2013/06/08 (土)
激突!レベル5VSレベル5!!そして今後フォローのない布束さんの明日はどっちだ 〜今週の『とある科学の超電磁砲S』
今回はフレンダに続き、アイテム内でも麦野の右腕と左腕と言える絹旗と滝壺の活躍に注目です。
美琴の襲撃によってセキュリティが甘くなっている脳波研究所に呼び出された布束さん。この機会に以前から用意していたある計画を実行に移すようですが・・・。 さて、美琴の前に現れたアイテムのリーダー・麦野沈利。功を焦ったフレンダに対する皮肉を吐く麦野ですが、そんなフレンダに滝壺はあまりフォローにならないフォローを・・・滝壺は後にヒロイン格の1人にまでなる重要なキャラなので、変人揃いの高レベル能力者の中でも比較的まともな人格に描かれているようです。 そんな麦野にいきなりドラム缶を叩き付ける美琴も大概だなw しかし電子を自在に操る麦野にとって、このような攻撃はほぼ無意味。すぐに粒機波形高速砲(メガ粒子砲?)で反撃に転じます。その攻撃を壁を這うように移動して避ける美琴の姿を観て「クモ女」と蔑む麦野・・・うっせーぞ紅蠍ババァ!(#゚Д゚) まぁEDでも「♪蜘蛛のように そっと そっと〜」って言ってるけどな!(クモ違い)
滝壺にタブレットが入った容器を投げ渡す麦野。滝壺の能力「能力追跡(AIMストーカー)」は一度覚えたAIM拡散力場の持ち主の座標を地球の裏側にいても追跡出来る超便利技ながら、その発動には体晶と呼ばれる薬物を服用し、強制的に暴走状態になる必要があり、多用すると心身を崩壊させかねない諸刃の剣。それでも今回のように麦野の粒子砲と組み合わせれば恐るべき攻撃手段となります。 疲労の極地にある今の自分が、麦野・滝壺・フレンダと戦うのは不利と悟った美琴は本来の目的である施設基部の破壊に向かうものの、美琴のAIM拡散力場をストーキングする滝壺によって麦野の粒子砲は正確に美琴を狙い続けます。つーかこんなのガンガン撃ったら施設が崩壊してしまうようなw
その頃、脳波研究所の深部に辿り着いた布束さんは、完成したばかりでまだ移送前の「妹達」に人間の感情をインストールすべくメモリスティックを差し込みます。 恐らく美琴が全施設を破壊しても、絶対能力進化計画自体は中止にならない。そこで妹達に感情を芽生えさせ、実験動物として殺される運命に抗う者の登場を促し、それによって研究者たち、そしてあわよくば実験被験者(一方さんね)に憐憫の情が湧けば・・・という布束さんの考えは何とも甘いようにも思いますが。 しかし美琴が陽動で、真の目的に沿って動く者がいるかもしれない、という麦野の読みによってこちらの施設に配置されていた絹旗が、ここで布束さんを捕捉してしまいます。後ろ手に捕縛されてしまった布束さん・・・麦野も単なるビーム馬鹿じゃないって事か。
感情もなく短命な妹達が社会生活を送れるかどうか自体疑問ながら、それでも美琴はそのために命を懸けて戦っている・・・。そんな美琴のためにも、何としても妹達に感情を芽生えさせようとする布束さんは、捕縛されながらもシステムを実行させて感情のインストールに成功。しかしそのプログラムはミサカネットワークの基部にて弾かれてしまいエラーとなってしまいます。布束さんのプログラムを拒絶した存在・・・はい、ここでこのシリーズで初登場の打ち止めたんです!まぁでもこの打ち止めが妹達の中で最も感情の起伏が激しいのは、ここで布束さんのプログラムを受け止めたせいでもあるんですかね。 捕縛された布束さんですが、その体術で男1人を蹴り倒して銃を奪い、その銃口を絹旗に向けます。しかし銃を向けられても全く動じる所がない絹旗・・・ここで彼女の能力が発揮されます。
「窒素装甲(オフェンスアーマー)」・・・窒素を自由に操れる絹旗は、窒素越しにどんな重い物でも持ち上げたり、また、窒素の壁で自身に装甲を巡らす事も出来るのです。故にアイテムの切り込み隊長なのであり、射程自体は短いので肉弾戦でその能力を発揮するのでした。弱点は窒素がない状態=水中では無力という所くらいでしょうか。 急所を外して相手の腕を撃った布束さんですが、この装甲によって絹旗は無傷。逆に窒素によって強化された攻撃力で腹パンを食らった布束さんは昏倒、今度こそ捕縛されてしまいます。ちなみにこの後の布束さんの描写は原作にも一切無く、超電磁砲シリーズの謎の1つとなっています。 滝壺の誘導による麦野の粒子砲と、逃げる美琴の追い掛けっこはまだ続いていますが、滝壺が能力の限界に近付いている事、移動距離が徐々に縮まっている事による美琴の体力の限界を感じ取った麦野は次の手を考えます。 フレンダに施設全域に張り巡らせた導火線に次々と着火させる麦野。その狙いは・・・
動きの鈍い美琴はフレンダの仕掛けた爆弾の爆風に吹き飛ばされ、身体の自由を奪われます。そこに狙いを定めた麦野の粒子砲が飛来・・・。しかし美琴はこれを電撃で逸らせる事に成功し、窮地を脱します。 自身の粒子砲が曲げられた事により相手の能力とそのレベルを知り、自分が戦っている相手の正体にようやく気付いた麦野。既に体力を使い果たしているフレンダと滝壺に、絹旗に合流して撤退するように指示する麦野・・・2人を気遣っての言葉のように見えたその実、レベル5で自分の1つ上位に君臨する美琴をタイマンで倒す事に執念を燃やすのでした・・・あらあら、相当悪い顔しちゃってますよ?(;´∀`) アイテム戦はまだまだ続きます!
本日のBGM:masterpiece(『とある魔術の禁書目録』OP)
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