2013/04/21 (日)
オタクにとって最も大切な“居場所”の大切さを教えてくれる良回だったかと 〜今週の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』
今回はこれまでありそうで無かった沙織回です。
アバン、以前届けられた荷物の伝票から沙織の家を調べ、訪ねてきた京介・桐乃・黒猫。その前に現れたのは、長身ではにかみやの美少女・・・って、1期からずっとひたすら隠されて来た沙織の眼鏡キャストオフ、ここであっさり解禁とか! ここから長い回想に入ります。 良家のお嬢様ながら病弱で家に閉じこもりがちだった沙織(キャラ違い過ぎだろwww)。そんな沙織には7歳年上の姉・香織(CV:桑島法子)がいます。快活で才気に溢れ、奔放に生きる自分と正反対の姉に羨望と嫉妬を抱いていた沙織。 ある日の夜、香織は沙織を連れ出してとあるマンションの一室に案内します。そこにいたのは真田信也(CV:加藤将之)という青年。他人、ましてや異性に顔を見せるのも恥ずかしいほど極端な人見知りの沙織は、信也の登場に思わず顔を隠してしまいますが・・・。
通された部屋はヲタ趣味満載の娯楽の殿堂・・・まぁ私の部屋をちょっと広くして、ちょっと整理整頓した感じかな(ぇ この場所は香織が主催するオタクサークル“小さな楽園(プリティガーデン)”。金持ちだけに好きな部屋に好きなレイアウトを組み、同好の士と好きな事をして過ごす、まさにヲタにとって理想の“居場所”です。 そういや私にもそんな場所があったっけなぁ。高校時代はヲタ揃いの役員共と放課後の長い時間を過ごした生徒会室、大学時代は非ヲタもヲタも分け隔てなくつるんでたサークルの溜まり場だった201教室・・・ホント自分にとっての居場所だったなぁ、あの場所は(遠い目)。 閑話休題、部屋にはもう一人のメンバーが沙織を待っていました。ぐるぐる眼鏡に語尾に「ござる」をつける話し方の、プロトタイプ沙織のようなこの少女の名は来栖彼方(CV:釘宮理恵)・・・来栖という苗字にピンと来た人は勘が鋭いですね。そう、あの来栖加奈子の姉です。 漫画家の卵として幾つものPNを持ち、それに合わせて画風をも変えられる才能の持ち主である彼方(私の画風は2つが精一杯)。スケッチブックを観せてもらった沙織はその才能に驚きますが・・・つーか、この絵はまさに黒猫が後にどハマりする『MASCHERA 〜堕天した獣の慟哭〜』!そう、実はこの彼方が後に発表する作品だったり。 そしてMASCHERAの主人公・来栖真夜(くるすしんや)のモデルこそ、先述の信也その人です。漫画の主人公に自分の苗字と組み合わせた名前を付ける辺り、彼方の想いが信也に向いているのは想像に難くないです。
サークルには他にも「ほっしー」こと星野きらら(CV:田村ゆかり)がいて、彼女は後にメイド喫茶『プリティガーデン』で働いている所で京介や桐乃を知る事になります。そしてこのきららの双子の妹こそ、後に桐乃がどハマりする『星くず☆うぃっちメルル』の赤星める役の声優・星野くらら・・・世間って狭いねー。 そんなサークルに姉に連れられて出入りするようになった沙織。閉じこもりがちだった妹に、外の世界への扉を開けてあげた訳ですね。 そんな沙織に優しく接してくれるサークルのメンバー。とりわけ彼方は沙織にヲタ趣味を叩き込んだ張本人となります。時折、姉の存在の大きさに飲まれそうになるものの、それでもこの“小さな楽園(プリティガーデン)”は沙織にとって大切な場所へとなって行きます。
そんな沙織へと複雑な視線を投げ掛ける香織・・・。そして香織はある日突然、結婚して海外へ移住する事になったと言ってサークルを脱退してしまいます。 お嬢様にありがちな政略結婚だったのかはさておき、香織という求心力を失ったサークルは徐々に空中分解。気付けば沙織はまた独りになってしまうのでした。まぁ部屋を残して家賃も払い続けてくれている辺り、香織も鬼ではないですけど。 しかし、自分にとって大切な場所を結果的に奪った香織の身勝手さが許せなかった沙織は、姉の元を訪れて激しく詰問。そんな沙織に対し、香織はあのサークルは自分のものだった事、沙織は結局「香織の妹」から脱却出来なかった事を告げ、悔しかったら自分の築いた以上の物を作ってみせろと正論で論破。最初は「酷いねーちゃんだなー」とも思いましたが、全ては妹の自立を促す姉の愛なんですよね。
帰国後、サークルの部屋で悔しさを吐露する沙織。そこにフラッと現れた彼方・・・この二人の描写で、短期間に沙織が急激に背が伸びた事が窺い知れます。 姉の正論に太刀打ち出来なかった沙織は師である彼方にすがりながら、姉を超えるサークルを作ってみせると宣言。そんな沙織を心強く思った彼方は、師としてぐるぐる眼鏡を授けてその門出を祝います。こうしてあの「沙織・バジーナ」が誕生した訳ですね。 アキバ系ファッションに身を包み、ネットで仲間を募って桐乃や黒猫、そして京介と知り合った沙織は、ようやく姉と比肩する仲間を得る事が出来ました。その後はこれまで作品中で語られた通りですね。 ここで時系列は現在に戻ります。沙織の誕生日を知り、サプライズで押し掛けて来た京介たちを部屋に通す沙織。そう、あの“小さな楽園(プリティガーデン)”が今でも沙織の拠点になっているのです。
そこに突如現れたのは、姉の香織と“小さな楽園(プリティガーデン)”のメンバーたち。帰国に合わせて仲間を集めたという姉に対し、自分のサークルのメンバーとして京介たちを紹介する沙織。ライバル心剥き出しですねw そんな妹にどこか安堵する香織は、サークルメンバーを連れて退室・・・つーか黒猫は目の前にMASCHERAの原作者や主人公のモデルがいて、桐乃はメルルの中の人の双子の姉がいるのに気付かないもんなんですな・・・。
本音を見せない香織に替わって彼方が、妹の誕生日に合わせて帰国した香織が、自分たちを集めた事をこっそり沙織に告げます。そして椅子の上には香織が残した沙織宛の誕生日プレゼントが・・・。やっぱりいい姉ちゃんじゃないですか。 ぐるぐる眼鏡を装着して「沙織・バジーナ」となった沙織は、自分の誕生日を祝ってくれる桐乃・黒猫・京介をコスプレさせ・・・黒猫衣装の桐乃は意外と可愛いかも。しかし直後の黒猫のへそ出しに目が釘付けに!!!!!うはwww超prprしてぇぇぇぇ!!! 京介のコスプレはまぁどうでもいい(酷 そしてドレスアップした沙織の普段の姿とのギャップに「お前は誰だ!!!」と叫ぶ京介の言葉こそ、視聴者の声だったりするw うむ、今回はヲタにとっての“居場所”の大切さを教えてくれる良い話でした。皆さんはちゃんと居場所、ありますか・・・?今の私は、自分の部屋と秋葉原の街そのものが居場所です(キリッ
本日のBGM:reunion(『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』OP)
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