、『Free!』のキャラクターデザインを手掛け、多くの女性ファンを虜にした西屋太志氏も亡くなりました。『日常』『氷菓』『聲の形』『リズと青い鳥』でもキャラクターデザインを手掛けた他、多くの作品で作画監督を務めた、まさに京アニの神作画の一翼を担った人です。彼の新しい絵をもう観る事は出来ません。 今回の事件で、亡くなった方で名前が公表されているのは10名のみとなっています。これは遺族の方の希望でもあるのですが、失われた才能を悼むためにも残り25名の方の名前も本当は知りたいです・・・。興味本位とかではなく、その方が創り上げた成果を後世に伝えるため、また、まだ安否が不明なままとなっているクリエイターの事が気掛かりな事もあります（個人的には特に『涼宮ハルヒの憂鬱』『響け! ユーフォニアム』のキャラクターデザイン＆総作画監督を務めた池田晶子さん）。 京アニを支援するための募金の輪は全世界に広まっており、世界中が京アニ作品を愛していた事を改めて知る契機にもなりました。そんな中、日本に住んでいる京アニ作品ファンとして、自分に何が出来るのか・・・色々と考えています。 まずはあの作品のBlu-ray BOXを買おうかな。 本日のＢＧＭ：メグメル 〜cuckool mix 2007〜（『CLANNAD -クラナド-』ＯＰ）