2013/08/20 (火) 桐乃ENDを描くにあたっては、これが最上の形だったと思いますよ。　〜『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』配信第14話〜第16話（最終話） これでゲーム版を除く原作俺妹ワールドは完全に終局・・・寂しいですね。 僅かな時間とは言え、黒猫と付き合っていた夏の日々の回想・・・黒猫クッソ可愛い過ぎもう俺の嫁になれ！神猫衣装で街中を歩いても俺は何も気にしない！むしろいつもその姿で！ベッドでも（ｒｙ クリスマス前、そんな黒猫に正式に「付き合えない」と告げる京介。勿論理由は桐乃に想いを告げるため・・・けじめをちゃんと付ける姿勢は宜しいが、黒猫を振るという選択は俺の中では有り得ない！いいじゃん二股でさ！！　←ゲームだとバッドエンドルートに突入しやすいタイプ 京介の言葉を聴いた黒猫は、自分の理想の世界を描いた運命の記述（デスティニー・レコード）を自ら破り捨て・・・ あー・・・泣いちゃったよ。でも泣き顔がクッソ可愛いんだなこれが。黒猫を泣かせてよしよししてあげたい会の会長に就任したいくらいです。 ひとしきり泣いた後、黒猫は“闇猫”への転生と京介を永遠に呪い続ける事を告げます。でも例え嫌われてでも、相手に一生覚えていてもらえるのってそれはそれで幸福な事ですよね！　←ストーカーになりやすいタイプの思考 さて、クリスマスイヴの夜に桐乃にデート話を持ち掛ける京介。行く先は・・・アキバｗ まぁ桐乃を釣り易い場所ではあるが、実際クリスマスイヴに彼女連れであの街を徘徊してると、周囲から強力な呪いを掛けられるので注意が必要だ！ カップルで購入すると特典が付くエロゲを買いに行った2人は、そこで赤城兄妹に遭遇したりとハプニングもありながらアキバを堪能。そしてそのままスカイツリーの近くのホテルを予約していた京介は桐乃を誘い・・・ラブホかと思って最初は怒った桐乃ですが、普通のホテルだと知ったらホイホイ着いて来ちゃうのかｗ ホテルの部屋で桐乃はゲームキャラとのクリスマスを楽しみ・・・そういうのは中年独身サラリーマンがこっそり家でやって楽しむもんです（涙拭けよ） 桐乃に告白しようとして「好きな人がいる」と切り出す京介・・・って、桐乃逃げたー！！！しかも現役陸上部だからはえぇ！！！ そんな2人のデートを監視していた沙織と香織、それに黒猫もとい闇猫は、京介を車に乗せて桐乃の足取りを追わせます。つーか何だその痛車はｗ 無事に桐乃を見付けて京介を送り出した沙織たち。やっと捕まえた桐乃に対して上手く言葉を紡ぎ出せない京介ですが、そこで沙織たちは車の後部に搭載した大型スピーカーで、京介が黒猫を振った時に言った 「俺は妹が好きだぁーっ！だからお前とは付き合えなーいっ！俺は妹を愛しちゃってる変態なんだよぉーっ！！！」 発言を流して京介を追い詰めます（つーかよく録音してたな黒猫・・・）。それに後押しされて 「どこにも行くな！俺と結婚してくれ！！！」 と桐乃に告げる京介。それに対し「・・・はい」と応える桐乃。これで近親相姦ENDに向けてまっしぐらです！な第14話でした。つーか黒猫完全死亡話だったのね・・・。 告白の後、ホテルに戻った京介と桐乃。京介はクリスマスプレゼントとして渡すつもりだった指輪を桐乃にはめ・・・殆ど婚約指輪だなこりゃ。そして何やら2人で秘密の約束を交わします。もうこれは兄妹結婚ルートだよな！・・・でもその後、2人で兄妹モノのエロゲを一緒にプレイとか、やはりこの兄妹はどこかおかしいｗ 後日、自分たちが恋人同士になった事を沙織と黒猫に報告する桐乃と京介。