2017/11/05 (日) アルゼンチン共和国杯「やっぱ競馬は騎手か・・・」　みやこステークス「競馬は騎手じゃないな・・・」 アルゼンチン共和国杯（府中芝2500m、G�U） 近年は意外と有馬記念の好走馬を出しているこのレースですが、ハンデ戦でもあるのでどちらかと言うと、この後はステイヤーズステークス→ダイヤモンドステークスの裏路線で活躍する馬が目立ちますかね。 そんなこのレースですが、今年は意外な馬が人気となっています。ダービー2着から、菊花賞トライアルも菊花賞も天皇賞（秋）も使わずにここに駒を進めて来たスワーヴリチャードと、足元の弱さから無理使い出来ず、夏のラジオNIKKEI賞以来の参戦となるセダブリランテスの3歳馬2頭がそれぞれ1番人気・3番人気。んー、これはイレギュラーだな・・・ しかし！3歳馬がこれまで結果を出して来たのはやはり既定の路線。この時期にいきなり府中芝2500mで古馬と初対戦というのは無謀なのでは・・・と、予想からはこの2頭を敢然とカット。古馬の長距離路線で実績があるアルバートを軸に、勝ち切れないながらもやはりこの路線の常連であるレコンダイトと、ディープインパクト×トニービンの血統に裏付けされた府中とのコース相性が高い、知将・津村騎手が駆るハッピーモーメントに流すワイド2点で勝負です。え？6歳馬と7歳馬の組み合わせ？そんなの気にしちゃいけません。 結果・・・ . スワーヴリチャード1着、セダブリランテス3着・・・これは3歳馬の新たなる秋の路線の幕開けか？（手のひらクルー） 2着にも5歳馬のソールインパクトが入り、今年も若駒たちが上位を席巻。期待のアルバートは4着・・・シュタルケって、今回の来日で1勝もしてないよね？何しに来日したのかな？（辛辣） ハッピーモーメントとレコンダイトは揃って大敗。意外だったのが9歳セン馬のカレンミロティックの5着好走。来年もまだイケるのか？ しかし、終わってみればミルコ→福永→戸崎とリーディング上位騎手のワンツースリーフィニッシュ。やっぱ競馬は騎手だな！ みやこステークス（京都D1800m、G�V） ダート重賞の番組が多い京都1800mコース。なのでここはコース実績で買えばいいんじゃね？と思うもなかなかそうは問屋が卸さないのがこのレース。今年の人気も京都コース初見参の3歳馬エピカリスと、夏の北海道シリーズで頭角を現して来たテイエムジンソクが中心となっています。 さて、ルメール鞍上のエピカリスですが・・・うーん、今度こそこれは怪しい人気馬なのでは？つーか今年の3歳ダート馬ってあまりレベル高く無いという印象なんですよね。なのでここは先日に続いて1番人気のルメールを切り、百戦錬磨のテイエムジンソクから入りたいと思います。相手はデムーロが捨てた馬を再生させる事に定評がある（？）秋山騎手の4番人気のモルトベーネで。キングズガードは距離が長いように思いますし、アスカノロマンは和田騎手とは合わないような気がします。 馬券はテイエムジンソクとモルトベーネのワイド1点。最内枠と大外枠の組み合わせが吉と出るか凶と出るか。 結果・・・ . 古川騎手に手替わりして本当に化けたな！テイエムジンソクが危なげない競馬で重賞初勝利。しかし2着に9番人気のルールソヴァール（調教抜群との報告があったんだよな・・・）、3着に距離不安を払拭したキングズガードで馬券はハズレ。モルトベーネも掲示板には乗ったんですけど、1着馬とは1秒5も離されましたからね・・・。1番人気のエピカリスは読み通りに爆沈。ここだけは見る目があったかな？ それにしても、こちらは古川→幸→藤岡佑と渋ーい騎手の決着。難しいもんです。 本日のＢＧＭ：over and over（『Just Because!』ＯＰ）

2017/11/04 (土) 外人騎手の取捨選択って意外と難しい 京王杯2歳ステークス（府中芝1400m、2歳限定G�U） 先日のファンタジーステークスの勝ち馬は阪神JFではなかなか勝てないでいますが、同じ1400m戦でもこちらは本番の朝日杯FSでの勝ち馬を多く輩出している注目のトライアルレース。特に近年は朝日杯FSがスピード＞スタミナな馬が勝つ傾向にあるので、このレースの結果はより重要です。 今年の1番人気はルメールのタワーオブロンドンが単勝180円と圧倒的な人気を集めていますが・・・んー、本当に大丈夫かこれ。これまでの3戦が全て大外枠→今回は1枠1番、2走前は地方馬に競り負け、ルメール曰く「距離は短い方が・・・」。危険な人気馬の匂いがプンプンしやがります。 そこで予想はタワーオブロンドンを外し、左回りの芝1400戦を2戦2勝で駒を進めて来た2番人気のタイセイプライド（鞍上デムーロはどちらかと言うと短めの距離の重賞で結果を出してますし）と、スピード重視でこのレースと相性の良い小倉2歳Sの勝ち馬のアサカラゲンキ・・・じゃなくてアサクサゲンキを指名。馬券はこの2頭のワイド1点とします。 結果・・・ . タワーオブロンドンさん、逆らってすみませんでしたｍ(_ _)ｍ 上がり33秒2の末脚で突き抜けたタワーオブロンドン。2着にはその後あまり出世しない事で知られる函館2歳ステークスの勝ち馬カシアス。アサクサゲンキは3着までで、タイセイプライドは果敢に逃げを打つも直線で潰れて8着・・・。まぁワイド作戦も百発百中とは行かんわな！ 本日のＢＧＭ：明日の君さえいればいい。（『妹さえいればいい。』ＯＰ）