2013/04/22 (月)
はじめてのワープ☆はじめての波動砲 見せ場てんこ盛りの第3話です 〜今週の『宇宙戦艦ヤマト2199』
そして噂のヒルデたんも今回初登場ですよ!
無事に地球を飛び立ったヤマトは、衛星軌道上でキリシマとランデブー。なんだよ、そんな位置にいるんだったら惑星間弾道弾を迎撃しろよ・・・と思う人もいるかと思いますが、実はキリシマはこれの迎撃に失敗している様子がコミック版で描かれています。まぁキリシマの火力じゃね。 この時、キリシマの艦橋からヤマトを見送っているのが国連宇宙軍司令官の土方と、キリシマ艦長の山南修(CV:江原正士)です。土方に関しては先に述べましたが、山南も後に劇場版『ヤマトよ永遠に』でヤマトの艦長に就任した人物です。まぁ歴代の艦長の中では一番地味で活躍もないまま戦死しちゃいましたけどね・・・。キャラデザも永遠にと2199では随分違ってます。 飛び立ったヤマトの様子をしばらく観察するガミラス冥王星基地司令官のシュルツ。未だ太陽系をすら離れた事のない劣等種族である地球人が如何程のものか、とこの時点ではまだ余裕があります。 ヤマト艦内では早速ブリーフィングを行い、ワープのテストについて士官たちが打合せます。つーか機関部のトップである徳川がその理論をよく理解してないのが怖いなw 更に波動エンジンを利用した究極兵器・波動砲についても説明が成されます。つーかあれだけの破壊力を持つ兵器の発射装置としてのヤマトの存在が脆弱に過ぎないか?とも思うんですけどね。
火星軌道を通過するヤマト(原作では最初のワープテストが月→火星だったんですけどね)。雪は命を賭して地球を救おうとしてくれたサーシャに思いを馳せ、火星出身である玲もまた、郷愁の念に狩られます。 ちなみに火星に海があるのは、火星の環境を地球人類の生存に適したものに改造する「テラ・フォーミング」によるものです。そしてガミラスが地球に遊星爆弾を落とし続けているのもまた、地球人の生産力・工業力・人命を奪うだけの目的ではなく、ガミラス植生の植物を送り込んで「ガミラス・フォーミング」している事が後に語られます。つまりは大なり小なり、地球人もガミラス人も、やってる事に大差はないと・・・。原作では勧善懲悪の思想の下、悪の権化として描かれていたガミラスですが、2199では地球人にも幾つもの非がある事が後々に語られて行く事になります。 宇宙服を装着し、初めてのワープテストを試みるヤマトクルー。火星軌道から天王星まで、初めてにしては思い切った跳躍距離です。各員待機を命ぜられる中、2199から実家がお寺という新たな設定が加わった加藤は般若心経を唱えながらその瞬間を待ち、航空隊の面々をドン引きさせますw 原作では優等生であり個性に乏しかった加藤が、2199ではいろんな面を観せてくれますね。 初めてのワープを行うヤマト・・・ワープ空間でヤマトの構造が透ける描写は原作のそれを受け継いでいます。勿論雪の服が透ける描写もw 劇場版ではうっすら雪の乳首も描かれていましたが、TV版では下着までに抑えられてしまいました。残念!
