2013/04/15 (月)
抜錨!イスカンダルへの往復33万6千光年の征旅へ!! 〜今週の『宇宙戦艦ヤマト2199』
ちなみに旧作では往復29万6千光年だったんですけど・・・微妙に遠くなったのはなぜだ?w
赤錆びた大昔の戦艦の残骸の前に立ちすくむ古代と島ですが、その時ガミラスの円盤型空母から出撃した全翼機型爆撃機が現れ、この残骸に向けて空襲を開始。更に衛星軌道上の空母からの砲撃で残骸の近くにあったシェルターが破壊され、そこにいたヤマト乗組予定の人員の多くが戦死してしまう事態に・・・。各セクションのリーダー候補たちもここで戦死してしまったため、古代や島といった20歳そこそこの若造が戦闘班・航海班のリーダーとなった伏線がここで張られています。 この攻撃に対し、残骸と思われていた戦艦の主砲が可動し、衛星軌道上の空母に対して砲撃を開始。放たれた3発の実体徹甲弾は一撃で空母を撃破・・・長いヤマトの戦いで、これが最初の撃沈スコアになりますな。 更に防空隊のコスモファルコン(旧作ではブラックタイガーという名称でしたが・・・エビみたいだから改名したのかな?w)が残存爆撃機を始末しますが、勝手に非武装の新型機を持ち出して壊した古代と島は、防空隊の加藤三郎に鉄拳制裁を受け・・・旧作では古代に非常に従順だった加藤ですが、今作ではかなり直情的な性格に変更されたようですね。まぁ実際は鉄拳制裁で済むような事じゃないですけど!
敵に計画を知られた上、乗組予定の人員の多くが戦死するという最悪の事態にも「大丈夫だ、問題ない」とエルシャダイばりのハッタリをかます沖田・・・ここでヤマト計画に対して悲観的な意見ばかりを言う参謀・芹沢虎徹(CV:玄田哲章)が登場しますが、この人は“イスカンダルに行って地球を救う汚染浄化システムを受け取り地球を救う”ヤマト計画ではなく、それ以前に提唱されていた“地球を捨てて新たな移住可能な惑星を求める”イズモ計画の推進派なので、こういった発言が多くなってます。ちなみにこのイズモ計画が、現在公開中の劇場版第五章でまさかの事態を呼び起こす事になってます。 ヤマトの存在を知ったガミラス冥王星基地司令官のシュルツは、ロングレンジ攻撃によってこれを粉砕せんと、惑星間弾道弾をヤマトに向けて発射。その全長は実に1500m以上!一見、鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いんばかりの攻撃ですが・・・ 計画を前倒しし、出撃を早める事になったヤマト。集合が掛けられた乗組予定の人員は、ここで沖田の口から初めてヤマト計画について知らされます。 1年前にイスカンダルのスターシャから遣わされた妹のユリーシャによってもたらされた、恒星間航行が可能な波動エンジンの設計図によって『宇宙戦艦ヤマト』が建造された事(まず汚染浄化システムの設計図を送って来いよ!とは39年前から言われている矛盾です)、先日の冥王星海戦の裏で回収された波動コアによって、ようやく出撃が可能になった事・・・。 そして人事の発表と任官拒否の自由を伝える沖田。そんな沖田に対し、宇宙放射線病に侵されたその身体を憂い、自らが代わって艦長職に就こうとする土方ですが、沖田の決心を翻らせる事は叶いません。 ちなみにこの土方さん、ヤマトのTRUE ROUTEであるTV版『宇宙戦艦ヤマト2』では地球防衛軍宇宙艦隊司令長官として宇宙戦艦アンドロメダに座乗して登場し、パラレルストーリーとなる『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』では古代に請われてヤマトの2代目艦長に就任します。まぁどっちでも最後は戦死しちゃうんですけどね。
