2010/08/30 (月) 水着回とシリアス回は「混ぜるな危険」なんじゃないかな・・・　〜今週の『オオカミさんと七人の仲間たち』 今回は根底にかなり重いベースがあったので、ちょっと素直に楽しめなかったかも。 アバン、願いを叶えるランプの魔人に願いを伝えようとする林檎・・・今回の依頼人は３年生の白雪姫之。うーん、モチーフのお伽話は何だろうｗ 姉として、７つ子の弟妹（７人の小人かｗ）を養う白雪さん。弟たちを遊びに連れて行ってあげたいものの、バイトが忙しくてそれも叶わず・・・。そこで御伽銀行の面々で白雪さんと弟たちをプールに連れて行ってあげる事に。 この依頼が来た時、林檎は同行しなかったのですが・・・実は白雪さんと林檎は一方ならぬ因縁がありました。ここで回想モード・・・ 清貧を絵に描いたような林檎と母親。ある日、林檎を連れて豪邸を訪ねた林檎ママ。その屋敷には林檎より少し年上の女の子がいて、林檎はすぐに仲良しになります。しかしこの屋敷の主人と林檎ママは再婚する事となり、一緒に遊んだ少女とその母親は屋敷を追い出される事に・・・。その時追い出された少女こそ、白雪さんだったのです。 母親と自分が白雪さんの家庭を破壊し、豪邸から追い出してしまった・・・罪の意識に苛まれた林檎は屋敷に住む事を良しとせず、今の寮に住んでいたのです。うーん、ヘヴィな設定。 白雪さんのバイトは桃ちゃん先輩が代わってくれて（その人選は正しいのかｗｗｗ）、皆はいざプールへ。林檎は影からこそこそ付いて来ていますが・・・やはり白雪さんの前には出て行き難いようです。 性格良し、頭良し、オマケにスタイルも良しの白雪さんはさすがミス御伽学園で優勝しただけの事はあります。ちなみに銀行の面々ではおつうさんがポロリ要員でしたかｗ 白雪さんたちとビーチボールで遊ぶ亮士と涼子・・・やっぱり残念な胸元です(^_^; 思わずよろけて涼子に覆い被さってしまう亮士・・・右ストレート一閃！ひねり込むように打つべしｗ 予想通りナンパしまくる浦島に、これまた予想通り制裁を加える乙姫。アリスは子供たちに頭取との関係を詮索されてますが・・・あれ？アリスって多少は頭取の事を気にしてる？？ そしてこれまた定番の白雪さんが溺れるイベントが発生・・・この市民プールはどんだけ深いんだ(;´∀｀)　亮士が救い上げるものの、水を飲んでしまっている白雪さん。そこに現れた林檎が心臓マッサージ＆人工呼吸・・・あ、ちなみに心臓マッサージはともかく、人工呼吸ってあんまり効き目がないってその手のプロの人が言ってましたっけ。 無事蘇生した白雪さん。そりゃここで白雪さんが死んじゃったら林檎は一生立ち直れませんわなｗ　自分を気遣って今でも気に病んでいる林檎に優しい言葉をかける白雪さん。その言葉に思わず涙の林檎・・・長年のわだかまりがようやく溶けたようですな。 っつーか、これは白雪さんが天然記念物的に性格が良いので丸く収まっただけで、ドラマや他のアニメではドロドロの憎悪劇になっていてもおかしくない展開でしたね。昔の大映ドラマにありそうな設定ですし(￣▽￣) 本日のＢＧＭ：コスモス・ドリーム（『新竹取物語 1000年女王』ＯＰ）

2010/08/29 (日) 赤壁前哨戦！『レッドクリフ』でしか三國志を知らない人にもようやく話が繋がるよｗ　〜今週の『最強武将伝 三国演義』 不定期掲載の日曜朝の早送り三國志。今回は甘寧・太史慈といった呉の「武」の要の人物が初登場！ 孔明の優れた才能に危機感を感じた周瑜は、あれやこれやと孔明を合法的に葬る手段を講じ始め・・・ここの知恵比べは赤壁の戦いの裏の面白さでもありますね。 演義では二人の間で翻弄される形の魯粛は無能っぽく描かれていますが、偉大な指揮官であった周瑜が死んだ後の後継者として誰も異論を挟まなかった点や、魯粛の存命中は強固な呉蜀同盟が継続し魏が全く手を出せなかったなど、ワタシは非常に評価されるべき人物だと思うのですよ。 さて、荊州を完全に手に入れた曹操は呉に降伏勧告を行うものの使者を斬られて激怒。