2018/05/17 (木)
『銀河英雄伝説 Die Neue These』第7話・イゼルローン攻略【後編】
ヤンが長らくねぐらにする事になるイゼルローン要塞へ、遂に第一歩を記す事になります。
ミュッケンベルガー元帥の密命を受け、同盟領内で諜報活動を行っていたが、同盟軍に見付かって逃げ込んで来た・・・という設定のシェーンコップ扮する帝国軍士官フォン・ラーケン。いかにも怪しい設定なのに、同盟軍がイゼルローン要塞を無力化する方法を開発した、との偽りの情報を聴くために、すぐに面談を許可する要塞司令官のシュトックハウゼン大将、相変わらず無能過ぎる。 警備主任のレムラー少佐が訝しがって徹底的なボディチェックを行うものの、一刻も早く面談したいシュトックハウゼンの伝令に急かされ・・・シェーンコップとしてはまさに渡りに船。こうしてあっさりシュトックハウゼンと面会出来たシェーンコップは簡単にその身柄を確保。ちょろいw
名誉よりも自分の命を選んだシュトックハウゼンはシェーンコップに降伏。シェーンコップは要塞内に催眠ガスを流し込んで50万人の将兵を無力化し(そのような装備と兵員を連れて来ているようには見えませんでしたが・・・)、ヤンの艦隊を要塞内に誘導。こうしてヤンはあっさり半個艦隊でイゼルローン要塞の無血開城に成功するのでした。ムライがシェーンコップに対して疑っていた事を詫びるシーンは原作にあったっけ? 要塞が占拠された事を知った要塞駐留艦隊のゼークト大将は、ヤンから降伏するか逃げるか選べとの通信を受けて激昂。駐留艦隊は無謀にもイゼルローン要塞への攻撃を開始・・・そしてその直前に、自分の進言を聴き入れない無能な上官のゼークトを見限ったオーベルシュタインは旗艦を離れ・・・
せっかくヤンが一度警告したにも関わらず、部下を道連れにしたゼークトの自殺まがいの突撃に、ヤンの怒りのトールハンマーが艦隊旗艦を消滅させます。残った艦隊は雲散霧消しますが、その中には司令官を見限って逃亡したオーベルシュタインの姿も・・・。 半個艦隊によるイゼルローン要塞無血開城のニュースに同盟は歓喜の大騒ぎで、エル・ファシルに続いて奇跡を起こしたヤンを「魔術師」として大いに持て囃します。しかし、そんなヤンに注目を始めるフェザーン自治領の領主アドリアン・ルビンスキーが初登場・・・旧作のようなガッチリした体型ではないものの、禿げ上がった頭髪と浅黒い肌と鋭い眼光は、まさにフェザーンの黒狐。新作の方が悪賢そうな顔付きと言えるかもですね。それにしても、ファーレンハイト、ラップ、キャゼルヌ、そしてルビンスキーと、今作のキャラデザはもみあげへのこだわりが半端無いですなw 次回は・・・カストロプ動乱?あれはカットしても問題無いエピソードだと思うんですけど・・・。キルヒアイスファンへのテコ入れかな?
本日のBGM:yes(『フルメタル・パニック! Invisible Victory』ED)
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