場所はお馴染みのCURE MAID CAFEですな。ここで桐乃と黒猫が衝突・・・しますが、それは深刻な物ではなく、いつもの2人のヲタ論のぶつかり合い。つまり、昔通り本音でぶつかり合える関係は健在、という事で安心の京介と視聴者です。 さて、その場を一度抜けた京介はUDXで行われている加奈子のライブに顔を出します。そこで何と加奈子はステージ上から京介を指差して告白！しかしこれを「大好きな彼女が出来たから」と即答で断る京介・・・この状況で暴動にならないとか、ファンたちもよく訓練されているなｗ さすが王国民（ぇ その後、京介は自分のベッドに潜り込んで来た桐乃の胸をつついて変態扱いされたり・・・いや、それくらいは許してやれよ？ そして、桐乃の部屋で1期からの伏線だった謎のアルバムがようやく解禁。それは京介への想いが詰まった想い出のアルバム・・・小学生時代の桐乃が未来の自分に向けて残したメッセージボイスを聴いた2人は、遂に最後の壁を乗り越えに向かうのでした・・・という第15話です。 さて、物語はラスボス戦を含む最終話へ。つーか今回の配信であやせの出番が（回想以外）無いのはどういう事だ・・・。それにあのストーカーの伏線とか投げっ放しになってしまったのが残念ですね。 舞台は京介の卒業の日。最後にゲーム研に顔を出した京介に、真壁と付き合い始めた事を告げる瀬菜・・・赤城兄涙目だなｗ 校門で京介を待っていた桐乃は、早速第二ボタンを強奪。もうすっかり彼氏彼女の関係だな。しかしそんな2人の前に遂に最後の強敵が現れます。 「約束通り喧嘩しに来たよ」 最強の幼馴染み・実は腹黒策士だった麻奈実さんの登場です。 そんな麻奈実を挑発する所から桐乃のターンが始まります。 「京介と付き合ってるから。何余裕ぶっちゃってるの？本当は悔しいくせに。悔しいっしょ。悔しいよね？やったぁー！！きりりん大勝利ーっ！！！ずーっとその顔が見たかった。ねぇ今どんな気持ち？あたしに京介取られちゃって、今どんな気持ち？」 ・・・こうやってテキストに起こしてみるとホントムカつくな 桐乃ｗ そんな桐乃に対し、無言で立ち上がった麻奈実はいきなり渾身の腹パン！！！腰が入った見事な一発です。 これに対し積年の恨みが爆発した桐乃も、髪を掴んでの顔面グーパンで対抗。麻奈実も桐乃の胸ぐら掴んで髪の毛引っ張りーの顔面グーパンの応酬。桐乃の一撃は麻奈実の眼鏡を打ち砕く程で、女子同士の本気のファイトは京介のみならず観てるこっちもドン引きです。 桐乃に現実を押し付け、京介を平凡な人間に堕落させて自分の傍に居るように仕向けた策士・麻奈実の長期計画。小学生の頃から募らせて来た兄への想いから負けられない桐乃。その結末は腕力勝負とか・・・女って凄いです。 そんな両者の間に割って入り、2人からパンチを浴びながら叫ぶ京介。 「俺は妹が、桐乃が大好きだーっ！！実妹ENDやってやるぜ！」 この近親相姦上等発言に、壊れた眼鏡を外した麻奈実は拳ではなく口撃で京介と桐乃を潰しに掛かります。兄と妹のそういう関係は“気持ち悪い”と。 しかしそんな常識や世間体、倫理観なんぞ全て捨てても桐乃を愛していると叫ぶ京介。そんな京介に遂に告白する麻奈実ですが、京介の想いを翻らせる事は到底叶わず・・・ 最後の手段として、2人の関係を両親に言うと告げる麻奈実。それだけは許してくれ！と急に麻奈実にすがる京介ですが、それでも桐乃との恋人関係を解消するつもりがない事を知ると、麻奈実は静かにその場を立ち去るのでした。 こうして最後の強敵に何とか勝利した桐乃と京介は、この日のために用意していたという教会に赴きます。 