2018/05/27 (日)
平成最後のダービーは福永父子の涙の悲願!
東京優駿(府中芝2400m、3歳限定GT)
今年の日本ダービーはかなり難しい事になっています。まず圧倒的1番人気となっている無敗馬ダノンプレミアムは、挫跖のために皐月賞が使えず弥生賞からのぶっつけ本番。その皐月賞は降雨の影響もあって波乱の決着で、実績馬が結果を出せずに終わっています。そしてダービーでの優勝馬こそ出していないものの、毎年好走馬を出している青葉賞も波乱の決着・・・。何を信じれば良いのか、神のみぞ知ると言ったところでしょうか。
自分はやはり◎ダノンプレミアムで。異例のローテとは言え、無敗の1番人気馬がダービーで無様なレースはしないだろう、と。枠も1枠1番を引き当てましたし、素直に信じてみます。
相手はちょっとひねって青葉賞組のゴーフォザサミットと、皐月賞3着のジェネラーレウーノ。どちらも長距離&府中実績、そして騎手のコース実績を重視してのもの。
馬券はダノンプレミアムからゴーフォザサミット・ジェネラーレウーノへのワイドを主軸に、キタノコマンドール・ワグネリアン・グレイルに流す三連複。
結果・・・
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珍しく積極策で前目に付けた福永の好判断が功を奏し、5番人気のワグネリアンが最後に逃げ切って二冠を狙うエポカドーロを差し切り、福永騎手が念願の初ダービー制覇!伝説の名騎手・福永洋一も成し得なかった悲願を息子がようやく果たしました。
個人的には、2着のエポカドーロの強さにも驚きました。皐月賞馬が逃げを打ってジェネラーレウーノやダノンプレミアムに追われる展開で、実力馬のこの2頭を完全に競り落とした所でワグネリアンの強襲に遭っての2着ですから、勝ちに等しい内容。個人的には世代最強はこの馬の方を推したいです。
3着に16番人気のプリンシパルステークス馬・コズミックフォースが入って、三連単は285万馬券(ダービー史上1位の配当)の大波乱。ダノンプレミアムはやはり距離が持たなかったのか、最後は後退して6着まで。やはり無敗で人気を集めていたブラストワンピースも5着が精一杯。3番人気のキタノコマンドールは12着に大敗と、人気上位3頭は揃って討ち死・・・更にキタノコマンドールはレース後に故障が発覚して年内復帰は絶望的とか。つーか、近年のダービーでデムーロが騎乗した馬の故障率って異常に高いような・・・。
目黒記念(府中芝2500m、GU)
ダービーデーの最後に開催される、ダービーで手にした配当をふんだくられる、または、ダービーで外して失意の人に死体に鞭打つ名物ハンデ重賞。高齢のステイヤーが意外な穴を開ける事でも知られ、昨年も8番人気の7歳馬フェイムゲームがあっさり勝利して観客をどよめかせたのが記憶に新しいです。
そして今年もフェイムゲームが、前年以上の戦績でここに駒を進めて来ました。ハンデは59kg・・・それでもルメールなら何とかしてくれる!と、馬券はフェイムゲーム流しの三連複。ソールインパクトやホウオウドリームといった中穴がヒットすれば高配当が期待出来ます。
結果・・・
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9番人気馬と10番人気馬のワンツー・・・これはさすがに無理って物。フェイムゲームは13着と大敗。やはり456kgの馬体に59kgは無理がありましたか。
この日はダービーデーにも関わらず完全ボウズの大敗デー。春のGT連戦も残るは来週の安田記念のみ。この辺で巻き返しておきたい所です。
本日のBGM:アトリア(『食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇』ED)
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