2018/07/29 (日)
僕たちの夏は、まだ始まったばかりだ。
クイーンステークス(札幌芝1800m、牝馬限定GV)
函館・福島・中京の開催が終わり、今週から札幌・新潟・小倉に舞台を移した夏競馬。西日本豪雨や40℃超えの猛暑など異常な気象条件が続いた今月ですが、今度は東から西に向かう逆走台風12号という奇行種が列島に迫り・・・しかし見事に札幌・新潟・小倉はその進撃ルートからは外れているので、無事に通常開催されています(日曜の最後に小倉はちょっと降り出しましたけれど)。
さて、マーメイドステークスと並んで微妙な立ち位置の夏の牝馬限定重賞クイーンステークス。毎年、春に結果を出せなかった3歳馬が軽ハンデを見越してここに参戦しますが、古馬の壁に弾き返されていますね(昨年は春に結果を「出した」アエロリットが勝ってますが)。なので、今回の予想からは人気の3歳馬を消し(リバティハイツ、ツヅミモン)、休み明けなのに馬体重を大幅に減らして出て来たフロンテアクイーンも消し、単にモレイラ騎乗で人気になっているアグレアーブルも消し(1000万下条件馬よ?)・・・残ったのが、1番人気のディアドラと2番人気のソウルスターリングでした。まぁここは両GT馬で堅いのかな、と。逆に、ソウルスターリングなんてこの面子で惨敗するようならもう引退した方が良いかも。
馬券はこの2頭のワイドを軸に(それでもディアドラ=フロンテアクイーンのワイドよりも配当が高い!)、そこに人気薄の良血馬トーセンビクトリーを絡めた三連複をちょっとだけ買い足します。開幕週のインコースの先行馬の岩田騎手なので期待していたトーセンビクトリーですが、当日の午前のレースで岩田騎手が右足を骨折してしまったために池添騎手に乗り替わっているのが少し気掛かりですが。
結果・・・
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さすが秋華賞馬!さすがルメール!ドバイ帰りで休み明けのディアドラが圧巻の追い込みで3馬身差の圧勝です。2着に底力でフロンテアクイーンが入り、先行したソウルスターリングは何とか3着に残しました。4着に狙っていた穴馬のトーセンビクトリー・・・たられば話になりますが、岩田騎手だったら3着に残したかも?
と言う事で・・・
Mc.さん、GWの新潟大賞典以来、2ヶ月半ぶりに重賞的中!( ̄▽ ̄)ノ 長かったよ、今回のトンネルは(涙
アイビスサマーダッシュ(新潟芝1000m、GV)
こちらも夏の新潟の開幕を告げる名物直線競争。過去5年の1-3着馬15頭のうち、9頭が7枠と8枠の馬という「外枠レース」である事が知られていますが、そこばかりを狙うと他の6頭の「外枠以外の馬」に足元を掬われるので注意が必要です。
ところが今年の馬柱を見ると・・・おぉ、これは分かりやすい!8枠に1番人気のダイメイプリンセスと3番人気のペイシャフェリシタ、それに11番人気ながらこのレースを2勝と大得意とする西田雄一郎騎手(本人曰く「俺にとってのダービー」)。4枠に同じくこのレース2勝のデムーロが乗る2番人気のラブカンプーと、4番人気のレジーナフォルテ(鞍上の杉原騎手は今週子供が生まれたばかり!)。ここは枠の4−8で堅いでしょ!・・・念の為、レジーナフォルテとラブカンプーの馬連も押さえておきますが。
39℃超の熱く暑いターフをまっしぐらに駆け抜けた韋駄天たちの結果は・・・
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これで直千レース3戦3勝!ダイメイプリンセスが他馬を寄せ付けず1着。2着に軽ハンデを利したラブカンプーが入り、3着には古馬牡馬の意地を見せたナインテイルズ。人気ながら直千初挑戦だったペイシャフェリシタは11着に敗れ、このレースの適性の重要さを示した感じです。尚、西田雄一郎のダービーは16着に終わった模様・・・。
馬券は枠連勝負が見事にハマり、2ヶ月半重賞を勝てなかったのにこの日2つ目の重賞的中!競馬場が変わるとここまで変わりますか!
今週は土曜日に細かく当てて3勝し、日曜日に重賞2本的中させた事で+15Kとまずは満足行く結果。苦手なはずの夏のローカルですが、今年のMc.さんは一味違いますよ!・・・多分w
本日のBGM:Happen〜木枯らしに吹かれて〜(『ゆらぎ荘の幽奈さん』ED)
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