ウェディングドレスに身を包んだ桐乃は、これまでの京介への感謝の想いを告げてキスを・・・おぉっ！！！遂にここまで来たか！！！ しかし、ここで2人の関係は終幕を迎えます。クリスマスイヴの夜、2人が交わした約束「卒業までは恋人として過ごし、その後は兄と妹に戻る」を果たすため・・・って、工工エエｴｴ（´Д｀）ｴｴエエ工工！！！この3ヶ月間の恋人としての日々のために、あやせと黒猫と加奈子と麻奈実を振ったのか！！！勿体無えぇぇぇ！！！ こうして兄と妹に戻った京介と桐乃は、沙織のサークルの新入りメンバーと会うために再びアキバへ。そこで桐乃の隙を突いて頬にキスをして怒られる京介・・・一度はリセットした2人の関係ですが、今後それがどのように変化して行くのは神のみぞ知るセカイのようです。 こうして俺妹の物語は大団円・・・なのかな。少なくても兄と妹の恋愛を描いた作品としては、最高に綺麗なまとめ方だったと思います。 兄と妹の恋愛なんて・・・とか、兄妹でキスなんてきんもー！とか言う意見も聴きます。確かに妹は「恋愛」の対象にはなりませんが、可愛い妹というものは確かに存在すると思いますし、その可愛い妹のために本気で頑張れちゃう兄ってのも存在すると思いますよ。前述のような意見を述べる人は、妹が居ないか、居ても外見も中身も可愛くない、可哀想なお兄ちゃんの遠吠えだと思いますね。えぇ、兄馬鹿で構いませんが、俺の妹は可愛いですとも！　←結局これが言いたかった 本日のＢＧＭ：比翼の羽根（『ヨスガノソラ』ＯＰ）　←ｦｲ

2013/08/19 (月) 七色星団決戦、遂に終結！名将同士の最期の戦いに、漢たちよ、むせび泣け！　〜今週の『宇宙戦艦ヤマト2199』 勝敗を分けたのは・・・主人公補正？　＞煽り文句が台無し 先行した第一空母『バルグレイ』から発艦したガミラスの戦闘機隊とコスモファルコン隊が対峙している頃、第二空母『ランベア』からはバーガー率いる急降下爆撃機隊が出撃。そしてこの急降下爆撃機隊はドメルの旗艦『ドメラーズ�V世』の前で陣形を組むと、旗艦から照射された光線を浴びて次々とワープ・・・そう、これがタラン兄がドメルに授けた新兵器・瞬間物質移送器！その機能は・・・まぁ、読んで字の如しですｗ この瞬間物質移送器を用いた奇襲を後にヤマトクルーは「デスラー戦法」と呼びますが、本来は「ドメル戦法」と呼ぶべきなんだよな。 瞬間物質移送器によってヤマトの直上にワープアウトした急降下爆撃機隊は、ヤマトに奇襲攻撃を開始。この時のレーダー員が雪ではなく西条未来なのは、この後の展開のためのちょっと強引な伏線です。 戦闘機隊を引き離されたヤマトはバーガー率いる急降下爆撃機隊の一方的な攻撃を受け、第一主砲、第一副砲、左舷カタパルト等が直撃弾で破壊されます。更にバーガー機の狙い撃ちでレーダーを喪失。玲が緊急出撃してたった1機でバーガー隊を駆逐するものの、ヤマトが受けた損害は甚大な物になります。 その頃、誘き寄せられた形のコスモファルコン隊はゲットー率いる戦闘機隊に苦戦。凄腕揃いのコスモファルコン隊ですが、ベテランパイロットの大工原など続々と戦死者を出してしまいます。 そこにもたらされるヤマト危機の報・・・加藤の目がヤヴァい事になってます！ バーガー隊の攻撃をかろうじて退けたヤマトですが、ここでバーガーが「ここで沈んでもらっちゃ困る」と述懐した、もう一つの作戦は密かに進行中でした。 バーガー隊はもう一つ、ヤマトに致命的な打撃を与えていました。それは第三艦橋への直撃弾による波動防壁発生装置の破壊・・・ヤマトは目と耳を奪われただけでなく、鎧も剥ぎ取られたも同然です。 