2017/02/12 (日) あんまり重賞で単勝1倍台の馬を負けさせると、競馬ファンが離れて行くんじゃないかな・・・。 京都記念（京都芝2200m、G�U） 今年からは大阪杯に向けた始動戦としても重要な位置付けとなる京都記念。以前から休み明けの有力馬が出走しては、その人気を裏切る事で知られるこのレース。近年でもジャスタウェイ、ジェンティルドンナ、ハープスターが人気を背負っては馬券圏外に消えています。 そして今年・・・昨年のダービー馬のマカヒキが凱旋門賞以来の始動戦としてここに出走して来ましたが、どうにもこれまでの流れから、頭で買うのはちょっと怖いです。それでも出走頭数は10頭と少ないですし、3着はさすがに外さないかな、と。 馬券は散々迷った挙句、マカヒキ・サトノクラウン・ミッキーロケットの1･2･3番人気馬の三連複1点で。配当は3倍弱しか付きませんが、1点5,000円突っ込めばとりあえず1万円は稼げるかな、と。4番人気のヤマカツライデンは池添鞍上では逃げ潰れの線が濃厚ですし、5番人気スマートレイアーは京都コースに実績なし。6番人気のガリバルディはずっとマイル路線を使って来て、いきなりの方針転換で2,200m。これはさすがに上位3頭で堅そうですが、先述の通りマカヒキの頭は怪しい・・・と悩んだ結果の買い目です。 結果・・・ . 勝ったのは昨年の覇者でもあるサトノクラウン。2着に何とテン乗りの岩田騎手のスマートレイアー。マカヒキは稍重の馬場に切れ味を削がれて3着まで。ミッキーロケットは大きく出遅れたのが響いて4着でした。サトノクラウンはともかく、スマートレイアーの2着はこの馬が強くなっている訳ではなく、マカヒキとミッキーロケットが凡走したという意味合いの方が強いですね。ヤマカツライデンは松山騎手が乗っていた時の方が上手く逃げていたと思います。ここは乗り役交替を望みますな。 共同通信杯（府中芝1800m、3歳限定G�V） 牡馬クラシックを占う意味で重要な前哨戦の1つ。特に過去5年でゴールドシップ・イスラボニータ・ディーマジェスティの3頭がここを勝った後に皐月賞に直行して勝利しており、今や弥生賞やスプリングステークス以上に本番に直結するレースとなっています。その上、前年秋に同コース同距離で行われる東スポ杯2歳ステークスの結果が反映されやすく、予想も比較的容易で、自分も当てやすい好きなレースだったりします。 今年はその東スポ杯2歳ステークスの2着馬スワーヴリチャードと3着馬ムーヴザワールドが出走。その内容がフロックではなかったので、予想もこの2頭軸の三連複という所まではすぐに決まりました。 問題は相手です・・・3番人気のエアウィンザーはエアスピネルの全弟で、武豊がお手馬のスマートレイアーを蹴ってまで乗りに来た馬ですが、完勝しなくてはならない前走の福寿草特別で煮え切らない2着だったりと、未だその素質は開花していない模様。昨年から続く角居厩舎の不振も気になります。4番人気のタイセイスターリーもミッキーアイルの半弟と血統は魅力ですが、こちらは気性難が出世を拒んでいる形。今回は満を持してルメールに乗り替わるので、結果を出せるかもしれませんが・・・。5番人気のチャロネグロは府中コース経験なし。相手選びが難航します。 そこで相手はルメール頼みのタイセイスターリーの他は、人気薄ながら府中コース実績のあるビルズトレジャー・エトルディーニュ・アサギリジョーの3頭で。エアウィンザーは思い切って消しです。 結果・・・ . 狙いドンピシャ！スワーヴリチャードがインから抜け出して危なげない勝利。2着以下は団子状態ながら、府中コース実績が最もあるエトルディーニュが2着。際どいながらもムーヴザワールドが3着に入り、何とか三連複が引っ掛かってくれました。4着のタイセイスターリーが粘ってしまうといつもの三連複1-2-4着になる所だったので、これはもはやツキの問題です。エアウィンザーはやはり危険な人気馬でしたね・・・府中はコース実績が物を言いますから（特にクラシック戦線）。 この週末はこれまでの不振を一気に払拭する的中の嵐！重賞2勝を含む10戦5勝で、収支も＋28K。特に三連系の馬券で「◎が4着との接戦を制して3着」というパターンが3つあり、これを獲れるようになったのが非常に大きいです。もうこれはツキ以外の何物でもないですけどね。 本日のＢＧＭ：春待ちクローバー（『One Room』主題歌）

2017/02/11 (土) 久しぶりに情報競馬が活きて快勝！ クイーンカップ（府中芝1600m、3歳牝馬限定G�V） クラシックへの直結度は微妙ながら、昨年のメジャーエンブレムをはじめ、ヴィルシーナやホエールキャプチャやコイウタなど、府中マイルG�T馬を多く輩出している出世レース。そして面白い事に、ここ3年連続で3枠6番の馬が勝っているんですよね。今年も有力馬のフローレスマジック（2番人気）が入っており、4年連続勝利馬を送り出す可能性があります。 印としては◎はアドマイヤミヤビの方ですが（前走の百日草特別で破った相手が強豪馬ばかり！）、馬券は◯のフローレスマジックと2頭軸の三連複で。相手は前走は度外視出来るトーホウアイレス（9番人気）、1戦1勝馬ながら父ディープインパクト×母父キングカメハメハの良血で金子オーナーの馬のハナレイムーン（4番人気）、デビューから横山典弘が乗り続けているアエロリット（5番人気）、そして何気に府中実績が無視出来ないモリトシラユキ（7番人気）の4頭。 3番人気のレーヌミノルは実績だけならNo.1ながら、今回は完全にトライアル仕様（この後、更にフィリーズレビューを使ってから桜花賞の流れ）の上、未だに不調の波から抜け出せていない浜中騎手なのでここは消しで。 結果・・・ . 豪脚一閃！アドマイヤミヤビが見事な差しで牝馬クラシック戦線の新たな刺客として名乗りを挙げる！2着に最後までアドマイヤミヤビと競って苦しめたアエロリット。3着に最後の最後でエンジンが掛かってレーヌミノルを差し切ったフローレスマジック。3枠6番のジンクスは3年で潰えました。レーヌミノルは逃げ残りを図るものの最後に失速して4着まで。馬も本調子ではなかったとは言え、浜中騎手の中途半端な逃げも敗因の1つかと。 馬券は本線的中でまずは満足の行く配当を得ています。この日は京都メインも三連単63倍を当ててますし、この調子を持続させて行きたいと思います。 本日のＢＧＭ：イシュカン・コミュニケーション（『小林さんちのメイドラゴン』ＥＤ）