2017/06/18 (日)
危険な一番人気馬の情報を掴んでいたのに、馬券を物に出来ない不甲斐なさ・・・
函館スプリントステークス(函館芝1200m、GV)
いよいよ夏の北海道シリーズが開幕。開幕週に開催されるのがこの函館スプリントステークス。サマースプリントシリーズの第1戦でもあります。
今年は高松宮記念を勝ったセイウンコウセイがここに出走。56kgと斤量に恵まれる事もあって、単勝2.1倍の人気を集めていますが・・・なぜかこのレースは1番人気が勝てない(つーか馬券にも絡めない)事でも知られています。ましてやスピードが信条のこの馬が、洋芝コース初体験でどこまで結果を出せるか・・・それにこの馬の最終目標は9月のスプリンターズステークスなので、ここは仕上がり途上なのは間違いないかと。
と言う事で、◎は2番人気のシュウジで。昨年の函館スプリントステークスとキーンランドカップで2着と洋芝適性は間違い無し。新たなパートナーの武豊は、父・武邦彦の地元の函館で親戚たちの前で区切りの3,900勝をこのレースで迎えたいはず。
あとは洋芝適性からブランボヌールとクリスマスを厚めに買い、軽ハンデのジューヌエコールと人気のセイウンコウセイを押さえれば間違い無いでしょう。
結果・・・
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今年も一番人気馬の呪いが発動!圧倒的人気のセイウンコウセイ、4着で馬券に絡めず・・・。
勝ったのは軽ハンデを活かしたジューヌエコール。上がり33秒9の俊足に裏打ちされたレコードタイムです。しかし2着に騎手切りしたキングハート、3着に9歳の年齢で重賞は・・・とやはり切ったエポワスが入り、今年も波乱の結果に。◎シュウジは果敢に逃げたものの、短い直線であれよあれよと沈んで行って10着。ブランボヌールやクリスマスと言った洋芝巧者も尽く大敗しています。
どうやら今年の洋芝は少し短めに切られていたとの情報が後から入り・・・なんでそういう余計な事するのさ!ヾ(`Д´)ノ
ユニコーンステークス(府中D1600m、3歳限定GV)
JRAに於ける3歳ダート馬のダービーみたいな位置付けですが・・・ならばせめてGUに格上げしてあげたら?と毎年思うこのレース。今年は地方のダート重賞を2勝した上、芝のNHKマイルカップで13番人気→2着とあっと言わせる結果を出したリエノテソーロが1番人気。しかしこの1番人気も、かなり怪しいものでして・・・。まずはこのレースを勝つ上で重要なステップとなるドラゴンシリーズ(昇竜S・伏竜S・青竜S)を使っていない事、地方のダート重賞勝利がいずれも渋った馬場だった事、調教師が重賞未勝利である事、そして鞍上の決定までにあった紆余曲折(ずっと乗り続けて来た吉田隼人が、馬主の食事の誘いを断った事でクビ→田辺に打診するも、その経緯を聴いて断る→大野拓弥で決定→大野拓弥が当日のレースで落馬負傷→最終的に内田に・・・)がともかく嫌。これだけアヤが付いた1番人気馬ってのはやはり軸に出来ません。
そこで馬券は、4枠に入ったアンティノウス(4番人気・鞍上ルメール)とサンライズノヴァ(2番人気・鞍上戸崎)の安心出来る騎手コンビを狙います。基本はこの2頭のワイドで、更にハルクンノテソーロ・サヴィ・ラユロット(鞍上は今週入籍を発表した杉原騎手!)・シゲルベンガルトラの4頭に三連複でちょっとだけ流します。
結果・・・
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やはり陣営のゴタゴタは結果に反映されました。リエノテソーロ、直線で全く伸びずに7着敗退。勝ったのは戸崎騎手のサンライズノヴァ。しかしもう1頭の軸のアンティノウスが同着7着でドボン。リエノテソーロが要らない所まで読めたのに馬券が当たらない・・・どうにもこの春からの不調はかなりの重症のようです。
来週は宝塚記念ですが、どうやら頭数がかなり少なくなる模様。人気はキタサンブラック1本被りでしょうが・・・シャケトラやゴールドアクターなど、意外な馬の台頭があると少頭数でも面白いかも?
本日のBGM:Loop-the-Loop(『もっとTo LOVEる-とらぶる-』OP)
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