真田さんが第一艦橋から第三艦橋に降りて波動防壁の修理の陣頭指揮を執る中、沖田艦長は目視による索敵を全乗組員に指示。もはやヤマトの戦いは第二次世界大戦以前のレベルとなります。 その頃、攻撃・散布・索敵・総統の駆け込み寺と、ガミラスの便利屋となっているフラーケン艦長のUX-01は、今回は特務部隊の輸送という新たな便利屋稼業に勤しんでいます。肌の色が地球人と同じザルツ人で編成された特務部隊に初めて明かされる任務内容。それはヤマトに搭乗しているイスカンダル人・ユリーシャの拉致・・・ユリーシャの立体映像を観る姿が、ワンフェスでフィギュアを観る俺たちみたいだな！（ぇ　で、よりによって雪と同じ船務科の制服を着させちゃうもんだから、この後お約束の取り違えが起きちゃう訳で・・・ レーダーを失ったヤマトの背後から堂々と浮上して特務部隊を乗せた小型艦を分離させるUX-01。つーか目視による索敵はどうしたヤマトの諸君ｗ 後部ハッチからヤマト内部に潜入したザルツ人特務部隊。ちゃんとヤマトクルーの制服を着用しての潜入です。何気に「魔女」ミレーネルによるヤマト鹵獲作戦の副産物は大きいですな。 その頃、戦闘空母『ダロルド』からはドメルの次の手が放たれます。ドリルミサイルこと特殊削岩弾を搭載した空間重爆撃機DBG88ガルントは、老兵バーレン大尉指揮の下に出撃。瞬間物質移送器でヤマトの眼前に現れたガルントは、ヤマト最大の武器である波動砲の砲口に向けて特殊削岩弾を発射。その着弾の衝撃で揺れる艦内、そして未来の乳房（ぉぃ 無事に任務を遂行したガルントですが、哨戒任務中の玲のコスモゼロに捕捉されてしまいジ・エンド。バーレン大尉・・・いいキャラだったのにな。 不発と思われた特殊削岩弾ですが、それはドリルを回転させて進行し、艦中心部に達した所で炸裂する恐るべき遅延信管弾でした。 波動防壁の修復に最大限の努力を払う真田さんは、ここでこの特殊削岩弾への対応を収監中の新見さんに託します。新見さん・・・垂れ乳を覆うピンクのブラが眩しいです！つーかこの人の持ち物って結構少女趣味ですよねｗ その頃、ユリーシャが憑依した百合亜と行動を共にしていた星名は、見慣れぬ乗組員たちとすれ違います。不審に思った星名が官職を問うと、彼ら特務部隊は星名に向けて発砲。銃弾に倒れた星名の姿に、自我の意識を取り戻して悲鳴を挙げる百合亜。さらにこの銃声は、真田さんに代わってその席に就いていた部下の桐生美影（CV:中村繪里子）によってキャッチ。沖田艦長は敵兵の侵入を知り、急ぎ保安部員を現場に向かわせます。 しかしそれより先に現場に出食わしたのが雪でした。雪をユリーシャと勘違いした特務部隊は雪を拉致。目的を達して後部ハッチへ向かいます。 その頃、自動航法室では一つの異変が起こっていました・・・ 遂に膣内・・・じゃなくて艦内にまで侵入して来た特殊削岩弾。しかし元々は土木工事用の民生品である事もあって内部には簡単に入れたようで、アナライザーを連れた新見さんはこの特殊削岩弾の対応に自信を覗かせます。何かエヴァでマギの中に入ってウィルス使徒に対処した赤木博士みたいだなこれ。 その頃、苦戦が続くコスモファルコン隊ですが（ちなみに『バルグレイ』搭載の戦闘機は57機、コスモファルコン隊は24機）、ここでルーキーの小橋が『バルグレイ』を発見。功を焦った小橋は単機でこの三段空母に挑んで艦橋付近に直撃弾を与えるものの、自らも対空砲火の餌食となって爆散。 この小橋の死を無駄にせんと、沢村が前方に回って更に2発のミサイルを発射。