亡き兄の意志を継ぎヤマトの航空隊を志望した山本玲(CV:田中理恵)は、部屋を訪れたかつての兄の同僚の加藤に主計課への配属を言い渡されます(つまり炊事係だわな)。その報告にショックを隠し切れない玲は自らその長い髪を切り、ある決心と共にヤマトへ乗り組むのでした。あと、どうでもいいけど部屋に飾られている飛行機プラモのチョイスがメッサーシュミットMe109にSR-71ブラックバード、YF-23ブラックウィドウ、F-104スターファイター(空自仕様)ってのは良く分からんなw 他、徳川機関長は長男夫婦と孫娘、それに次男の太助(CV:岡本信彦。『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』編以降はヤマト機関部乗組員になります)との別れを済ませ、島も弟の次郎(CV:小松未可子)に見送られてヤマトに乗り組み・・・何気に主要キャラの家族も声優が豪華だw ちなみに旧作ではこの時、乗組員たちに「お前らだけ逃げ出すんじゃないだろうな!?」という罵声が浴びせられます。まぁ極限状態の人間の発言は、さもありなんですな。 ぶん殴った相手が戦闘班長として上官になった加藤は複雑な心境のようで。一方、その古代は自分には務まらない役職だと沖田に辞退を申し出ますが、本来そのポジションは兄の守が就くはずだったと沖田に言われ、兄に代わって戦闘班長を務める決意をするのでした。
既に登場している技術長兼副長の真田さん、衛生科の佐渡先生、船務科船務長の森雪、戦術科砲雷長の南部康雄の他にも、通信長の相原義一(CV:國分和人)、航海科の太田健二郎(CV:千葉優輝)、分析ロボットのAU09アナライザー(CV:チョー)といった旧作ではお馴染みの第一艦橋クルーも勢揃いし役者が揃ったヤマトですが、エンジンを始動する電力不足に苦しみ・・・。しかしそんなヤマトを支援するため、極東地域のみならず全世界がヤマトに向けて電力を供給。まさに全人類の希望を背負ったヤマトへの期待と希望の大きさを現すシーンです。 ようやくエンジンに火が灯るヤマト。旧作ではエンジンは一発では掛からなかったのに・・・という声もあるようですが、あれは始動に時間が掛かっただけで、ちゃんと一発で掛かってます(エンジン始動→点火に失敗したのは新たなる旅立ち編で北野が発進を取り仕切った時)。 そんなヤマトにシュルツが放った惑星間弾道弾が迫る中、赤錆びた残骸の中から遂にその勇姿を現すヤマト。旧作でもお馴染みの、ヤマトで最も有名なシーンと言っても過言ではないかもしれません。 「抜錨!ヤマト発進!!」 沖田の台詞は、実は旧作とはちょっと変わってたり(抜錨という単語は今回初めて使われてます)。
払暁の空にその身を浮かべるヤマト・・・しかし感慨に浸っている時間はなく、惑星間弾道弾が間近に迫っています。火器管制システムを統括する南部の指示の下、砲撃体勢に入るヤマト。 沖田の号令一下、惑星間弾道弾に向けて主砲を発射するヤマト・・・ヤマトではよくある描写なのですが「主砲発射!」と言ってるのに副砲も一緒に撃っちゃうんだよなw 全長1500mの巨大弾頭の爆発はヤマトを包み込み、その様子をモニタで観ていた芹沢は「溶けて蒸発してしまった」と思わず自分の希望を口走り・・・ダメだこのおっさん。 芹沢の希望通りここでヤマトが蒸発していたら、国民的大ブームを呼び起こす伝説のアニメになっていなかったんですがw、爆炎の中からその無事な姿を現すヤマト。これは2199からの新設定となった波動防壁(次元波動振幅防御壁)によるものという事になっています。まぁそういった物がないと、ヤマトの強靭過ぎる防御力の説明が付きませんからね。 人類滅亡の日まで365日・・・ヤマトの長い旅がここから始まります。旧作ではこのカウントダウンが逼迫感を煽ってましたが、ちなみに2199ではこのカウントは今後ありませんw
今回からEDにスクロール絵が付きましたが、これは劇場版にも無かったものなのでちょっとしたサプライズです。雪に巨大アホ毛が生えているように見えたり、本編ではちょい役ながら劇場版で絶大な人気を得たシュルツの娘がセンター張ってたりとツッコミどころもありますが、最後のヤマトと沖田艦長の絵は文句無しに格好良い!これはPCの壁紙にしても良いレベルです。
本日のBGM:青い地球(『銀河鉄道999』ED)
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