2012/12 
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
←カレンダーで過去分が表示されます。デフォルト表示は最新の書き込み分です。

2012/12/16 (日)

単勝1.3倍!朝日杯ではグラスワンダー以来のオッズが指し示す通り、名馬の誕生となるか・・・

今週のGTは朝日杯FS(中山芝1600m)です。つーか今年のJRAのGTも残す所このレースと有馬記念だけなんですねぇ。本当に競馬やってると季節が過ぎるのあっという間ですな。
ご存知2歳馬のチャンピオンを決める同レース・・・ですが、クラシック候補生たちはここではなく来週行われるラジオNIKKEI杯(阪神芝2000mGV)に行くのものもご存知の通り。しかし今年は、クラシック候補生の中でも最有力と思われるコディーノがこっちに参戦し、注目を集めています。
また、近年の傾向としてスタミナタイプよりもスピードタイプの馬が勝つ事が多く、その点からも最有力な前哨戦は1800mの東スポ杯よりも1400mの京王杯となっており、短距離馬にも十分活躍出来る場となっています。
そして中山の芝マイル戦と言えば内枠有利が定石で、過去10年でも4〜8枠に入った馬で単勝20倍以上の馬は全て4着以下に敗れており、穴馬の台頭があっても必ず内枠、というデータがあります。ちなみにコディーノは3枠5番・・・まさに運まで味方に付けた感じです。
ちなみに今年の朝日杯FSは2歳リーディングのディープインパクト産駒が1頭もいない珍しい面子となりました。まぁディープインパクト産駒にはマイルはちょっと短いですかね。

という訳で、◎は圧倒的人気でももう逆らえないコディーノで決まり。鞭を使わず持ったままで完勝のデビュー戦、好位抜け出しの横綱相撲で勝った札幌2歳S、そして後続馬をレコードタイムで完封した東スポ杯2歳S・・・鞍上の横山典をして「死角なし」と言わしめ、名伯楽の藤沢調教師も「この馬で取れなかったら三冠なんて取れない」とまでクラシックを意識させている逸材(ちなみに朝日杯FSを勝って三冠を制覇した馬はナリタブライアン以来登場してませんけどね)。先行脚質も枠順も、全てがこの馬の勝利を後押ししています。久々に関東馬から現れた巨星に対する注目も大きいです。

◯は2番人気、コディーノと並んで3戦3勝馬のエーシントップで。3戦とも1400m戦を使っている外国産のスピード馬で、近年はこういったタイプが朝日杯FSで上位に来ます(レオアクティブやグランプリボスなど)。前走は最有力前哨戦でもある京王杯2歳Sを、休み明けの上に+10kgの馬体重ながら完勝。鞍上は岩田騎手とリーディング争いを繰り広げる若手のホープ・浜中騎手。今週こそはGT勝利を・・・との思いは強いでしょうね。

▲は2戦2勝とこれまた負け知らずの3番人気・ゴットフリートで。父は良血ながらGTに今一歩届かなかったあのローエングリン。今年デビューした産駒は10頭しかいないのに2頭をこのレースに送り込んで来る辺り、種牡馬としての方が成功するのかもしれません。前走は新潟のきんもくせい特別(500万下)と極めて地味ですが(それでも昨年アルフレードが勝ったステップだったり)、2枠3番の好枠と朝日杯FSではゲンの良い先行脚質、そして鞍上にスミヨンと来れば買わない訳には行きません。やっぱ年末は外人騎手恐いしw

△は絞って3頭。つーか全部外人騎手!w
3枠6番の4番人気・ラブリーデイ。小倉の1800mの新馬戦、阪神の1800mの野路菊S(OP)を制し、府中1400mの京王杯2歳S2着とコース不問・距離不問の万能タイプで、脚質は先行。鞍上にはルメールを配してこの枠順なら十分馬券圏内です。
6枠12番の5番人気・フラムドグロワール。府中1400mの新馬戦1着→中山1600mの芙蓉S(OP)2着→府中1800mのいちょうS(OP)1着と駒を進めている堅実さと、鞍上のウィリアムズが魅力。母はオークス馬のシルクプリマドンナで、藤沢厩舎がコディーノと並んで出陣させた第2の切り札。脚質も先行ですが、やや外目の枠順がどう出ますか・・・
最後に7枠14番の7番人気・ロゴタイプ。北海道シリーズでは1着→4着→3着→4着と煮え切らない戦績でしたが、休養を挟んだ前走のベゴニア賞(府中1600m、500万下)で鞍上がデムーロに替わった途端にレコード勝ち。父ローエングリン×母父サンデーサイレンスはゴットフリートと同じ配合。外枠故に人気はありませんが、早めに馬群を捌いて先行出来れば、天皇賞でエイシンフラッシュをしぶとく残らせたデムーロの腕でその不利を覆す事も可能かと。

