2011/01/23 (日)
南蛮王の帰順、そして遂に北伐へ・・・ 〜今週の『最強武将伝 三国演義』
まさかの2週連続キャプ!(w
5度も捕らえられては釈放を繰り返して来た孟獲ですが、ここで祝融夫人が蜀の張嶷と馬忠を捕らえる大手柄を挙げます。夫人の思わぬ手腕に対して策を巡らした孔明は、趙雲に祝融夫人と一騎討ちをさせ、わざと敗走させた先に魏延と馬岱を配置して罠にかけて夫人を捕縛。さすがの祝融夫人も、蜀の南征軍のトップ3を相手にしては分が悪かったようで。 孔明は祝融夫人と張嶷・馬忠の人質交換を提案して無事に両軍は捕虜を奪還しますが、あんなに好戦的だった祝融夫人も孔明の知略に恐れをなしたのかここから急に弱気モードに。しかしその後も孟獲は、自ら捕まった振りをして蜀の陣営を内部から攻略しようと、無い知恵を必死に振り絞るものの6回目の捕縛。またも逃された孟獲は、南蛮部族最強を謳われる兀突骨率いる藤甲軍に救援を求めます。 油に浸した藤のツルを何度も天日に干してなめした鎧を用いる藤甲軍。その鎧は軽い上に刀も槍も通さず、趙雲・魏延ですら歯が立ちません。そこで孔明は藤甲軍を一挙に殲滅する策を立てますが、それは藤甲軍を一人残さず虐殺する策でもあり、最後まで用いるのをためらいます。 しかし押し寄せる藤甲軍に対して遂にその策を用いる孔明。細い谷に兀突骨率いる藤甲軍を誘き寄せ、その入口と出口を塞いだ孔明は、大量の火薬を仕込んだその谷に火矢を射かけ・・・
爆炎の中、兀突骨率いる藤甲軍は全員焼き尽くされます。刀も槍も通さない藤甲軍の藤のツルの鎧は、火には脆かったのです。最後の切札を失った孟獲は一族もろともまたも捕らえられますが、孔明は今回も逃がすと言い・・・。さすがにもう敵わないと悟った孟獲は孔明に心服。孔明もその思いに応えて、孟獲をこれまで通り南蛮の王に据え置くのでした。こうして長かった孔明の南蛮征伐は終りを告げました。 その頃魏では、皇帝となった曹丕が40歳の若さで病死し、その息子の曹叡が帝位を継いでいました。まだ若い曹叡に対して驃騎将軍にまで出世していた司馬懿は、蜀に対抗するために雍州・涼州の防備を固めるように進言。蜀への最前線に身を置こうとします。 司馬懿の才能を警戒する孔明はこれを危惧しますが、馬謖が謀略を仕掛けてこれを除く事を進言。若くて猜疑心の強い曹叡は「司馬懿が雍州・涼州で兵を養って反乱を企てている」という馬謖の流言に乗せられて、司馬懿を解任して平民に落としてしまいます。この後大失態を演じる馬謖にとって最大にして最後の光芒ですなw こうして最大の強敵を排除した孔明は、劉禅にかの有名な“出師の表”を上奏。「臣亮申す・・・」で始まるこの名文は、一度全文を読んでみる事をお奨めします。アンチも多い孔明ですが、その漢王室復興への想いが真摯であった事が良く分かります。
今回の能力比べは、この後に蜀の北伐で孔明と対峙する魏の将軍たちです。
今回罷免されてしまった司馬懿の代わりに蜀軍と対決するのがまず曹休。曹操の甥にあたり、早くに父を亡くした曹休を曹操は実子のように可愛がり、親衛隊の騎馬隊“虎豹騎”の指揮官に任ぜられるなど、エリート街道を進んで若くして征東将軍の地位に就きます。孔明との戦いよりも呉との戦いで指揮を取る事が多かった曹休ですが、呉の周魴の偽投稿に見事に引っ掛かって大敗。あまりに悔やんで病を発症して病死してしまいます。先年、彼の墓陵が発見されてニュースになったのも記憶に新しい所です。 曹一族ではかなり優秀な指揮官。武力があまり高くないので最前線で暴れ回るタイプではありませんが、ゲームでもバランス良く万能タイプの将軍です。
