2012/12/11 (火)
サンダース戦に匹敵する盛り上がり!そしてまさかの会長覚醒!! 〜今週の『ガールズ&パンツァー』
準決勝でここまでハードル上げてしまって、決勝ではどれだけ盛り上げるつもりだろう・・・でも多分軽々と超えて行くんだろうな!
遂に語られる大洗女子学園廃校の危機・・・。生徒数の減少で資金的に運営が苦しい上に、大きな大会での実績の無さが問題になったようで。そういう学校、リアルでもいっぱいあるんだろうね。 そこでかつて盛んだった戦車道を復活させ、大会で優勝する事を存続の条件にした杏会長。条件は別に優勝じゃなくて上位進出辺りでも良かったような・・・この辺がまだ交渉術に拙い女子高生の限界かな。 資金難のためにかつて保有していた優秀な戦車を売りさばいてしまったために、売れ残りの戦車しか残っていなかったという事情がここで語られ、ようやく大洗女子のぽんこつラインナップに納得。V突が残ってたのは奇跡だなw 今回の大会参加の背景を知って、是が非でも優勝しなくてはいけないと決意を新たにする面々。みほは限られた時間での各戦車の修復と整備を指示・・・左履帯を全損したV突の修理が3時間で出来るのかは疑問ですけど!
この猶予時間を待ち続けるギャラリー。聖グロリアーナのお二人は紅茶が冷めますよ・・・いや、凍り付くレベルじゃw もはや時間の無駄と帰ろうとする母親を「まだ負けていません」と留めるまほ姉は、やはり心の憶測でみほの事を認めている様子。妹デレの本性を表すのはやはり決勝後かな。 プラウダが3時間もの猶予を与えたのは、カチューシャの空腹&お昼寝のためだったとはw これ完全にうさぎと亀の逆転敗北フラグですよね。そしてここで上坂すみれさん演じるノンナは流暢なロシア語で『コサックの子守唄』を披露。ちなみにカチューシャ役の金元寿子さんへのロシア語指導も上坂さんが行ったそうですね。 修理・整備と言ってもM3リーの75ミリ砲は全損状態で修理は現状不可能・・・貴重な火力だけに悔やまれるところです。そして、素手で戦車に触ると皮膚が張り付いて危険なレベルくらいの冷え込みの中、ミニスカで頑張る面々が凄いなw プラウダの車輌配置を確認するために斥候に出る優花里&エルヴィンと麻子&そど子。ここで優花里たちが唄っているのがなんと軍歌の『雪の進軍』! この唄を唄える女子高生なんて普通いねぇよwww(ちなみにMc.さんは中学時代に既に30曲以上の軍歌が唄えました)
偵察によってプラウダの車輌配置を知ったみほは作戦を練りますが・・・まさに完全包囲状態ですねぇ。定石では包囲網は一点突破しかありませんが、戦車の性能が格段に違うので、突破に手こずると確実に袋叩きですし。 極寒の中、身を寄せ合って暖を取る大洗女子の面々。一方包囲する側のプラウダは、焚き火を囲んでボルシチで身体を温め、コサックダンスを踊る余裕まで・・・。この落差に廃校の危機という心理的不安もあって、大洗女子の士気がここで大いに下がってしまいます。
ここでみほが皆の士気を上げるために取った行動、それは・・・まさかのあんこう音頭w しかし恥ずかしがり屋のみほが皆を思って恥を忍んで踊る姿に突き動かされた面々は、皆であんこう音頭を唄って踊り出し・・・その姿に感動するダージリン、そして勘当を決意する華ママとみほママw そこに現れたプラウダの使者に、降伏はせず徹底抗戦を伝えるみほ。さぁ!場面は静から動へ。戦局は第二面を迎えます!!