荊州水軍の指揮官である蔡瑁・張允を先陣に戦端を開きます。赤壁の戦いの第一幕ですな。 迎え撃つは呉水軍随一の猛将・甘寧。映画『レッドクリフ』では関寧の名で中村獅童が演じてましたな。蔡瑁の甥・蔡勲を矢で射落とし、見事な操船と無双の剛腕で曹操軍の先陣を破った甘寧。撤退した蔡瑁・張允は曹操に水軍の訓練を申し出ます。 曹操の水軍の実力を甘く見た周瑜ですが、自ら曹操陣営の水塞の様子を偵察に赴くとその完璧な陣営に驚き、蔡瑁・張允の能力を警戒します。 この二人をいかにして排除すべきか・・・その時、曹操軍から周瑜の幼馴染みである蒋幹が来陣。周瑜を説得して降伏させに来た蒋幹でしたが、これを上手く利用する事を思い付いた周瑜は蒋幹を歓迎。派手な祝宴の後、自分の帷幕で床を共にさせます。そして寝入ったふりをして蒋幹に自分の元に送られて来た蔡瑁・張允からの寝返りを申し出た密書（勿論周瑜の策謀による偽手紙）を盗ませ、蒋幹をわざと逃がすのでした。 曹操の陣屋に戻った蒋幹は得意気に密書を曹操に差し出し、怒った曹操は二人を処刑。周瑜は曹操軍の優秀な水軍指揮官を排除する事に成功したのでした。 日本の戦国時代でも、毛利元就が強敵・陶晴賢との戦いを前に、陶軍の名将・江良房栄を排除するのにこの方法を用いて成功してたりしますね。うーん、謀略とはまさにかくあるべき。 さて、今回の能力比べです。データは相変わらず『三國志�V』ｗ まず取り上げますは甘寧。呉軍随一と言われる猛将ですが、武力は９１と「無双」って程ではないですね・・・。魏の許褚や典韋、蜀の関羽・張飛・趙雲・馬超らと比べると今ひとつ感が。 甘寧は「武将」と言うよりは水賊の頭領、言わばヤクザの親分的な所があったので、政治力や人徳ってのもイマイチ。当初は同僚との折り合いもあまり良くありません。しかしそれでも赤壁をはじめとする数々の戦いでの活躍で、孫権から「曹操には張遼がいるが、私には甘寧がいる！」と絶賛され、太史慈亡き後は呉の武の中心となって行きます。武器は鎖の先にトゲトゲの鉄球が付いた流星鎚。なかなかに派手ですなｗ 晩年、蜀の大軍に攻められて存亡の危機を迎えた呉を救うべく病の身を推して出陣するも、蜀軍の将・沙摩柯の矢を受けて戦死。武に長けた将の少ない呉軍にとって、その死は大きな損失でした。 そして今回粛清されてしまった荊州水軍の指揮官・蔡瑁。元々は荊州長官・劉表の家臣で、劉表の妻の兄という身分。そこで妹の息子・劉�j（劉表の次男）を後継者にしようと色々と裏工作をして劉表死後に荊州の実権を握り、侵攻して来た曹操に無条件降伏。 その後水戦に慣れない曹操軍の水軍指揮を一手に引き受け、曹操だけでなく敵の周瑜からもその手腕を高く評価されます。しかし今回描かれたように周瑜の策にかかった曹操によって同僚の張允ともども粛清。結果、曹操の水軍は優秀な指揮官を失って弱体化し、これが赤壁の戦いで曹操軍が大敗する原因のひとつとなったのです。 ゲームでの能力値を見ると、裏工作が得意なだけあって知力も政治力もそこそこ。しかし曹操に破れて頼って来た劉備と民衆を攻撃したり、実質的に荊州を簒奪したりとダークな面も強く、魅力値は低め。注目すべきは水軍指揮能力。８５という数値は水軍に特化した呉軍の将を除けばトップクラス。しかし能力的に前線よりも後方の国で内政をさせる事の方が多いタイプなので、あまり水軍指揮能力を発揮するシーンは無いんですよね・・・。 そうそう、噂のマックの大月見バーガー食べました(￣▽￣)ﾉ　通常の２・５倍のミートにベーコン・チーズ・玉子とコレステロールの塊みたいな一品ｗ　でもうめぇ♪ 量的には全然普通に完食出来ます。ダブルチーズクォーターパウンダーの方がずっとキツかったです(^_^; ちなみにこの日は午前中に大月見バーガーを食べ、昼食にココイチで豚しゃぶカレー＋うずら卵フライトッピング、夕食になか卯で親子丼・・・全部「肉＋玉子」じゃねぇか俺ｗｗｗ 本日のＢＧＭ：まどろみの輪廻（『うたわれるもの』ＥＤ）