2011/01/08 (土)
1月期新作アニメ第4弾『GOSICK-ゴシック-』 & 第5弾『魔法少女まどか★マギカ』
今日は今期でも特に注目作と言われている2本を。
まずは『GOSICK-ゴシック-』。原作は富士見ミステリー文庫・角川文庫で刊行されている桜庭一樹のミステリー小説・・・作者が仮にも直木賞作家でもあるので、ラノベと呼んで良いのやら(ちなみに桜庭一樹氏は女性です)。コミック版も角川から5巻まで発売されています。アニメーション制作はボンズ。ラーゼフォンやハガレンやエウレカセブン、現在放送中だとスタドラなんかもここの作品ですね(個人的にはあまり縁がないな・・・)。 OPはyoshiki*lisaが唄うオサレ系。物語の舞台は第一次世界大戦後のヨーロッパ、イタリアとフランスの間にある小国・ソヴュール王国にある聖マルグリッド学園に、留学生として久城一弥(CV:江口拓也)がやって来る所から始まります。黒髪であるが故に「黒き死神」などと不名誉なあだ名を付けられてクラスでも孤立してしまう一弥に対し、担任のセシル先生(CV:鹿野優以)は、図書館塔の天辺にある植物園に住む少女・ヴィクトリカ(CV:悠木碧)に遣いに出して交流させる事に・・・。 ヴィクトリカですが、外見からローゼンの真紅?かと思ったら、喋り出したらヴァンパイアバンドのミナ・ツェペッシュだったw(中の人的にも)
故あってここで暮らしているヴィクトリカですが、普段はかなり退屈しているようで、そんな時は床の上をゴロゴロ・・・w 一弥が退屈しのぎの存在になるか、ちょっと興味が有るようです。 そんな所に現れた、戦艦ブリュンヒルトのようなヘアスタイルをしたグレヴィール。彼はソヴュール警察の警部で、難事件が起きると圧倒的な頭脳と知識を有するヴィクトリカに相談に来ているようで。彼が今回持ち込んだ事件は老占い師の不審死。その状況証拠から、すぐに犯人はアラビア人のメイドと見抜くヴィクトリカ・・・簡単な推理だよワトソン君!とばかりに水パイプをプカプカ。 しかし翌日の新聞では、犯人逮捕の推理は全てグレヴィールの手柄になっており・・・納得の行かない一弥はグレヴィールに詰め寄り、彼が今回の事件で得た報酬のヨットで、クルージングに連れて行ってもらう約束を取り付けるのでした。
久々の外出にちょっとwktkなヴィクトリカ。どうやら普段は自由に外出出来ない身のようで。そんなちょっと世間知らずのヴィクトリアに色々と諭す一弥、それに不満顔に頬を膨らませるヴィクトリカ可愛いよヴィクトリカ♪ そりゃ一弥じゃなくてもほっぺツンツンしたくなるわな(* ̄∇ ̄*) 街で見る珍しい光景にひとつひとつ大げさに感動するヴィクトリカ。そしてハーバーでヨットを泊めるグレヴィールと合流・・・しかしそこに先日の事件の犯人のメイドが逃走したとの報せが入り、グレヴィールは休日返上となってしまいます。また、死んだ老占い師の親族から譲り受けたというそのヨットには、豪華客船での船上パーティの招待状が。メイドが残した言葉とこの招待状に書かれたキーワードが同じと気付いたヴィクトリカは、一弥を伴ってその船上パーティに赴くのでした・・・といった所で第1話締め。 萌えキャラがいっぱい出るハーレムアニメでもなく、舞台も85年ほど前の欧州と地味ですが、ひとえにヴィクトリカが可愛いので視聴継続してみようかな、とw 推理モノとしては・・・どうだろ?少なくとも今回の老占い師の死のトリックはワタシも気付きましたよ(ハルヒの孤島症候群エピソードに似てますしw)。
