2014/09/21 (日) このハナ差はあまりにも大きい・・・ ローズステークス（阪神芝1800m、3歳牝馬限定G�U） 未だにこのレースが1800mで行われる事に慣れない貴方、仲間ですｗ さて、遂にクラシック戦線秋の陣のトライアルレースが本格的に始まり、競馬界も完全に夏競馬から秋仕様に様変わりするのがこの時期。ローズSは牝馬三冠ロードの最終章・秋華賞への最重要ステップレースですが、春のクラシックホースが休み明けの叩き台に使うことから案外ポカも多く、特にオークス馬は人気を背負って飛ぶ事がしばしばです。 さて、今年の3歳牝馬と言えば何と言ってもハープスターなのですが、御存知の通り札幌記念を快勝した後は凱旋門賞に向かうため、ここでの主役はオークスでハープスターを破ったヌーヴォレコルトと、阪神JFでハープスターを破ったレッドリヴェールの2頭となり、単勝オッズもレッドリヴェールが2.2倍、ヌーヴォレコルトが2.5倍と拮抗しています。3番人気のサングレアル（フローラS1着馬）では既に単勝は10倍を超えてしまいます。 ではこの2強対決なのかと言うと、何やらそうでもない雰囲気。特にヌーヴォレコルトは中間の調整に失敗し、休養から帰厩した時は馬体がガレてまともに調教出来ないような状態からのスタート。何とか形は作って来たものの、馬体重はオークス時から−6kgと微妙。今回好走はあっても、秋華賞ではもうお釣りが無くなるとも言われています。 と言う事で、今回はレッドリヴェールの方を◎指名。ダービーは本来使いたくない陣営の声を無視して強行出走されての12着なので度外視。夏に完全に立て直して来て、鞍上も牝馬の福永で万全です。◯は思い切って6番人気のブランネージュを指名。フローラS2着、オークス5着の戦績はやや物足りないものの、その内容は一番強い競馬をしたと言っても過言ではありませんでした。賞金的にもやや微妙なので、ここでしっかり権利を取っておきたいところ。 馬券はこの基本2頭から流す三連複。それに8枠にリラヴァティやプリモンディアルといった夏に力を付けて来た面白い存在が居るので、枠の7−8も押さえます。 結果・・・ 下馬評を覆してヌーヴォレコルトが横綱相撲で快勝！怖い存在と思ったリラヴァティやブランネージュもしっかり上位に食い込むも、肝心のレッドリヴェールが直線全然伸びず、その上15番人気のタガノエトワールという大穴が2着に入り、馬券は大荒れ！ ヌーヴォレコルトは勝たれてもまぁ仕方ない。でも秋華賞で更に馬体が減っていたら黄色信号ですな。問題はタガノエトワールです。小倉の未勝利戦を勝ったばかりの馬が、ここでこんな大仕事をするとは・・・ ヌーヴォレコルト、リラヴァティ、ブランネージュ、ヒルノマテーラ、そしてレッドリヴェール・・・上位に来ている馬はしっかり押さえているものの、軸馬が6着なのとヘンな馬に2着に入られたので馬券は大ハズレ。それにしても、タガノエトワールは上がり33.3をマークしましたが、ハープスターがいたらやはり32秒台で突っ込んで来ていたんでしょうかね？ セントライト記念（新潟芝2200m、3歳限定G�U） こちらもお馴染みの牡馬クラシック戦線、菊花賞へのステップレースですが、今年は「朝日杯」の名を冠したのと、中山競馬場ではなく新潟競馬場で行われるのが例年と違う所です。 どちらかと言うと神戸新聞杯の方に菊花賞の有力候補は向かうのですが、今年は皐月賞1着・ダービー2着馬で、世代最強の呼び声も高いイスラボニータがこちらに参戦。まぁ美浦の馬ですしね。その単勝は何と1.4倍と、圧倒的な支持を集めています。 ここは完全に相手探しのレースとなりますが、皐月賞1番人気→2着、ダービー2番人気→5着の良血馬・トゥザワールドが単勝4.3倍とその相手として名が挙がっています。続いて夏の上がり馬のサトノフェラーリ、青葉賞2着馬のワールドインパクト、白百合Sの勝ち馬のステファノスと言ったディープインパクト産駒が3・4・5番人気となっています。 馬券は素直にイスラボニータ頭の三連単で良いでしょう。相手はやはりトゥザワールドと、鞍上横山典弘で一変もありそうなワールドインパクト、そして権利取りのために一発を狙っている8番人気のクラリティシチーを軸として狙ってみます。3着付けはショウナンラグーン・マイネルフロスト・サトノフェラーリ・ステファノスで。 ローズSと違ってこちらはさすがに堅いだろうと思ったのですが・・・ やはり強かったイスラボニータ！もうお前らとは勝負付けは終わってんだよ！と言わんばかりの圧勝。2着も左回りにやや不安があったものの、それを克服したトゥザワールド、そして3着は・・・粘るダービー4着馬タガノグランパを、ステファノスが追い込んで差したかのように見えたものの・・・ぐあぁっ！ハナ差届いていないィィィ！！！ 5→16→10の三連単（27倍）は400円買ってるのに・・・このハナ差が今の自分のツキの無さの象徴です（土日、14戦0勝の悪夢）。つーかタガノグランパは「複勝の鬼」ジャングルポケットの斉藤が複勝で推してたんだよなぁ。あいつ、他の馬券の買い方はダメダメだけど、穴馬の複勝当てるのは本当に天才的ですよ。 イスラボニータはこのまま菊花賞へ行くのか、はたまた距離適性を考えて天皇賞（秋）に向かうのか・・・。神戸新聞杯に出走するダービー馬ワンアンドオンリーが快勝するようならば、菊花賞で再び世代最強決着を付けて欲しいものですが。 本日のＢＧＭ：罠（『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』ＥＤ）

2014/09/20 (土) 頭鉄板の時って、2･3着は絶対2番人気・3番人気馬で決まらないJRAの法則 阪神ジャンプステークス（阪神障害3140m、JG�V） そろそろ暮れの大一番（中山大障害）に向けての動きが見られ始める時期という事もあり、今回は春の中山グランドジャンプで3着に入ったメイショウブシドウが、小倉サマージャンプ勝利の余勢を駆って参戦して来ています。単勝人気は1.3倍と圧倒的で、この馬を頭に据えた三連単が馬券の構築になりますかね。 ところが相手はどれもイマイチな馬ばかり。一応ジャンプ重賞3勝のオースミムーンが2番人気となっていますが近走は精彩を欠き、3番人気のレッドキングダムは先月障害未勝利戦を勝ったばかり。この2頭で2･3着が決まるとは到底思えないので、オースミムーン＝レッドキングダムが一緒に着内、という馬券はオッズ的にも避け、他の馬と絡めた形での三連単頭固定、2-3着流しとします。 結果・・・ うん、まぁ読み通りでメイショウブシドウは完勝。オースミムーンは3着に入ったものの、経験の浅いレッドキングダムは差のある4着までという結果。 しかし2着のドリームセーリングは押さえてなかったんだな（汗　押さえていたマーリンシチーとアラタマユニバースはちゃんと上位には来てくれたけど・・・ 馬券はドリームセーリング抜け、と言うか、ドリームセーリングが着外だったら1→2→3番人気決着でこれまた買っていなかったんだな。ホント、障害戦は分かりません( ﾉД`) 本日のＢＧＭ：溝の口Forever（『天体戦士サンレッド』ＥＤ）