買い目:◎1着固定、◯▲△2−3着流しの三連単20点買い

久々に三連単で勝負出来る馬が出て来たので、今回は三連単で行きます。まぁ「鞍上横山典のGT・1番人気=2着の法則」が恐いような気もしますがw
あと、注目は武豊のJRA全GT制覇記録が掛かっている4枠7番6番人気のティーハーフですが・・・さすがに1200mでしか勝ってない馬にはキツいだろー、と今回は無印です。あと、今年のデイリー杯2歳Sは何気にレベル低かったかも?と疑問に思ってるので、1着馬テイエムイナズマも2着馬クラウンレガーロも買い目から外してます。
コディーノが圧巻の4連勝でGT勝利となるのか、はたまたエーシントップがそれに待ったをかけるのか。しかし勝ったのはいずれの馬でもなかったのです。



デムーロマジック再び!重賞実績なし、しかも外枠のローエングリン産駒・ロゴタイプがコディーノとの競り合いをクビ差制して勝利!3着ゴットフリート、4着フラムドグロワールで掲示板は外人騎手祭りw
レースはほぼ揃ってスタート・・・デイリー杯3着のマイエルエテルネルが先手を取るも、クラウンレガーロとエーシントップもこれを追走。しかし3コーナーまではどの馬も出入りの激しいレースを展開し、マイエルエテルネルが沈んだり、かかったのかネオウィズダムが代わって先頭に立ったりと馬群は非常に慌ただしい動きを見せます。
中段の内に入ったコディーノも3コーナー付近で一度かかってしまいますが、横山典がこれを必死になだめて押さえます。そんな中、スタートから終始先行集団でピタリと折り合っていたのがロゴタイプ。外枠の発馬からスルスルと好位に付けたデムーロの好ポジション取りです。
4コーナーを廻り、外に持ち出したコディーノがいよいよその末脚を炸裂させようとしますが、これまで程の手応えはなく・・・やはり道中かかったのが響いているようです。それでも何とか馬群から抜け出すのに成功しますが、その前にずっと先行集団で折り合っていてスタミナを温存していたロゴタイプが立ちはだかります。必死に追いすがるコディーノ、抜かせないロゴタイプ・・・両馬の激しいデットヒートはゴール板まで続き、あと少しでコディーノが差す!というところでゴール板を迎えます。いやー、力入ったですよここw

1着:ロゴタイプ。関東馬は関東馬でもまさかのこっち。2歳馬の種牡馬ランキング34位、デビューしたのは僅か10頭、かつ3頭しか勝ち上がっていないマイナー種牡馬のローエングリン産駒がまさかのグランプリ制覇です。つーか前目に残して後続を振り切るデムーロ得意の戦法にまたも日本の騎手はしてやられた感じですね。でも血統を考えたらクラシックでも十分戦えそうですよこの馬。
2着:コディーノ。懸案の「鞍上横山典のGT・1番人気=2着の法則」がここで出てしまいましたか・・・(同様にアンカツの3着の法則もあります)。乗り方は悪くなかったので、かかってしまった事とデムーロマジックが敗因ですね。それでも単勝1.3倍の馬を飛ばした罪は大きいな・・・。
3着:ゴットフリート。まさかのローエングリン産駒ワン・スリーフィニッシュ。馬群の丁度真ん中で折り合っていて、末脚に賭けるも前2頭には及ばず・・・という図式。スミヨンらしい堅実さが光りました。
4着:フラムドグロワール。つーかここまで全て関東馬とか!しかし密かにこの馬の複勝を買い足していただけに、私としてはこの4着はちょっと痛恨(;´д`) でも良血馬に恥ずかしくないレースをさせたウィリアムズはやはり好プレーです。
5着:ティーハーフ。お、意外と頑張ったんじゃんユタカ。でも記録はまた来年にお預けですね。
6着:ノウレッジ。大外枠の上に戦績が地味過ぎて全然目に入らなかったw
7着:ラブリーデイ。昨日は阪神8・9・10レースで三連勝を決めたルメールだけに期待してたんですが・・・。
8着:エーシントップ。ありゃ、ここまで負けてしまいましたか。浜中君の次のGT勝ちは一体いつになるのか。
9着:クラウンレガーロ。デイリー杯組はダメそう、という予想は当たりましたw
10着:ネオウィズダム。あー、あの掛かってハナに立った馬ね・・・(それしか印象にないw)
11着:アットウィル。いくら岩田騎手でも、このレベルの馬じゃ掲示板も無理ってことで。
12着:ザラストロ。新潟2歳S勝利&1枠1番で買うかちょっと迷いましたが、幾らなんでも前走負け過ぎだったので・・・
13着:テイエムイナズマ。この馬も前走負け過ぎ。前走JRA重賞で5着以下に負けていた馬は不要、というデータは正しかったみたいです。
14着:ディアセルヴィス。最低人気ながらパドックでの井崎脩五郎の推奨馬ですが・・・つーか福島2歳Sをステップにしてこのレースを勝った馬なんているのか?
15着:ワキノブレイブ。福永は牡馬クラシック戦線では基本的にいらない子。
16着:マイネルエテルネル。名前が韻を踏んでいる(それだけ)。