続いての新作は『魔法少女まどか★マギカ』。このご時世にしては珍しく、原作一切なしの完全オリジナルアニメーション。しかもそれを手掛けるのが、監督:新房昭之×キャラ原案:蒼樹うめ×音楽:梶浦由記×制作:シャフトというのだから驚き!。ひだまりスケッチのスタッフでオリジナル魔法少女モノかぁ・・・。しかし忘れがちですが、現代の魔法少女モノの代名詞と言える『魔法少女リリカルなのは』の第1期シリーズの監督を務めたのが新房昭之氏なんですよね。これはどんな作品になるのか・・・否が応にも注目が集まります。
アバン、主人公の鹿目まどか(CV:悠木碧・・・またかw)は夢の中で謎の敵と戦う少女を見て・・・予知夢から始めるのは魔法少女モノの王道ですな。 OPは俺妹でその名を馳せたClariSが担当。TBS枠でこの露出は相当頑張ってる感じです。これは変身シーンに期待して良いのかな♪
これまた王道的に主人公の家族構成とその友人たちを紹介する流れ。確か無印なのはの第1話もこんな感じじゃなかったでしたっけ?個人的には青髪ショートの美樹さやか(CV:喜多村英梨)が気になる所です♪ そして突然やって来る謎の転校生・・・うはwwwここまでテンプレだと思わず笑っちゃうなぁ。夢で見た少女にそっくりなこの転校生・暁美ほむら(CV:斎藤千和)は、なぜかまどかの事もこの学園の事も知っているようですが、「今の日常を大事に思うなら、自分を変えようとするな」と、いかにも魔法少女になるな的な警告を発し・・・最初、主人公に突っかかって来るライバルキャラは、最後は最も頼りになる仲間になる法則が今回も適用されるんでしょうか?
学校では完璧超人っぷりを発揮するも、やはり冷淡にまどかに接するほむら。そんなほむらをデムパ女として気にするな、とまどかを元気付けるさやかは、学校帰りにまどかをCDショップに誘います。そこでCDを視聴していたまどかは、どこかからか聴こえて来る助けを求める声に気付き・・・あぁ!その声に導かれてはいかん!と多くの魔法少女アニメを観て来たワタシの危機管理システムが警報を鳴らしてますw
声の主は、白い身体を傷だらけにした謎の小動物・・・なんだ、ユーノ君か(違 そしてその小動物=キュウべぇ(CV:加藤英美里)を追い詰めていた張本人こそほむらでした。事情はともあれ、こんな小動物を傷付けるほむらを非難するまどか。そしてまどかを助けに現れたさやかと共に逃げ出した二人は、シャフトお得意の実写映像漂う魔空空間へと誘われ・・・そんな二人のピンチを救ったのが同じ制服を着た、金髪ドリルのたおやかな少女・巴マミ(CV:水橋かおり)。二人の前で魔法少女に変身したマミは、無数の銃を召喚する魔法でこの空間を(文字通り)撃ち破り、ほむらと対峙。互いにここは争うべきではない、とのマミの説得に応じて撤退するほむら・・・彼女の真の目的は一体? 助け出されたキュウべぇが、まどかとさやかに魔法少女になるように要請する、これまたテンプレで第1話締め。しかしピンク・水色・黄色ツインテの魔法少女に、(恐らく)後からクールビューティのロングヘアキャラが加わるって、まんまハートキャッチプリキュアじゃないですかねw 音楽担当が梶浦由記さんだけあって、EDは彼女がプロデュースするKalafinaですよ♪OPとは対照的なユニットを持って来たなぁ。
第1話を観終わった感想としては、まだちょっと蒼樹うめ絵での魔法少女に違和感が・・・キャラ絵のせいもあって、作画崩れっぽく見えてしまうカットも結構ありましたし。シャフトは本放送ではいつもいっぱいいっぱいになって、DVD/BDで大幅に修正して来る癖があるのでねぇ。 視聴は継続ですが、金曜夜は禁書Uという大御所がいるのでキャプはどうしましょうかねぇ。『GOSICK-ゴシック-』も含め、またまた2話を見て決めようかと思います。
本日のBGM:プラトニックつらぬいて(『らんま1/2』ED)
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