2014/01/17 (金)
このまま底辺アイドルとして辛酸を嘗める展開かと思ったら、案外早く窮状からは脱するのかな 〜今週の『Wake Up,Girls!』
週末のアニメキャプ枠は、『のうりん』と迷った末にWUGの方をチョイスしました。いや、『のうりん』の方がアニメとしての完成度は現状高いと思うんですが、大沼ギャグって感想として文面に書き起こすとその面白さを伝えるのが非常に難しいんですよね。それにWUGは現状作画を中心にダメな部分も多いんですが、今後面白くなる要素はのうりん以上に秘めていると思いますし、感想としてもこっちの方が書きやすい。あとはかつて住んでいた仙台という街への愛着と、ヤマカン叩きの風潮に敢えて逆らってみたいという反骨心もあるかな。 つーか、ふたばの実況とか観てても、WUGスレってコメの殆どが作品とヤマカンのバッシングなのに、そのレス数は他の深夜アニメの2倍近いと言う・・・お前ら、何だかんだ言って本当はWUG好きなんじゃないかとw
ゴロツキマネージャーの須藤はWUGをお色気重視で売ろうという考えで、早速衣装として白ビキニを用意。勾当台公園のライブを観た須藤は、パンモロしまくりのステージを観てWUGの方向性を決めたようで・・・あぁ、あれはそういう方向のアイドル(昔で言うところのT-BACKSとか ←誰も知らん)と思われても仕方がないかw ゴロツキながら、ちゃんとWUGのためにステージを決めてきた須藤。しかし須藤が決めたステージとは、日帰り温泉施設の休憩室の畳の上・・・何ともショボいステージです。 しかも客の目を引くために白ビキニで唄い踊れと言われて抵抗を感じるWUGの面々。しかしそんな中、真夢だけは身体を張って頑張らなければいけない時もある、と根性を見せます。さすが唯一の経験者と言いますか。 ちなみにこの温泉施設、現地の友人からのタレコミで「日帰り天然温泉 竜泉寺の湯 仙台泉店」と特定されてます(つーか友人がここの常連客)。聖地としてこれから賑わう事になるのかな?
畳の上のステージに、白ビキニで立つWUG・・・何という底辺扱い。つーか大食い娘の実波だけ、なぜか肌色の設定が妙に赤い。これはちょっと不自然さを感じますねぇ。 司会者にグループ名を間違って紹介され、曲名は覚えてもらってすらいない中、ステージを始めるWUG。客席からはエロ親父のセクハラコールの応酬・・・まぁこの格好で踊られては、親父どもの発言も満更責められないかな。 1ステージを終えた後、さすがにこの扱いは酷いと松田は須藤に抗議。しかし須藤は今をときめくI-1クラブだってグラビアでバシバシ肌を見せている、覚悟はどっちも同じだと言い張り、松田はそれに反論出来ず・・・うーん、こっちのPはなかなか頼りになりませんなぁ。
その頃、フットマッサージブースにはどこかで見たおばさんが・・・って丹下社長!!!てめぇどの面下げて帰って来やがった! 須藤が去った後、松田に不満を漏らすWUGの面々。ギャラに関しては須藤任せ、契約書の内容にも目を通していないって・・・松田無能過ぎワロエナイ。このままじゃWUGは須藤に風俗に売り飛ばされる未来しか見えて来ません。 契約内容には水着撮影会も含まれており、WUGは白ビキニでポーズを撮らされて、ケータイの写メで撮られまくり。それでもちゃんと笑顔で応じる真夢は肝が座っていると申しますか・・・I-1クラブ時代にも底辺仕事やり慣れてるんでしょうかね。 更に水着での接客まで契約には含まれており・・・これじゃコンパニオンと変わりませんな。当然酔客にはお行儀の悪いのもいて、お触り&セクハラ発言に晒されるエロ担の夏夜。しかし客に手を挙げる訳に行かず、ぐぬぬと耐え・・・。 挙げ句の果てに、客との王様ゲームまでやらされるWUG。客のおっさんとのキスを強要された、メイド喫茶出身の未夕はこれがファンとの交流とはとても思えず・・・ つーか現役女子高生アイドルがこんなサービスしてくれるとは!!奴が竜泉寺の湯に通ってる理由はこれか!(違
遂にブチ切れた未夕は客を突き飛ばして部屋から出て行ってしまい、そのまま職場放棄。あまりに酷い仕事内容に、松田は興行主に仕事のキャンセルを申し出るものの、ギャラは前払いで須藤に払っていると言われ・・・あーあー、言わんこっちゃない。 メンバーの中でも、あと1ステージやらざるを得ないと考える者、もう止めて帰ると言い出す者、やりたい人だけやればいいと言い出す者と意見が分かれて口論に発展。つーかっやぱり実波の肌色気になるなぁ。 メンバーたちの雰囲気もキャラ作画も怪しくなる中、突如フルボッコされた須藤と共に現れたのが、事務所の金を持ち逃げして消息不明になっていた丹下社長。丹下社長はWUGを風俗まがいの仕事に使っている事に激怒し、松田を散々こき下ろした後、主犯の須藤を更に絞め、せしめたギャラの返却と、二度とWUGに近付かない事を約束させて追い返します。丹下社長かっけー・・・とか一瞬思ってしまいましたが、全てはこのBBAが元凶!!何を言ってもおまいうです。
金を持ち逃げした上、ギャンブルで擦ったという最悪な状況を語る丹下社長。詰問する松田ですが、これまたあっさりあしらわれます(本当使えないかもこの人)。 メンバー内でリーダーシップを取るツン担当の佳乃が代わって丹下社長に物申しますが、これも小娘扱いして袖に降る丹下社長。そしていなくなった未夕を連れ戻す事を命じます。あぁ、この作品に登場する大人が揃いも揃ってダメ人間ばかりな件。 未夕を探しに家に向かう松田と夏夜・実波・菜々美と、未夕が働いていたメイド喫茶に向かう真夢・藍里・佳乃。当たりを引いたのはメイド喫茶組で、未夕は元の職場に戻っていました。 自分の覚悟が甘かった事を告げる未夕。店で温かい客と一緒に小さなステージに立っているのが自分の器だと語り、そしてそんな姿を3人に観て行って欲しいと告げるのでした。 つーかアキバのメイド喫茶やメイドバーって、長い年月で淘汰されてどこもこんな雰囲気になりつつありますよね。
店のステージで常連客に温かく迎え入れられて、『太陽曰く燃えよカオス』を熱唱する未夕。(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! 唄い終わった後、WUGの事を客に問われた未夕は先々への不安を吐露。しかしそれを聴いた常連客たちは口々に未夕を励まし、この店から大きく羽ばたいて行って欲しいと背中を後押し。お前ら・・・なんてよく訓練された客なんだ( ノД`) ようやくWUGへの復帰を決めた未夕。こうして7人に戻ったWUGの元に、丹下社長は地元TV局のワンスポットコーナーのレギュラー枠を決めて来て・・・って!いきなりTV!しかもレギュラー!人間的にはダメダメでも、仕事出来る奴ってたまにいますよねー(逆パターンはよくいます)。 その頃、I-1クラブでは仙台進出が決まってシアターのこけら落とし公演が行われる事に。WUGの前に立ちはだかるトップアイドルの壁!そして元I-1クラブセンターの真夢はどのような思いでこれに向き合うのか。 何だかんだで面白くなって来ていますよ?
本日のBGM:太陽曰く燃えよカオス(『這いよれ!ニャル子さん』OP)
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