2014/06/30 (月)
μ'sよ永遠なれ!消え行く青春の日々と、胸に刻まれた確かな記憶。これぞ青春群像の真骨頂だ! 〜『ラブライブ! School idol project 第2期』最終回
3週間遅れで最終回感想書いてます(汗 ほら、最終回の感想書いちゃうと、本当にラブライブ終わっちゃったんだなーってなるから ←言い訳
視聴者側にラブライブ!本戦の結果が明かされないまま、卒業式の日を迎える音ノ木坂学院。地区予選の時もそうでしたが、焦らされる演出は心臓に悪いです。 卒業式という事で、にこ先輩のママが最後の最後で初登場・・・やっぱにこ先輩に似てる美人ママ!しかもCV:三石琴乃さん!!それにしても、子供たちに父親の遺伝子が全く感じられませんw ママにべったりのにこ先輩という意外な一面を観た穂乃果たちは、にこママたちを伴って部室へ・・・そこでようやくラブライブ!の優勝旗とトロフィーを見せる事によって、優勝した事を視聴者側にも知らしめるのでした。まぁあの展開で優勝しない訳はないんだけどな!
部室の私物をちゃんと持ち帰るよう、ママに厳しく言われてタジタジのにこ先輩・・・誰にでも頭が上がらない人っているけど、にこ先輩の場合ママだったのね。 で、穂乃果が頭が上がらない海未は、なかなか生徒会室に現れない穂乃果にお冠。今期、一番顔芸で楽しませてくれたのはやっぱ海未ですよねw そんな海未とことりに、穂乃果は卒業式の送辞で何やら考えがある事を伝えます。まぁ何となく想像は付きますけど・・・ 卒業式という事もあって、髪型を変えて来た希。あー、全然こっちの方が良いじゃないですか!最初からこの髪型だったらもうちょっと人気出たのにねぇ。 高校生活最後の日にちょっとセンチメンタルになるエリチカ。そんなエリチカに抱き着いて、これまで自分を受け止めてくれた事を感謝する穂乃果・・・絵里×ほのってのも案外良いかもな。勿論責めは穂乃果だよな! さて、いよいよ迎える卒業式。穂乃果のサプライズな送辞とは・・・
あー、やっぱ唄ってきやがった。でもこの穂乃果の独唱→海未・ことり続く→1年生's続く→みんなで大合唱は素直に良いな。これ、やられた方はそりゃ泣くわ。阿呆の子なのにこういう機転は効くんだよな、穂乃果。 さて、式の後・・・部室を整理したにこ先輩は、アイドル研究部の次期部長に花陽を指名。まぁ生徒会長の穂乃果にやらせる訳には行かないでしょうし、アイドル好きの系譜からも最も正しい人選ではあるな!
凛や真姫も支えるから、という事でようやく承諾する花陽。まぁ倒れる時は諸共って事だなw それにしてもなぜ希は髪型を戻してしまったのか・・・作画ミスでない事を祈りたい。 この9人でいられるのももう最後だから、と一緒に学院内を見て回るμ'sの面々。アルパカは何とここで妊娠している事が発覚!って、茶色い方がメスだったのか!!そっちに驚いたよ! 無人の講堂で行った3人だけのお披露目、青空の下で初めて9人で唄ったライブ・・・μ'sか、何もかも皆懐かしい・・・(死ぬなー
そして最後に訪れたのが・・・一番の思い出の場所である屋上。毎日放課後に練習を繰り返した、μ'sの本当の意味の聖地。 そこにモップで大きく「μ's」の名を刻む穂乃果。それはすぐに消えてしまう刹那の日々を意味していました。そんな「μ's」に最後に全員で礼を言う面々。そして1人、また1人と屋上を背にして去って行き・・・最後に残った穂乃果は、そこであの頃の皆の声を聴くのでした。もう二度と戻らない9人の日々。それはモップで書かれたμ'sの文字が消えて行くのと一緒に、やがて追憶の彼方へ去って行き・・・やべ、卒業式では耐えてたのにここはもう我慢出来ない。完全に涙腺結界だ。・゚・(ノД`)・゚・。 μ'sの日々が消え去った後、それでもμ'sをやり遂げた事に誇りを持って振り返る穂乃果、マジ格好良過ぎです。この娘は本当に物語後半に凄く成長したよな。 そして迎えるエンディング・・・やだ!もっとラブライブ!観ていたいよ〜( ノД`)
桜並木の下、学院を去る3年生たち・・・しかしそこで急に鳴り響く花陽の携帯。その画面を観た花陽は血相を変えて大騒ぎ!無理矢理穂乃果の手を引いて部室へと走って行きます。何か楽しい事が起きた、とその後を追う希、そしてにこ先輩に真姫、エリチカ・・・そのまま学院を舞台にした謎ライブが始まり、これまでのしんみりムードを完全に破壊するアップテンポのステージで物語は締められます。ややポカーンとした視聴者の前に躍り出たのは、完全新作劇場版制作決定の文字!!!うはwww花陽が言っていた一大事ってこれの事なのねw おまいら、まだ新たなμ'sに逢えるぞ!!
・・・と、最後は賑やかにラブライブ!らしく終えた本作。自分の中でやや微妙な印象だった第1期と比して、今回の第2期は数段上を行く素晴らしい出来だったと思います。つーかまぁ、1期からここまでを通して1本の作品として評価すべきなのかな。μ'sの解散宣言には泣かされたし、ライブシーンはどれも今のアニメの限界に挑戦した動きだったし(それだけにMXの画質劣化は残念過ぎました)、今回の穂乃果のμ'sとの別れを描いた屋上のシーンなんて、演出家さんにスタンディングオベーションで賛辞を送りたい気持ちでした。 しかし・・・劇場版が控えているとは言え、μ'sというコンテンツをここで終わらせてしまうのは勿体無いなぁ。それでもここできっぱり切ってしまう潔さが、かえってこの作品への好印象に繋がっているのかもしれませんね。 何にせよ、現時点で2014年度ベストアニメですな、これは。
本日のBGM:Treasure(『生徒会の一存』OP)
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