曹真は曹休に代わって復帰した司馬懿とコンビを組んで孔明と戦い続ける、北伐における魏側の主役の一人です。彼も曹休と似た境遇にあり、父親を早くに亡くして曹操の下で育ち、曹休の後を受けて虎豹騎の指揮官となります。曹丕の時代には鎮西将軍、曹叡の代には司馬懿・陳羣と並んで国家の中枢に位置し、遂には大将軍(軍の最高地位)にまで出世します。しかし北伐戦では孔明・司馬懿の引き立て役のような立場で描かれ、司馬懿には一目置かれながらも「気を遣う無能な上司」的な接し方をされ、司馬懿には見抜かれてしまう事から孔明は曹真を利用する策を何度も立てたりと、この頭抜けた両者の間で凡人の苦悩を味わいます。最後は孔明から受けた冒涜と挑発の手紙の内容に憤死(実際は病死)。その死は一族だけでなく一兵卒からも惜しまれたと言われます。 ゲームでの能力は曹休と似たり寄ったり。まずまず使える数値ですが「優れた凡人」の域を出ませんね(^_^;
司馬懿はご存知孔明の最大のライバルとなる魏の名軍師。その能力値はほぼ孔明と同格・・・陸戦指揮が孔明より優れているのが流石ですな。孔明と違って自ら前線に斬り込む事もあったので、武力は75くらいあっても良いかも。魅力値が孔明より見劣りするのは、この後国家を簒奪するダーティなイメージからですかね(ちなみにこのクーデターで葬られるのが、軍の実権を握っていた曹真の息子たちです)。
閑話休題、今週の競馬をちょっとだけ。本日開催された重賞はアメリカジョッキークラブカップ(中山芝2200m・GU)と、平安ステークス(京都ダート1800m・GV)。どちらも荒れるレースとして有名で、ここはちょっと穴を狙いたい所・・・ですが、今年のメンバーではさすがに荒れる要素が少なさそうだったので、ここは堅めに勝負。 AJCCは実力鉄板のトーセンジョーダンと堅実さでコスモファントムを指名し、この2頭軸で三連複4点勝負。結果、トーセンジョーダンは快勝するも、コスモファントムが踏ん張り切れずに4着に沈んでハズレ。まぁ2着に入ったミヤビランベリが完全にノーマークだったのでこの敗戦は仕方のないところ。 そして平安S。ここはフェブラリーSに向けて賞金を加算するのが命題のマチカネニホンバレがやはり軸。次いで京都コース大得意のダイシンオレンジ、それにやはり京都得意のサクラロミオ、外人騎手が乗ると途端に良くなるインバルコ、状態が急激に良くなっているバトードール。この5頭を絡めた三連単21点買い勝負。人気を集めるマチカネニホンバレが飛べば万券も期待出来ますが・・・
マチカネニホンバレは5着に沈んだものの、ダイシンオレンジ → インバルコ → サクラロミオの2・3・4番人気の三連単で万券決着!(* ̄∇ ̄*) 年明け早々万券ゲットで幸先の良い年になりそうです♪ つーかこれまでとことん相性の悪かった川田騎手絡みの馬券で獲ったのが嬉しいところ。これで苦手意識がちょっとはなくなったかな? ちなみに川田騎手は年明けにちょっと内部で揉め事を起こしたそうで、今年は大幅に騎乗機会が減るかもという裏話も・・・。ここで重賞を勝ってアピールしておきたい、という事情もあったようです。三連単馬券でマチカネニホンバレの他にこの馬だけを1着固定に指名したのはそんなネタを仕入れていたからでもありました。 今年も裏ネタの情報収集に全力を傾けたいと思いますw
本日のBGM:光速電神アルベガス(『光速電神アルベガス』OP)
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