包囲網にわざと薄いポイントを作り、そこを突いて来たら他の車輌で一斉に包囲殲滅。フラッグ車を狙いに来たら、伏兵として配置しているKV−2の152ミリ砲で粉砕・・・と作戦を立てていたカチューシャですが、38(t)を先頭に出撃して来た大洗女子チームは、最も包囲網の厚いカチューシャ車のいるポイントに向かって突っ込んで来ます。 虚を突かれたカチューシャは一瞬狼狽するも、戦車の圧倒的な性能差でこれに対応。ここで大洗女子は先陣を切る生徒会チームの38(t)を単独突入させてプラウダを翻弄。貧弱な火力しかない38(t)ですが、懐に飛び込んで至近からのゼロ距離射撃でT−34/76を2輌撃破、更に数輌にダメージを与える事に成功。これまで全然仕事をせずに干し芋ばかり食ってた杏会長の神懸かり的な射撃と、それに応える柚子の操縦と桃の装填で、38(t)という貧弱な戦車がまさかの大活躍!いいねー、こういうの大好きです♪
しかし本来弱い者のまさかの無双活躍は、直後の戦死フラグなのはお約束でして・・・ノンナ車の一撃で破壊されてしまう38(t)。つーかこのダメージで中の人が無傷ってのはちょっとおかしいw 怒りの追撃に出たプラウダ。その追撃を煙に巻く大洗女子・・・時速25kmの八九式を、時速50kmのT−76が追って追い付けない不自然さは突っ込んじゃダメですかw 夜の闇に紛れて逃げる大洗女子に対し、機銃の曳光弾で位置の当たりを付けるカチューシャ。それに怯まずキューポラから身を乗り出して指揮をするみほの度胸凄過ぎる! プラウダの主力を引き付けたと確信したみほは、W号F2型とV突を隊列からこっそりと外して追撃をやり過ごし、ガードが手薄になったプラウダのフラッグ車を狙いに行きます。自チームのフラッグ車をも囮にする大胆な作戦ですな。
V突のドリフト!!ちびるくらいにかっちょええ〜(* ̄∇ ̄*) そしてこの一連のシーンのBGMがもう最高過ぎる!!!これはサントラ買わざるを得ない! プラウダのフラッグ車の所在が未だ掴めないみほは、頼れる同士・優花里を再び斥候に出します。一方プラウダは追撃に遅れて参加したJS−2がようやく合流、ノンナをこれに移乗させて再び追撃に入ります。ティーガーの装甲をも紙のように撃ち抜くその凶悪な120ミリ砲は的確に大洗女子チームの上に降り注ぎ、直撃を受けたM3リーが一撃で撃破されてしまいます。残るは新参の風紀委員チームが、ルノーB1bisを盾にしてフラッグ車である八九式を守りますが・・・ その頃、斥候に出た優花里は村の時計塔から民家の影に隠れるプラウダのフラッグ車を発見し、W号F2型とV突を誘導。その前に立ち塞がるKV−2の152ミリ砲・・・しかし次弾の装填に時間が掛かるKV−2の弱点を突いて、W号F2型とV突の同時攻撃でこの怪物を撃破!こういった極端な性能の戦車には、歩兵や他の戦車による護衛は不可欠(ドイツVSソ連のクルスク大戦車戦の時、ドイツのエレファント重駆逐戦車は近接防御用の機銃を装備していなかったため、コサック兵に肉薄されて手榴弾をハッチから放り込まれて次々と破壊された事例があります)。これは明らかにカチューシャの運用ミスですね。
あぁっ!ルノーB1bisもやられてしまった・・・これで八九式は丸裸です。装甲的な意味でも。 JS−2の半端ない砲撃の下、それでも「強豪校のスパイクよりまし!」と頑張って逃げるバレー部チーム(120ミリ砲より強烈なスパイクって・・・)。涙はバレー部復活のその日までとっておけ!いいねー、運動部特有のその熱苦しさ! 一方、プラウダのフラッグ車が同じポイントを円を描いて逃げている事に気付いた優花里はその事をみほに伝え、みほはV突をその進路上に伏兵として配置。油断したプラウダのフラッグ車は、その車高の低さを利して雪に潜っていたV突の主砲を正面から受けてエンジンまで貫通されて破壊・・・これ、中の人グチャグチャなんじゃ(汗 しかし、時を同じくして遂に八九式もJS−2の120ミリ砲の直撃で木っ端微塵に粉砕され・・・これも中の人(ry 果たして両校のフラッグ車破壊はどちらが先か・・・って、これってサンダースの時と同じ結末ですよね? EDはまさかの今後のネタバレ車輌登場!戦車は旧日本陸軍の三式中戦車ですね。乗っているのはまだ本編には登場していない面々・・・まぁOPにはいたりしますけど。つーか、ポルシェティーガーの出番って一体いつになるんでしょうか。 そして予告の1枚絵・・・これ、絶対作る奴出て来るだろ!w
本日のBGM:舞い落ちる雪のように(『WHITE ALBUM』ED)
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