2017/02/18 (土)
先週からの好調の波、早くも打ち止め?
京都牝馬ステークス(京都芝1400m、牝馬限定GV)
昨年から距離を1400mに短縮して開催されているこのレース。ヴィクトリアマイルへのステップとしては関連性が薄れちゃいましたね。
ここはクラシックのしがらみから離れ、得意の1400m戦を使って来たアットザシーサイド(2番人気)から狙ってみたいと思います。今のちょっと力のいる京都芝コースを考えると、ディープインパクト産駒よりもこの馬の父キングカメハメハ×母父アグネスタキオンの血統は魅力。鞍上も今年既に重賞2勝と調子の良いデムーロなら安心です。
相手は地力の差からレッツゴードンキと、久しぶりに2歳時の輝きが戻って来つつあるウインファビラスを中心に。人気ながらアルビアーノは今回あまり状態が良くないとの裏情報から消しです。
結果・・・
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勝ったのは桜花賞以来久々の勝利となったレッツゴードンキ。2着に連勝中のワンスインナムーン、3着に浜中復調の証のスナッチマインド。軸間違い無しと思っていたアットザシーサイドは、馬体重増もさることながら、今は全く伸びない京都の直線のインにコース取りしたデムーロの致命的ミスで8着大敗・・・なんであんな所を走らせたんだ???そして不調が囁かれていたアルビアーノはなんと17着。こういった「いらない人気馬」情報って結構大事です。
ダイヤモンドステークス(府中芝3400m、GV)
JRAの平地競走ではステイヤーズステークスに次ぐ距離を走る長距離重賞。故に出走する面子もいつもステイヤーズステークスと似たり寄ったり。そして今回も11歳のサイモントルナーレ(しかし鞍上はフレッシュな藤田菜七子♪)を筆頭に、9歳、8歳の高齢馬がこれでもかと出走して来ています。
軸は圧倒的人気ですがアルバートで良いかと。アルゼンチン共和国杯2着で府中コースとの、そしてステイヤーズステークス1着で長距離戦との相性を証明していますし、何と言っても鞍上に世界のムーアですから!・・・でも今回の来日ではイマイチ調子が出ていないようなので、ここは三連複の軸かな。
圧倒的人気馬から三連複で行く以上、相手は絞りに絞るしかありません。9歳でも昨年のダイヤモンドステークス3着やステイヤーズステークス2着の実績は無視出来ないファタモルガーナ、このレースを2勝しているミスター府中長距離のフェイムゲーム、そして年寄りに混じって明け4歳のフレッシュな馬体で挑むカフジプリンスの3頭。特にここ数週、府中コースとハーツクライ産駒の相性が抜群に良いので、フェイムゲームとカフジプリンスは期待しています。
結果・・・
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世界のムーアここにあり!ただ1頭、33秒台の強烈な末脚で追い上げたアルバートが人気に応えました。しかし2着に万葉ステークス2着で長距離実績を示していたラブラドライトが入って万事休す。酒井学・・・こいつ、菊花賞男だけあって長距離戦では時々顔を出すんだよな。
心配だったのが向こう正面で競走を中止したサムソンズプライド。幸い心房細動で大事には至らなかったようです。
この日は小倉12Rで複勝を獲っただけで、先週の好調が嘘のように止まってしまいました。ぐぬぬ、明日は今年最初のJRAのGT・フェブラリーステークスだと言うのに・・・。
本日のBGM:ターンAターン(『∀ガンダム』OP)
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