2012/07/31 (火)
やっと和奏に物語の焦点が移った、と思ったらいきなりの鬱回でござったよ・・・ 〜今週の『TARI TARI』
まぁこの展開を乗り越えないと、和奏が音楽の世界に帰って来れないのは分かるんだけどさ。
今回は大智が全てを賭けていた高3最後のバトミントン大会の描写から。ウィーンと来夏の痛過ぎる横断幕による応援もあってか、一人離れた席で観戦する和奏。仲間と思われたくないんですね分かりますw、と思ったら来夏に無理矢理マラカスを握らされて強制的に応援に参加・・・あ、帰っちゃったw意外と薄情だった(;´∀`) 帰宅した和奏は家の土産物店が繁盛し、多忙な父の姿を観て凄く良い笑顔・・・こんな笑顔が出来るようになったのも合唱部の皆のおかげかもしれませんな。 さて、大智の応援には紗羽も加わって大盛り上がり。完璧にシンクロする振り付けで応援する紗羽と来夏ですが、大智は残念ながら県大会ベスト8で敗退し、全国大会行きの切符を逃してしまいます。まぁこれで全国大会に行かれては、今後合唱部に出てくれなくなるからしゃーなしだな!(酷
試合が終わってもなかなか姿を現さない大智を心配し、迎えに行こうとする紗羽は、空気を読まずにおどける来夏をひと睨み・・・あぁ!その汚物を観るような視線がたまりません♪ おちんこでて・・・じゃなくて、おちこんでてうなだれているように見える大智ですが、その実は今日の試合での自分を振り返ってイメージトレーニングを行なっていました。そのポジティヴさや良し。そんな大智に憎からずな視線を送る紗羽・・・お?合唱部内最初のカップリングはこの2人になるのかな。 田中の問題は解決したので、後はなかなか元気にならない和奏ですな・・・。そんな和奏ですが、翌日サーフィンで脚を痛めてしまった紗羽ママと偶然遭遇し、気遣って家まで送って行く事に。 汗をかいたので和奏にお風呂を奨める紗羽ママですが、遠慮する和奏・・・そこは強引にでも和奏を風呂に入れるべきですよママン! そんな和奏に1枚の写真を見せる紗羽ママ。それは高校時代に合唱部で全国優勝した時の物・・・おぉ、紗羽ママも合唱部だったのね。若かりし頃の校長の姿も確認出来ますな。 そしてあの鬼教頭とじゃれ合うように一緒に写る和奏の母・まひるさん・・・ここから和奏の回想モードへと入ります。
まひるさんのお葬式の日。高校の合格通知を手に想いに耽る和奏。受験の少し前から体調を崩していたまひるさん。しかし受験生の和奏に心配をかけまいと、その病状の事は伏せていたようです。しかし親父さんの態度を観るに、その病状は軽いものでは無かったようです・・・。 まひるさんはよくピアノを弾いてくれたようですが、受験生で反抗期真っ只中でもある和奏は、音楽を通じて和奏に接しようとするまひるさんに厳しい態度で当たってしまいます。そんな想い出のピアノを、処分したいと親父さんに話す和奏・・・和奏の音楽に対する負のスパイラルは、どうにも間違った方向に向かって行っています。 ピアノと一緒に、まひるさんとの思い出の品の多くを処分しようとする和奏。その中には、まひるさん手作りの名状しがたきイルカのようなもののキーホルダーまで・・・。その行動、間違いなく後悔するぞ。
それはさておき、眼鏡っ娘和奏が可愛い。中身バカだけどな(台無し)。 帰宅後、ピアノを含めて全て処分されてしまった母親との想い出の品の跡地を観て、しばし呆然の和奏。親父さんの計らいで「実は処分してませんでしたー!」展開に期待したい。 ここで受験当日の回想。カリカリモードの和奏はまたもまひるさんにキツく当たってしまい、和奏のために雨に濡れながらお守りを手渡してくれたまひるさんに感謝の言葉もかけられず・・・ 唯一捨てられなかったまひるさんの想い出の品である、コンドルクインズに向けて送られた手紙。そこには和奏が産まれた喜びと歌に対する想い、そして和奏へ歌を通じて想いを伝えて行きたいまひるさんの願いが綴られていました。 しかしそんなまひるさんの願いを知る由もなかった当時の和奏。試験も終わり、面接の最中にもたらされたまひるさん危篤の報・・・。和奏が「行ってきます」も「ごめんなさい」も「ありがとう」も言えないまま、旅立ってしまったまひるさん。そしてもう二度と一緒に唄う事が出来ない事に強く悔いる和奏・・・。 まひるさんの死という悲しみから、音楽の世界に背を向けてしまった和奏。しかし手紙に遺されたまひるさんの願いが、再び和奏を動かす事になるのでしょうか。個人的にいろいろと感情移入しまくってしまった今回の話だけに、和奏の決断を待ちたいと思います。
本日のBGM:夏の約束(『DOG DAYS´』ED)
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