2012/06/06 (水)
なぜ男風呂描写に力を入れて、女風呂は妄想だけだったのかと問い詰めたい 〜今週の『氷菓』
今回の推理はホラー要素だったので、それなりに盛り上がりましたね。
えるの提案と摩耶花のコネで、合宿と称して閑散期の民宿にタダで泊まりに行ける事になった古典部の面々。冒頭に出て来たテントウムシの描写は、何かの伏線かとも思ったんだけど、特に何でも無かったんだぜ?ワイルドだろ?(全然ワイルドじゃねーよ 奉太郎たちを迎えたのは民宿の2人の娘。メガネの姉が小6の梨絵(CV:豊崎愛生)で、おさげの妹が小4の嘉代(CV:小倉唯)。チャキチャキな姉に対して、どこかドン臭い妹。この姉妹が今回の推理の鍵となります。 民宿にいても特にする事がないので、町外れの湯場に向かおうとする奉太郎は、偶然えると遭って一緒に行く事に。まるで銭湯に向かう若夫婦だなこりゃ。 やたら丁寧に描かれた奉太郎の脱衣シーンに続いて、湯場では先に来ていた里志が温泉を満喫しています。そんな時、女湯の方から微かに聴こえる人の気配。そこからえるの入浴シーンを妄想した奉太郎は、そのままのぼせてしまい・・・ それにしてもこんなに美麗で艶っぽい入浴シーンは今まで観た事が無いですよ。エロいを通り越してこりゃ芸術ですな。これが京アニの本気ってやつか。
湯当たりした奉太郎はそのまま自室で寝込んでしまいますが、隣の部屋では梨絵・摩耶花・える・里志で怪談話に花が咲きます。それは本館7号室で起きた首吊り自殺の話・・・摩耶花が親戚とは言え、客にこんな話をしてしまう辺り、宿を経営する者として梨絵のメンタルはまだまだ子供ですなぁ。 そして翌朝・・・青い顔で目覚めた摩耶花は、昨晩7号室の窓に首吊りの影が揺れているのを観た、と話します。摩耶花のみならず、えるも同様の影を観たと言いますが、奉太郎は見間違いだと断定。それに対して何と見間違えたのか「私、気になります!」モードに入るえる。こうして奉太郎は、図らずも首吊り幽霊の正体を突き止める事になってしまいます。 7号室への入室は禁じられていたものの、捜索によって幾つかのヒントを得る奉太郎。いつもは7号室は雨戸が閉まっている事、昨晩は雨が降っていたこと、自分が部屋から観た走り去る人影、そしてやたらと描写される梨絵が自分の持ち物に名前を書いて固執する描写・・・
奉太郎はえるを湯場に誘いながら、推理を仕上げるの最後の一片を探します。そして温泉の中で里志から昨晩夏祭りが開催されていた事を聴き、ようやくその解答を得るのでした。 帰りの道すがら、えるに今回の事件の真相を語って聴かせる奉太郎。首吊り幽霊の正体は吊るして干されていた浴衣で、干したのは嘉代・・・ 梨絵の浴衣が羨ましかった嘉代は、自分の物に固執する梨絵に申し出せないまま、夏祭りに黙って梨絵の浴衣を着て行ってしまった(奉太郎が観た走り去る人影)。しかし祭りの途中に雨が降ってしまい、浴衣が濡れてしまう。翌日の花火大会に梨絵が浴衣を着て行く事を知っていた嘉代は、その日の内に濡れた浴衣を乾かそうと、自分たちが住む本館1Fからは死角になる本館2Fの、一番奥の7号室に浴衣を干した。風通しを良くするために雨戸を開けて・・・。これが首吊り幽霊の正体でした。 その推理を聴いたえるは悲しい気持ちになります。姉妹なのに浴衣の貸し借りも出来ないなんて・・・仲の良い兄弟に憧れていたえるの心は沈みますが、その目の前で、サンダルの緒が切れた嘉代を背負ってあげる梨絵の姿を観てパッと明るい表情になります。まぁこのくらいの年齢の子供は、独占欲が強いのはよくある事で、イコール仲が悪いって訳ではありませんからね。 今回は温泉宿のミステリーという事で、これまでとは趣の異なる推理で楽しめました。それにしても最後まで女湯の描写が無かった(奉太郎の妄想だけ)のが残念。摩耶花なんて全く肌を見せてないじゃんかよ(;´д`) まぁ水着回(あるのか?)に期待しましょう。
本日のBGM:まどろみの約束(『氷菓』ED)
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