2017/10/09 (月) またも「来ない条件」が揃った牝馬にしてやられるとは・・・しかし！ 京都大賞典（京都芝2400m、G�U） 近年は「最有力な天皇賞（秋）ステップレース」の座を毎日王冠に奪われっ放しだったこのレースですが、一昨年のラブリーデイ、そして昨年のキタサンブラックと、ようやくその本来の立ち位置を回復しつつあります。 今年は長距離戦・そして京都コースで本領を発揮するシュヴァルグランが参戦。主戦の福永騎手が南部杯参戦で盛岡に行っているため今回はデムーロに乗り替わりですが、陣営としてはむしろ勝ち切れない福永よりはこの手代わりを歓迎しているかも。他にもやはりこの距離・このコースなら買いたいサウンズオブアースとミッキーロケットが参戦。馬券はこの辺から攻めたいですよね。あとはスマートレイアーが人気になっていますが・・・どちらかと言うと京都よりは阪神コース向き、そして鞍上もユタカよりはデムーロの方が手が合ってますよね。距離もちょっと長いのでここが消しで良いかな。あとはルメールマジックが恐いフェイムゲームと、ディープインパクト×トニービンの血が活きそうなハッピーモーメントを押さえておきます。 馬券は復調なったここはシュヴァルグラン軸の三連複で勝負！結果・・・ . 勝ったのはまさかのスマートレイアー・・・先に述べた他にも、高齢馬や牝馬がなかなか来ないレースでも知られている京都大賞典でのこの馬の勝利は、同レース9勝目の京都芝コースの申し子・武豊ならではと言った所でしょうか。ちなみにユタカさん、これでG�U100勝目を達成だとか。すげー。 2着にもノーマークだったトーセンバジルが入りましたが、これまたイン先行からの抜け出しという岩田騎手の戦術が光りました。武豊と岩田、この2人を甘く見てましたね・・・。 シュヴァルグランは3着を確保。しかしミッキーロケットが4着、サウンズオブアースは13着と対抗・単穴が揃って馬券圏外。特にサウンズオブアースはここで走らなかったら何時走るんだ？という条件だったんですが・・・。 と、毎日王冠＆京都大賞典のG�Uを両方とも落としてしまったMc.さんですが、実はこの3日間の開催、完全復活を告げる的中の嵐でした！ まずは土曜日。狙いすました複勝とワイドが次々とハマり、サウジアラビアRCの的中も含めて、1日で＋18Kの大勝をマーク！ 日曜日はちょっと苦手意識が芽生え始めていたデムーロからの馬券でワイドを的中させ、更になかなか的中させられなかった三連系馬券が京都最終で遂にスパーク！重賞は当たらなかったものの、この日も＋8Kと順調な収支となっています。 そして月曜日は三連系の馬券を2本当てて完全復活宣言！調子に乗って最終レースで投資額を増やし過ぎて失敗したものの、この日も＋3Kとプラス収支。結果、3日間で＋29Kと久々の大漁旗。秋競馬、このまま推移して行きたいもんです。 本日のＢＧＭ：光と影を抱きしめたまま（『魔法騎士レイアース』ＯＰ）

2017/10/08 (日) 孤高の名家の少女に迫る、百戦錬磨の無骨な男たちの包囲網・・・ 毎日王冠（府中芝1800m、G�U） と、まるでエロゲのタイトルみたいな様相を呈している今年の毎日王冠。G�T2勝、欧州最強馬フランケルを父に持つ天才少女ソウルスターリングが秋の始動戦としてここを選択。普通にローズステークス辺りに行けば完勝出来そうな気もしますが、ここでも単勝2.0倍の圧倒的な人気を集めています。 そんなソウルスターリングを破るために集結したのが古馬牡馬G�T馬軍団。昨年のダービー馬マカヒキ、昨年のドバイターフの勝者リアルスティール、そして今年の安田記念を制したサトノアラジン。更に春の上がり馬グレーターロンドン、もうヤングとは言えない年代になって来た重賞3勝馬ヤングマンパワー、そして3年前の忘れられたダービー馬ワンアンドオンリーが、黒光りする◯◯（←馬体、ですよ？）をギンギンに輝かせて、3歳牝馬への包囲網を形成しています。 馬券はやはりソウルスターリングから。相手は熟考の末、府中コースとの抜群の相性と、デビューから13戦して一度も掲示板を外していないその安定性から、6番人気のアストラエンブレムを指名。唯一の不安点は大レースでの鞍上戸崎ですが、人気にならない所で自由に乗れればその本領を発揮出来るかな、と。 馬券はソウルスターリング＝アストラエンブレムのワイド1点。その時、少女に何が起こったか・・・ . おっさん共のえげつない責めに、天才少女、遂に屈す・・・ レースはソウルスターリングが先行・・・いや、押し出される形で慣れない逃げの展開に。初めての流れに戸惑うソウルスターリングを、背後から追い掛け回す手練の男たち・・・まさにエロゲ展開。 遂に直線で捕まるソウルスターリング。「くっ、殺せ！」と言ったかは定かではありませんが、おっさん共の波に飲み込まれて消えて行くソウルスターリング・・・あぁっ！こんな姿は観たくは無かった！ 勝ったのはリアルスティール。中山記念8着→連覇を狙ったドバイで無念の出走取消という流れから、下手すれば終わった馬をデムーロが見事に再生させました。2着サトノアラジンは大外枠と距離不安で消したのですが、リアルスティールと差のない2着でこの距離が十分守備範囲である事を証明。3着グレーターロンドンも、今回は休み明けで完調にはほど通りとの報告でしたがこの着順は立派。次戦が恐い存在です。 アストラエンブレムは遂に掲示板を外す11着大敗・・・もう大レースで戸崎なんて買わない！ヾ(｀Д´)ﾉ 本日のＢＧＭ：screaming（『Soul Link』ＯＰ）