2015/06/11 (木)
夏紀先輩の懐の大きさ、そして香織先輩の意地!めっちゃ面白くなって来てるんですけど! 〜今週の『響け!ユーフォニアム』
キャプ枚数の増加がこの作品への思い入れと比例してますw
中学時代、部内オーディションで先輩を出し抜いてコンクールに出場した経験がある久美子。その時、出場出来なかった先輩から逆恨みされた事がトラウマになっているようで。まさに今回も同じシチュエーションに置かれている久美子に、蹴落とされた先輩こと夏紀からのお呼び出しが。これは怖いかも・・・でも夏紀先輩なら!ポニーテールに悪人なしと昔から言いますし!(言いません) 一方、トランペットパートのソロを吹く事を目指して、3年間努力を続けて来た香織先輩の想いを知る優子。こっちはどうにも嵐の予感しかしません。
久美子を呼び出した夏紀は、いきなり落選に対する悪態をつき・・・シェイクを吹き出しながら慌てて必死に取り繕う久美子に対し、悪戯っぽい笑顔を浮かべてそれが冗談だと語る夏紀。あぁ、良かった・・・。 しかもその後が神対応過ぎる夏紀先輩。久美子に気を遣わないように明るく諭し、その楽譜に応援のメッセージを書き込み・・・これは久美子でなくても泣き出してしまうってもの。夏紀先輩の株がストップ高です。結婚しよう(飛躍し過ぎ)。 一方、香織先輩がソロを吹けないというオーディションの結果に納得が行っていない優子。香織先輩は割り切っているように見えますが、優子が何かしでかすのはもはや時間の問題・・・
そしてその時がやって来ます。滝先生と麗奈が旧知という噂を滝先生に直接問う優子。父親同士が知り合いであり、麗奈の事は中学時代から知っていると答え、しかしオーディションで手心は加えていないと告げる滝先生ですが、滝先生を疑う素振りを見せる優子に今度は「私の方が(香織先輩より)上手いから受かった」と、皆の前でわざわざ言わなくてもいいような事を宣言する麗奈・・・この凛々しさが麗奈の魅力ですが、組織の中では完全に和を乱すタイプの存在ですね。 当然の如く戦闘モード全開で麗奈に食って掛かる優子に対し、夏紀先輩も止めに入りますが、当事者である香織先輩の悲しい制止に優子が戦意喪失。麗奈は部室を飛び出してしまい、久美子がそれを追いますが・・・そんな久美子に対し、部の雰囲気を「ウザい!!!」と叫びながら抱き着いて自分の正しさを理解してもらおうとする辺り、麗奈も孤高にはなりきれないようです。まぁ15歳の女の子だもんな。 滝先生と旧知だった事、滝先生がいるから他校の推薦を蹴ってまで北宇治に来た事、滝先生に恋している事、全てを久美子に語る麗奈。恋する女の子は無敵なのか・・・その前に香織先輩の夢が立ちはだかる予感。オラ、ワクワクして来たぞ!
部内に蔓延する滝先生に対する疑惑。そんな中で行われる二者面談・・・久美子の魅力って、そのコロコロ変わる表情と、気を抜いた時のコミカルな声にありますよね。主人公キャラを好きになる事ってそんなにないんですけど、久美子は本作でもTOP3に入るくらい好きなキャラです。結婚(ry ちょっとした事でも厳しく部員を叱ったりと、滝先生と部員たちの間の亀裂はますます広がり、練習も合奏出来る雰囲気ではないのでパート練習ばかりになってしまいます。この状況を打破出来るのは、あすか先輩のカリスマのみ・・・そこであすか先輩に目を掛けられている(と思われている)久美子に、あすか先輩に頼んで欲しいという流れになり・・・ここでも久美子の百面相が可愛いですね。
あすか先輩を探しているさなか、香織先輩がソロパートの練習をまだ行っているのを見掛ける久美子。その後ろから忍び寄る不審者の影・・・久美子逃げてーっ!w 久美子にセクハラしながら、香織先輩がまだソロパートに未練を残している事について述懐するあすか先輩。麗奈と香織先輩、どちらがソロパートに相応しいか、久美子に意見を求められたあすか先輩はいつものおちゃらけでかわそうとしますが、その本音をここだけの話で問われると「心底どうでもいい」と、いかにもあすか先輩らしい答えが・・・麗奈にしろ、天才ってのはどうにも集団行動には向かない気質があるのですかね。 この空気を正すために、ようやく部長らしく行動を起こす晴香先輩。オーディション結果に不満を持つ者に挙手を求め、自分から滝先生に意見を出そうとしますが、そこに滝先生が現れ、先手を打って希望者には再オーディションを行う旨を告げます。その希望者に迷わず立候補する香織先輩・・・うはwww超格好良い!!!俺、この先輩が一番好きかもしれんです! 麗奈VS香織先輩、トランペットソロを賭けたオーディションバトル再び。最後のコンクールに3年間の夢を託す香織先輩、滝先生への恋心から一歩も引けない麗奈。両者の戦いの結果は全部員による決選投票で決まる事に・・・ここは香織先輩に頑張って欲しいなぁ。
本日のBGM:きみを探しに(『グリザイアの楽園』ED)
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