2018/01/08 (月)
今年の競馬は負けないプラマイゼロ収支が基本?
この三連休に開催された重賞×4を一気に振り返ります。
中山金杯(中山芝2000m、GV)
有馬記念も終わって馬場もだいぶ荒れている上、トリッキーな中山コースで行われるハンデGVという事もあって、なかなか一筋縄では行かない新年一発目の重賞。今年は強力な明け4歳馬の中でも、セダブリランテスが1番人気となっていますが・・・どうにも年末から当日に掛けて鞍上の戸崎圭太の大不振が気になるので、馬券は2番人気のウインブライトと、3番人気のダイワキャグニーのワイド1点にて。
結果・・・
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ここまでの不振を払拭する、セダブリランテスの先行抜け出し粘り勝ち!今年のJRA重賞勝利第1号は、復権を期する戸崎騎手となりました。
2着にウインブライトが入るものの、3着に10番人気のストレンジクォークが入ってこのレースの難しさを改めて実感です。
京都金杯(京都芝1600m、GV)
中山金杯と違ってこちらは開幕週で芝が生え揃った京都コース。先行力があって終いもキレる馬を買えばだいたい当たるレースです。
そこで今回は素直に明け4歳馬でマイル適正が高い1番人気のレッドアンシェルと、同コースでGUを勝っている実績に加え、1月の京都開催の重賞に滅法強い浜中騎手を鞍上に迎えた3番人気のクルーガーのワイドをメインに、何やら一発ありそうな穴馬のキョウヘイを加えた三連複をちょっと遊びで買ってみます。
結果・・・
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勝ったのはキタサン「ブラック」で昨年大活躍した武豊騎手の「ブラック」ムーン。今年もこのレジェンドはまだまだJRAの顔で居続ける事になりそうです。
2着にクルーガー、3着にレッドアンシェルで馬券は見事に今年の初的中。キョウヘイは7着と振るわなかったためワイドのみの的中でしたが、まずは初日に開眼出来て一安心です。
フェアリーステークス(中山芝1600m、3歳牝馬限定GV)
年末の1200m戦が年明けの1600mになっても、やはりクラシックには結び付かない3歳牝馬重賞。今年も低レベルのメンバーがここでの賞金稼ぎのためだけに出走して来たような感じです。
◎は1番人気のテトラドグマで。中山のマイル戦で大外枠はどうかとも思いますが、昨年大きく躍進した石橋脩騎手の手腕に期待したい所です。相手筆頭は5番人気のサヤカチャンで。1枠1番の絶好枠からの逃げでアルテミスステークスの再現を見せて欲しいところ。
馬券はテトラドグマとサヤカチャンのワイドをメインに、テトラドグマから人気馬に流す三連複を保険に。毎年荒れるレースなので多少は手広く流しておきたい所です。
結果・・・
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勝ったのは2番人気のプリモシーン!戸崎騎手はこれで2日連続の重賞勝利となりました。この人、好調なのか不調なのか・・・。
2着に狙っていた中穴のスカーレットカラー、3着にはディープインパクト産駒のレッドベルローズ・・・うーん、この時期の中山芝コースは荒れていて、キレが信条のディープインパクト産駒は割引が必要なんですが、1着・3着を決められてしまいましたか。
テトラドグマは中段からそのまま伸びずに6着まで。サヤカチャンは逃げる事すら出来ずに12着大敗・・・私って、ホント馬(ry
シンザン記念(京都芝1600m、3歳限定GV)
マイル戦ながら、近年はクラシックでの有力馬をよく輩出するこのレース。フェアリーステークスなんかよりも注目度は断然上です。
今年は11頭立てとやや寂しいメンバー構成。しかしここは騎乗停止処分明けで燃えているであろうミルコ・デムーロのファストアプローチ(2番人気)から入ってみようと思います。相手は戸崎騎手のアーモンドアイ、藤岡康太騎手のカフジバンガード、川田騎手のスターリーステージで、ファストアプローチ1頭軸の三連複で。この日は昼過ぎからアキバ初めで外出していたので、出掛ける前に仕込んで行きました。
結果・・・
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戸崎圭太、開幕3日連続で重賞3勝の離れ業!今年の戸崎は一味違うぞ!?
◎ファストアプローチはピリッとせずに4着と馬券圏外。つーか2着馬も3着馬も勝っていなかったので完全にハズレですね。
こうして開幕3日開催・4重賞の戦績は1勝3敗。他のレースと併せても、収支はほぼプラマイゼロというかつての宮永咲みたいな戦績。でも競馬で負けない事って難しいし、それが大事ですよね!・・・って、昔、何とかマンブラザーズバンドが唄ってましたし!
本日のBGM:azurite(『とある飛空士への追憶』OP)
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