2014/07/05 (土) 7月期新作アニメ第5弾『ソードアート・オンライン�U』　＆　第6弾『アルドノア・ゼロ』　＆　第7弾『戦国BASARA Judge End』 世間的にはSAO�UとFree！2期が今期の目玉なんだろうな。 『ソードアート・オンライン�U』 公式サイト Wikipedia 1期の大ヒットから原作のラノベも爆売れしたご存知SAOの第2期が満を持してスタート。今回は第1章に当たるアインクラッド編、第2章に当たるフェアリィ・ダンス編に続く第3章、ファントム・バレット編が描かれます。ちなみに2クールとなるので、年末までSAOの世界が楽しめますよ。 前作の後、現実世界で明日奈とﾁｭｯﾁｭｷｬｯｷｬｳﾌﾌなリア充生活を送っていたキリトこと桐ヶ谷和人は、SAO事件で顔見知りとなった役人の菊岡から、銃撃戦が繰り広げられる銃器世界《ガンゲイル・オンライン》（GGO）に出没した謎のプレイヤー「死銃」が関わるとされる連続変死事件の調査を依頼され・・・どうでもいいけど、皇居デートとは渋いなｗ これまでの剣と魔法の世界から、銃器がメインの世界へ舞台を変えた新たなキリトの活躍。そして新キャラであるスナイパーの少女・シノン（CV:沢城みゆき）・・・勿論明日奈はじめ前作のヒロインたちも引き続き登場しますし、前作ファンをそのまま取り込んで盛り上がって行く事と思います。 あ、一応再放送で前作を通して観ましたけど・・・まぁ普通に面白かったけどハマる程ではなかったので、今期も視聴オンリーで。 『アルドノア・ゼロ』 公式サイト Wikipedia 『Fate/Zero』のあおきえい監督×虚淵玄脚本コンビが手掛ける、A-1 Pictures + TROYCAの完全オリジナルアニメ。ちなみに既に分割2クールである事が判明しています。 冒頭、萌え属性の高そうなお姫様と従者の少年の初々しい邂逅は、ややらしくない印象を受けたものの、直後の月が半壊した世界で早くも虚淵脚本の闇が見え隠れしてますな。 月で地球と火星を繋ぐ古代文明の遺産「ハイパーゲート」が発見されたために火星の開拓が進み、既に火星に「ヴァース帝国」という国家が存在する擬似現代。既に一度大きな戦禍を経験した地球人とヴァース帝国の間には休戦協定が結ばれているものの、これを良しとしない勢力によって再び両者の間には戦端が開かれ・・・ 質量兵器で世界各地の都市を粉砕するヴァース帝国。一瞬で人間が黒焦げになって行く描写で、ようやく虚淵ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!って感じでした。鎧武で牙を抜かれた訳じゃなかったなｗ 今期のダークホース的存在で、思った以上に面白そうです。でもまぁ視聴のみかな。 『戦国BASARA Judge End』 公式サイト Wikipedia OPで足軽たちがダンスを舞い、ルー大柴みたいな喋り方の伊達政宗と、主君の武田信玄と殴り合いで会話する真田幸村という最高にぶっ飛んだあのアニメの第3弾です。あ、第2期の後に劇場版があったので、物語としては劇場版の続きとなりますので、劇場版観てないと話が繋がらないので要注意ね。 今回はゴリラ・・・じゃなくて秀吉の死から物語がスタート。家康の謀反によって秀吉が死ぬという独自設定で、その家康に主君の弔い合戦を挑む石田三成との関ヶ原の決戦が今回のラストステージのようで。三成を焚き付ける悪役として大谷吉継が描かれているのも面白いですね。あ、あと徳川四天王の1人・酒井忠次役でTMRの西川貴教も出てますよ！・・・何か2〜3話で死にそうな予感ｗ 関ヶ原の決戦にどのように政宗や幸村が絡んで行くのか・・・まぁ史実ではとっくに死んでる毛利元就や上杉謙信も存命の世界なので、一筋縄では行かないでしょうけど。 本日のＢＧＭ：Break & Peace（『戦国BASARA』ＥＤ）

2014/07/04 (金) 7月期新作アニメ第1弾『グラスリップ』　＆　第2弾『東京喰種-トーキョーグール-』　＆　第3弾『RAIL WARS!』　＆　第4弾『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』 正直、期待作が少ない今期新作ですが・・・視聴本数はいつもとそれほど変わらない予定です。 『グラスリップ』 公式サイト Wikipedia 今期のP.A.WORKS枠。つーか絵を見れば一目瞭然ですな。 『凪のあすから』でややファンタジー色の強い作品を2クール終えた後の本作は、『true tears』や『TARI TARI』の流れを汲む、田舎の普通の高校生たちを描く完全オリジナル。