2018/05/30 (水)
乱れ飛ぶ数百門の波動砲!アニメ史上屈指の規模で行われる大艦隊戦が最大の見所!
5/25(金)に封切られた『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇』を、5/26(土)に観て来ました。
今回は残念ながら舞台挨拶回のチケットが取れなかったので(ゲストの神谷浩史氏の影響?)通常上映回で視聴。物販はクリアファイル等が売り切れていたので、劇場限定発売のBlu-ray特別版とパンフレットのみ購入です。入場者特典の絵コンテシートは古代と雪と、アンドロメダの準姉妹艦のアポロノーム。アポロノームは今回・・・(以下、ネタバレトークにて)
(ネタバレここから)
・やっぱりキーマンはデスラーの親族(亡き兄の子)でしたか。事情を知るガミラスの軍人が取っていた恭しい態度でそんな気はしてましたが。 ・ギムレー、生きとったんか、われーッ! ・明確な死亡シーンが描かれていない人物は生きていても不思議じゃないって事か・・・。まぁ沖田艦長が復活する世界だからなぁ。 ・明確な死亡シーンとお葬式シーンが出た航空隊の鶴見の復活は無いって事か。南無。 ・サーベラー復活。女が子育てをしない人種なので、乳首は無いw ・前半の2話はデスラーとキーマンの話が中心なので、ヤマトは空気・・・ ・遂に勃発、土星宙域海戦!次々とワープアウトして来るカラクルム級大戦艦、そして姿を現したバルゼーの旗艦・アポカリクス級超巨大空母。その全長なんと1240m!マクロス並みです。 ・それに対するはようやく全貌を現す波動砲艦隊、その数何と数百隻!土星のリングを利した艦隊配置で、バルゼー艦隊を波動砲で圧倒して行く地球艦隊。これだよ、これが観たかったんだよ!! ・さすがにバルゼー艦隊ではこれに抗し得ないと観たズォーダーは、何と白色彗星を土星宙域にワープアウト!その大きさは・・・土星以上!?前作では月より明らかに小さかった彗星帝国、今作では木星クラスです。 ・そんな白色彗星に、ヤマトクラスタがその言葉を聴くだけで身震いする「全艦、マルチ隊形!」で迎え撃つ波動砲艦隊。旧作では拡散波動砲だったために中心部を射抜けなかった波動砲艦隊ですが、今作では収束波動砲にチェンジして、且つ重力子スプレッドでその威力を強化する万全の体制で波動砲を一斉発射。果たして・・・ ・白色彗星の周囲のガスを除去する事には成功したものの、その中から現れた彗星帝国本体は無傷!(やっぱり)。再度の波動砲の一斉発射にもびくともせず、逆に集結していたところに破滅ミサイル(この名称何とかならんのかね)を放たれ、波動砲艦隊万事休す。 ・艦首に被弾したアンドロメダは波動砲口をごっそりもぎ取られて大破。あの美しい艦首が・・・。 ・そのまま再びガス雲を纏おうとする彗星帝国の重力に次々と引き込まれる波動砲艦隊。大破したアンドロメダにも危機が迫るも、同じく損傷したアポロノームがその残された推力でアンドロメダを押し出して離脱を後押し。おかげでアンドロメダは窮地を脱するも、アポロノームは力尽きて爆散。アンドロメダ級戦艦で初の喪失艦となります。 ・多くの艦を失いながらもからくも戦場を離脱する波動砲艦隊の残存艦。アポロノーム以外のアンドロメダ級は全て離脱した模様。 ・後半の2話は白色彗星帝国VS波動砲艦隊の話が中心なので、ヤマトは空気・・・ ・と思ったら、最後の最後にとんでもない展開が。キーマンによってヤマトの波動エンジンに仕掛けられた反波動格子制御装置を逆用して、波動砲の威力を高めた「トランジット波動砲」で彗星帝国に一発逆転の一撃を放とうとしたヤマトですが、サーベラーに息子の病気という弱みを握られた加藤が、あろうことかトランジット波動砲発射直前のタイミングで波動エンジンを停止させてしまい・・・加藤ぉぉぉっ!!! ・「ごめんな、父ちゃん、地獄に行くわ・・・」泣き崩れる加藤、推力を失って彗星帝国に落下して行くヤマト。ここで今回の物語は終わり、次回は5ヶ月先の11月上映・・・アニメ界の人員不足は遂に劇場版ヤマトにも影響を与えて来ましたか。 ・そして予告編・・・!!!これを出すのは有りなのか???ヤマト級2番艦!復活編で僅かに登場した「波動実験艦ムサシ」とそっくりの姿なれど、今回は「ヤマト級2番艦『銀河』」と名を替え、ヤマトの準姉妹艦が登場!うーん、これは賛否両論だと思うが(自分ははっきりと否)。 ・ヤマトと波動砲艦隊に代わって地球を守るは、銀河と朋友ガミラス艦隊!旧作には全く無かった展開が次章より展開します。
(ネタバレここまで)
うーん・・・全く先の展開が読めなくなって来た今後のヤマト2202。下手を打つと大失敗作にもなりかねないのが、本作ファンとしてちょっと不安も。羽原監督、しっかり舵取り頼みますよ!?
本日のBGM:ラブソング(『多田くんは恋をしない』ED)
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