しかしワープ途上、ヤマトは木星の上空で突如ワープアウト。航路上に想定外の物体が存在したため強制ワープアウトしたようですが・・・その程度でワープアウトするようじゃ、光年単位のワープなんて無理なんじゃね?とも思いますが。 木星の強力な引力に捉えられてしまうヤマト。何とかこの危機を脱した後、ヤマトは眼前に謎の浮遊物体を発見。このオーストラリア大陸ほどの大きさもある物体は、植生を湛えた浮遊大陸である事が判明します。 この大陸に強制着陸を試みるヤマト。ロケットアンカーを打ち込み、戦艦ドリフトという珍しいものを観せてくれますが・・・この時、第三艦橋がどうなってるのか非常に気掛かりですw 初台詞のアナライザーが中心になって大陸の植生を調べた結果、それがガミラスのものである事を突き止める真田さん。いずれ地球を侵略するための拠点である事が窺い知れます。 その頃、母星からの立体画像メールで娘のヒルデ(CV:三浦綾乃)に鼻の下を伸ばすシュルツ・・・このほんのちょっとの出番で爆発的人気となったヒルデですw ちなみに物語が進んでも再び出番がありますから、先々までチェックですよ。 副官のガンツから、ヤマトが木星の前線基地に降り立った事、ワープを行った形跡がある事を知らされて驚きの表情を見せるシュルツ。シュルツは前線基地司令のサレルヤ・ラーレタ(CV:結城比呂…される・やられたって名前はどうよw)に指示を出し、駐屯している戦艦1・駆逐艦3でこれの迎撃を命じます。ガミラス艦の装甲を撃ち抜ける兵装を所有していない地球の艦艇など、4隻で十分・・・まだまだヤマトを舐めている描写です。あれ?冥王星の戦いでもガミラス艦は何隻か沈められていたような?w
ヤマトに迫る4隻のガミラス小艦隊。ヤマトにとっては実質的に初めての対艦戦闘となります。乗員はワープ酔いでコンディションはあまり良くなさそうですがw ワープの最中、冷却装置のオーバーヒートを起こした機関部の修理が終わらず飛び立てないヤマト。そこで沖田は波動エネルギーをバイパスで繋いで何とか主砲の発射体勢を取らせます。砲術長の南部は実体弾である三式弾の使用を進言するも、射程の短さからこれを古代に却下されてしまいます。 ちなみに太平洋戦争で日本軍が用いた砲弾に三式弾という物が存在していますが、これは対空散弾(敵機編隊の中で炸裂して無数の破片を撒き散らす対空弾頭)であって、今回南部が提案したものとは別物なので注意注意です。 側面から迫る3隻の駆逐艦に向けて1番・2番主砲を、後方から迫る戦艦に3番主砲で応戦するヤマト。射程の差を活かしたアウトレンジ攻撃です。一撃目は外したものの(全弾命中しないのがリアルですな)、もう一撃は1隻の駆逐艦を艦首から貫いてこれを轟沈。更に3番主砲の攻撃は後方から迫る戦艦を真っ二つに切り裂きます。これがヤマトの主砲の威力!発射音からして痺れます!!
更に間髪置かず、副砲に装填されていた三式弾で1隻の駆逐艦を撃破するヤマト。残った1隻は逃走を図り、機関の修理を終えたヤマトは大陸から飛翔。ここで沖田は、波動砲の試射を兼ねて大陸のガミラス前線基地の破壊を指示。技術屋の真田さんはこれに待ったをかけますが(機関部が故障したばかりだもんな)、沖田はこれを強行します。 艦首を大陸中心部にあるガミラス基地に向けて波動砲の発射体勢に入るヤマト。お馴染みのエネルギー充填120%、対ショック・対閃光防御です。ちなみに2199では艦橋前面のガラス面の光度が下がるという細かい描写が追加されていますね。
沖田の号令一下、初めて放たれる波動砲。その破壊力は大陸を削り取り、逃走した駆逐艦を粉砕し、何が起こったか理解出来ないサレルヤが動揺する中、基地はおろか浮遊大陸そのものを消滅させてしまいます。その圧倒的な破壊力は地球の15倍の大きさを持つ木星の表面にまで影響を与える程でした。 これに歓喜する南部。この武器があればガミラスを倒せる!・・・しかし沖田はこの圧倒的な破壊力を前に、これはあくまで身を守るための武器、と戒めるのでした。南部君、2199ではこういう役回りなのかなw 失敗すると宇宙そのものに影響を与えかねないワープ、そして無尽蔵の破壊力をもたらす波動砲・・・ヤマトは人類の手に余る存在なのではないか、と思い悩む沖田。基地が破壊される瞬間、画面に映し出されたのは何の罪も無いサレルヤの飼い猫だったのが非常に深いですね。 と、初めてのワープ、初めての艦隊戦、初めての波動砲と見せ場たっぷりだった第3話。ちなみに第4話は打って変わって地味な話になりますよ・・・w
本日のBGM:運命の檻(『断裁分離のクライムエッジ』OP)
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