個人的にはP.A.WORKSはこういった作品の方が好みです。 これまでのP.A.WORKS作品とやや一線を画するのは、ギャグ顔や低頭身キャラを使ったコメディタッチですね。下手にパロディとかを入れて来ない所はここの作品の挟持と言ったところでしょうか。 物語は仲間内の恋愛話が中心になりそうですが、シリーズ構成が『TARI TARI』の佐藤梨香氏なので、あまりドロドロしない、夏らしい爽やかな青春劇になりそうです（つーかドロドロは『凪のあすから』で胃もたれ気味）。今期1発目の作品としては好印象でしたが、毎週キャプ感想とかBD購入とかのレベルではないかな。 『東京喰種-トーキョーグール-』 公式サイト Wikipedia 人気コミックのアニメ化なので、『進撃の巨人』クラスの期待を持ってはいたんですけど・・・第1話の感想としてはかなり微妙でした。人間社会に普通にグールが紛れ込んでいる衝撃とかも、『進撃の巨人』の第1話の巨人が人を食らう描写に比べれば全然弱い。同じグール（ゾンビ）ものでも、『学園黙示録 ハイスクール・オブ・ザ・デッド』の第1話の方がずっとセンセーショナルでした（そういや続編まだか？）。 グロ描写も規制でちゃんと描けないっぽいし・・・とりあえず流し見ポジションかなぁ。 『RAIL WARS!』 公式サイト Wikipedia 艦これアニメが来期以降になってからは、自分の中では今期最大の注目作となった本作。以前にも述べましたが、原作ライトノベルの挿絵を担当しているバーニア600さんの絵が好きでして・・・まぁ自分がライトな鉄ってのもあるんですが。 しかし放送直前にアニメーターがTwitterで原作者の豊田巧氏が不当に干渉して来て云々・・・と呟いた事から（後に冤罪と判明）、悪い意味で知名度が広がってしまったのが残念な所です。 物語は国鉄が民営化されなかった擬似現代、鉄道公安隊に配属となった4人の新人を中心に描かれます。鉄道好きで運転課を希望しながら、なぜか公安に配属された高山直人（CV:福山潤）、男嫌いで銃の達人、痴漢を射殺するのも厭わない過激な桜井あおい（CV:沼倉愛美）、巨乳でお嬢様で記憶力に秀でた、あおいとは対極のヒロインである小海はるか（CV:内田真礼）、体力バカで脳筋な岩泉翔（CV:日野聡）、そして彼らを預かる事になる東京中央鉄道公安室第四警戒班（通称：警四）の班長・飯田奈々（CV:堀江由衣）。バーニア600氏の絵を忠実に再現！・・・してるとは言い難いですが、アニメ絵としては悪く無いと思います。ただ、鉄道車輌の描写が、フルCGと手描きの差が歴然・・・（上のEF510と、下のドクターイエローやリレー号とか比べるとね）。この辺は統一感が欲しい所です。 さっそく東京駅でひったくり犯を追う展開になる直人たち。あおいや翔の活躍が期待出来る展開ですが、犯人は大宮行のリレー号（これ知ってるのアラフォー以上の鉄だろ）に飛び乗って逃げてしまい・・・。これに追い着く編成が無いため途方に暮れるあおいたちですが、ここで直人の鉄としての知識が役立ち、新幹線の整備車輌であるドクターイエローが丁度入線する事を知ってこれに乗って大宮駅に先回り。大宮駅のホームで格闘戦の末にひったくり犯を捕縛するのでした。 こういった感じでキャラの特性や魅力を描きつつ、鉄道の知識や描写を絡めて行く本作。個人的にはやはり好きなので、キャプ感想は続けて行こうかな、と思ってます。つーか多分、これやらないと他にキャプ感想枠なくなりそうなので・・・。 『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』 公式サイト Wikipedia 今期TBS木曜深夜枠のもう1本。4コマ漫画原作の、ローカルアイドル「ロコドル」を描いた、今期のアイドル枠（？）です。 内容は・・・まぁ作品名通りでｗ、バイトをするつもりが、叔父に騙されてローカルアイドルとしての活動を行う事になってしまった宇佐美奈々子（CV:伊藤未来）と、そのパートナーとなる先輩ロコドルの小日向縁（CV:三澤紗千香）のユルい活躍を描きます。 まぁ絵も可愛いし、話も肩肘張らずに安心して観れる作品です。適度にお色気もあるし、自分の中では平均点以上はあげれるかな。 女の子の表情や心理が上手く描けているな・・・と思ったら、監督が『D.C.〜ダ・カーポ〜』シリーズや『乃木坂春香の秘密』シリーズ、それに『きんいろモザイク』の名和宗則氏でしたか。納得。 本日のＢＧＭ：宇宙（そら）に咲く（『レンタルマギカ』ＯＰ）