2011/01/22 (土)
強力若本効果で小者の司教が教皇クラスに見える罠w 〜今週の『とある魔術の禁書目録U』
それとシスター・ルチアのパンツが残念過ぎる件。
久しぶりに再会の当麻にアニェーゼの右手が唸る!お株を奪われた形の上条さんですが、ここは冷静にアニェーゼの話に耳を貸します。曰く、法の書事件で当麻たちに敗れたアニェーゼ部隊はこの「女王艦隊」で小間使いの刑に服しているようで。そんな中、当麻とオルソラを逃がす代わりにルチアとアンジェレネを救い出して欲しいと。利害が一致した当麻とアニェーゼは握手・・・しかしアニェーゼの修道服はローマ正教の魔術による束縛の衣でもあったために右手効果で消滅!はーい、今回1回目のサービスタイム入りまーす♪ どうせならパンツも魔術製だったら良かったのに(コラ その頃一人取り残されたインデックスさんは、一人ぼっちになっちゃったよ当麻の馬鹿ーっ!と気勢を上げているかと思いきや、二人を救出するために冷静な判断をして天草式と連絡を取り・・・なんからしくないなぁw ハッタリで監視員を脅して、ルチアとアンジェレネを確保した当麻とオルソラ。しかしここでルチアからアニェーゼが自分たちを逃がす為に「刻限のロザリオ」と呼ばれる術式に身を捧げようとしている事を聴き・・・
幼い頃に極貧に喘ぐ中、ローマ正教に拾われたアニェーゼ、ルチア、アンジェレネ。その頃から共に行動して来た3人の結束が語られ、アニェーゼ1人を犠牲になど出来ないと告げるルチア。しかしそこに当麻たちが乗船している船を突き止めたローマ正教側から、船ごと当麻たちを沈めるべく砲撃が開始され・・・哀れ当麻はアドリア海深く沈んでいくのでした。砲撃を指示した艦隊指揮艦の司教・ビアージオ・・・なんと声が若本規夫御大!!この声だけで敵の超大物のように聴こえてしまう不思議(でもその実はいい年してキレキャラのおっさん)。 しかし当麻が目覚めるとそこにはインデックスが。インデックスによってローマ正教の動きを知った天草式は、潜水艦・・・というよりは可潜艦とも言うべき亀甲船みたいな船を持ち出して潜水して艦隊に接近しており、沈み行く船の乗員をしっかり救出していたのでした。ここでもおしぼり攻勢の五和・・・あれ?このままおしぼり要員で終わっちゃったりして? ルチアとアンジェレネも救出されて無事でした。しかしローマ正教の拘束を打ち破るため、当麻が気絶している間に右手で修道着破壊を行ったとの事でちょっとモジモジ。已むを得ない事情な上、本人は意識が無かったというのに嫉妬心から当麻に噛み付き攻撃のインデックス・・・確かにこれは理不尽だw
そんな騒動の中でもやっぱりおしぼりな五和・・・まぁ彼女の本格的な活躍はまだまだこの先のエピソードなので、今編では視聴者への印象付けが役割ってとこなんですかね。 騒ぎの中、アニェーゼの救出という大事な事を告げたいアンジェレネは、注目を集めるためにルチアのスカートを大きくめくり・・・厳しい言葉と口調が特徴的なルチアですが、パンツはかなり残念仕様(;´д`) まぁこの禁欲的なシスターが、華美な下着を身に付けていたらそれはそれでイメージが違うんでしょうが。 どこから持ち出して来たのか、アニェーゼの「蓮の杖(ロータスワンド)」をオルソラに授けるインデックス。そしてヴェネチアを崩壊させかねない術式「刻限のロザリオ」を止め、アニェーゼを救出するために女王艦隊に奇襲を仕掛ける天草式。赤壁の戦いを彷彿とさせる小舟の自爆攻撃で陽動した後、亀甲船で艦隊中心に浮上して接舷斬り込みを行う建宮たち。天草式メンバーの中のショートカットの娘が結構可愛いかも♪ そんな中、他の艦からの砲撃にマストを折って防いだアンジェレネでしたが、元仲間だった敵のシスターを救うべく身を張ったために、破片で吹き飛ばされてしまい・・・ 激戦の中、旗艦を目指す当麻たち。次回でこのイタリア編は終局を迎えるようですが、放映前の「イタリア編はあまり面白くない」との評価を裏切るテンポの良さで、なかなか目が離せません。インデックスもそこそこ活躍しているしねw
さて、ここで急遽取り上げてみる今週の『魔法少女まどか★マギカ』。第3話にして未だ主人公が変身しない魔法少女アニメってw とか思ってたら、あまりに唐突な展開で先輩魔法少女としてこれから一緒に戦って行くと思われたマミさんが、なんと今回壮絶な最期を遂げてしまいました!
倒したと思った魔女の中から本体が現れ、不意を突かれたマミさんは頭からガブリ、モシャモシャ。身体がビクンビクンとする描写の後に全身が弛緩し、変身も解けてしまった後にダラリと伸びる手足・・・。食いちぎられて落ちていくマミさんの身体のシルエットには首が無く、キラキラ光る液体が血を現しているのは想像に難くありません。 更に地面に落ちたマミさんの亡骸を、執拗に貪り食う魔女・・・グチャッ、グチャッという音が何ともイヤ過ぎる(;´д`) 魔女はその後ほむらによって倒されるものの、爆発したその体内からはマミさんの変わり果てた姿と思われる肉塊がベチャッ!としたたり落ち・・・。割れたティーカップと溢れた紅茶(血?)が、マミさんがもう帰らない事を現しています・・・。
『フリージング』のように直接的なグロ描写よりも、シャフト演出によるこの一連の見せ方はかなり衝撃的。魔法少女モノだからと言って夕方枠で放送なんてしていたら、観た子供たちに大きなトラウマを残した事間違いないでしょう。しかも食われた相手が『フリージング』のノヴァのようなクリーチャーではなく、1960年代の米国カートゥン系アニメに出て来そうな笑顔のお化けってのが一層怖い。 これ、次回以降に「やっぱりマミさんは生きていました!」的な救いが無ければ、かなりの問題描写として今後語り継がれて行く事と思います(生きていたなら、それはそれでちょっと白けるんですけどね・・・)。
本日のBGM:ゆめおぼろ(『桃華月憚』OP)
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