三連単勝負の馬券は・・・三連複にしていれば45.3倍ゲットだぜ!と書き込めたんですが、コディーノの惜しい2着でハズレ。「コディーノから外人騎手へ!」というスタンスは正解だったんですけどね。
土曜日も完敗でしたし、この週末の収支は惨憺たる事に・・・悪い流れを振り切って有馬記念を迎えたいんで、来週は土曜日のラジオNIKKEI杯を何としても当てたいですw(個人的にはよく当てられるゲンの良いレースなので)
ところで、今年の最優秀2歳牡馬はどうなるんでしょうね・・・やっぱり勝ったロゴタイプ?コディーノにも結構票が分かれそうですよね。



本日のBGM:愛したげる(『魔界戦記ディスガイア』OP)


2012/12/15 (土)

エフトイズの『艦船キットコレクション』にちょっとだけ手を出してみた

先日アキバに赴いた際、バラ売りされていたエフトイズ『艦船キットコレクション』の重巡『筑摩』(洋上ver.)に手を出してみました。


出来は良さそうだったんですが、1つ525円という価格(昔なら普通にウォーターラインシリーズの巡洋艦のプラモが買える値段・・・)で敬遠していたんですが、我が愛する利根級重巡洋艦とあれば話は別です。
フルハウver.もありましたが、ガチャポンの連合艦隊シリーズと縮尺も合っているので、洋上状態でリリースされている同シリーズと並べるために敢えて洋上ver.をチョイスしています。


まず言える事は・・・パーツ数が多く、1つ1つがシャープです。ガチャポン連合艦隊シリーズ(1回200円)とは出来が雲泥の差ですね。
その分、作るのが結構大変。30分くらいはかかるし、組立ては要接着剤となっています。

ここで『筑摩』の略歴を簡単に紹介。
『筑摩』は日本海軍最後の重巡洋艦として開戦2年前の1939年5月20日に就役。他の主力重巡と比して主砲の数を2門減らし、逆に偵察機の数を6機に倍増させた利根型重巡洋艦の2隻は、その高い偵察能力を買われて南雲機動部隊に配備され、真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦まで、艦隊の目としてその重責を担います。
ミッドウェイで主力空母4隻を喪失した後も『翔鶴』『瑞鶴』を主軸とした新生された機動部隊に編入され、常に空母機動部隊と共に行動してきた『利根』『筑摩』ですが、南太平洋海戦で『筑摩』は米艦載機の空襲を受けて爆弾4発が命中して大破。937名の乗組員のうち、2割近い162名が戦死する大きな被害を受けています。この時、僚艦の『利根』は無傷だったため、重傷を負った古村啓蔵艦長は「爆弾の配給も、少しは公平にして貰いたい」と回想で皮肉っています。また、生存者に労をねぎらうために戦闘配食でコンビーフが支給されたそうですが、戦死者の肉片が散乱している中ではとても食えたもんじゃなかったようです。
その後も護衛任務や通商破壊戦などに活躍した『筑摩』の最後の戦いはレイテ沖海戦となります。戦艦『大和』『武蔵』を擁する主力である栗田艦隊に配備された『筑摩』は、サマール島沖で米護衛空母部隊と遭遇。『筑摩』は僚艦との共同砲撃で米空母『ガンビア・ベイ』を撃沈するものの、米艦載機の逆撃で魚雷1本を艦尾に受けて舵を破壊され、艦隊に着いて行けなくなってしまいます。
孤立した上に行動の自由を奪われた『筑摩』は米艦載機の集中攻撃を受け、複数の魚雷を受けて沈没。生存者は駆逐艦『野分』に救助されたものの、その『野分』もその日の夜に米艦隊の砲撃で撃沈されて乗員全員が戦死してしまい、『筑摩』の生存者は『野分』に救出されずに海面を漂っているところを米軍に救助された1名のみとなってしまいました。
『利根』はレイテ沖海戦を無事に生き抜いており、真珠湾以降常に同じ戦闘に参加し続けながらもこの姉妹艦は「幸運な姉」と「不運な妹」と明暗が分かれてしまいました。



本日のBGM:嘆きのエンドレス(『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』OP)


a-News+ 1.47

Diary Last Update : 2023/05/28 18:43:45
 当サイト「Mc-LINERS」は、私Mc.OKAZAKIのイラストギャラリーです
 Microsoft Internet Explorer 8.0にて閲覧確認をしております。
 全ての文章・画像の、無断転載・無断複製はしないでください(そういうときはご連絡ください)。
 ・・・Mc-LINERS BUNNER・・・
http://mc-liners.main.jp/img/bnr1.jpg
リンクについて
このサイトは、サークル「INDexlabel」のお仲間サイトです

tinami♪さーふぁーずぱらだいす
Mc-LINERS  All rights reserved. copyright(c) circle INDex Label.