1発は飛行甲板中段に、もう1発は右舷エンジン吸気口に飛び込んだこのミサイルは『バルグレイ』にとどめを刺し、遂にドメル機動部隊で最初の戦没艦となります。 三段空母は搭載機数を増やすために艦内構造が極めて脆弱なので、その欠点がもろに出た感じですね。 『バルグレイ』撃沈の報に一瞬自我を忘れたゲットーは、その隙を突いた加藤の攻撃で被弾。「ドメル万歳」を叫んで『バルグレイ』の後を追います。ようやくガミラスの戦闘機隊を振り切った加藤たち残存機は、ヤマトの直営に向かうのでした。 その頃ヤマトでは内部で思わぬ戦いが発生していました。ユリーシャと勘違いして雪を拉致した特務部隊員は艦から離脱を試みるものの、古代や負傷を押して参戦した篠原、それに保安部員によって追い詰められます。結局、ノラン・オシェット（CV:柿原徹也）という若い伍長にユリーシャ（雪）を託した後、次々と戦死・自決する特務部隊員・・・ ノランの操縦でヤマトを離れた小型艦を回収するUX-01。雪が拉致された事を知った古代はコスモゼロでこれを追うものの、雪が乗っている以上、これを攻撃する事が出来ず・・・。 やがて時空の狭間にその姿を消して行くUX-01。雪を呼ぶ古代の叫びだけが響きます。 ゲットー隊によるコスモファルコン隊の誘き寄せ、バーガー隊による瞬間物質移送器を使った奇襲、そして特殊削岩弾による波動砲の封じ込めと内部爆破の準備、更に特務部隊によるユリーシャの確保と、ここまで全てドメルの思惑通りの進む戦況。それでも念には念を入れるドメルは、第三空母『シュデルグ』から雷撃機隊を出撃させます。大型魚雷を抱えた36機の雷撃機が、ヤマトにとどめを刺すべく次々と瞬間物質移送器でヤマトの側面に展開・・・ヤマトのしぶとさを知るドメルらしい、ねちっこい攻撃です。 その頃ヤマトでは1つの朗報がもたらされます。それは新見さんによる特殊削岩弾の停止と起爆阻止の報・・・やっと沖田艦長にも笑みがこぼれます。 しかしその笑みも束の間、次々とワープアウトして来る雷撃機隊の攻撃に晒されるヤマト。波動防壁の無いヤマトは幾つも舷側に大穴を開けられ、新見さんがいた独居房付近に直撃した一発によって、収監中の乗組員たちが次々と宇宙空間に吸い出され・・・これは伊東逝ったか！？ しかし今回はすぐに戻って来たコスモファルコン隊と、雪を奪われて阿修羅すら凌駕する存在となった古代の怒りの猛攻が雷撃機隊を襲います。雷撃機隊を率いるクライツェも古代に襲われて戦死・・・特殊削岩弾の起爆も失敗し、なかなか沈まないこのヤマトのタフさに思わず戦慄するドメルです。 そこでドメルは遂に直接対決を決意。単縦陣を敷いたドメル機動部隊の先頭に立つのは、戦闘空母『ダロルド』。飛行甲板を回転させて砲塔群を出す『ダロルド』かっちょえぇ！！！ガミラスの艦艇の中でも特に好きな艦の1つです。 ようやくコスモファルコン隊を収納するヤマト。未来の「未帰還機12機」の報告が重いです。半数の艦載機とパイロットを失った訳ですからね・・・。 そんなヤマトの前に正面から堂々と現れたドメル機動部隊。空母主軸の機動部隊で艦隊決戦とか・・・とも思いますが、波動砲を封じられた上に半数近い砲塔を沈黙させられ、未だ波動防壁の修復ならないヤマトに対して、無傷の『ドメラーズ�V世』と、戦艦並みの火力を持つ『ダロルド』があれば、と考えるドメルの思いも分からなくもないです。 ドメル機動部隊の艦砲射撃を受けるヤマト。ここで沖田艦長は思わぬ作戦指示を出します。それはイオン乱流が巻き起こる左舷舷側への転進・・・訝しがる島や太田の意見を一蹴し、逆回転でドメル機動部隊側に放出させた特殊削岩弾を狙い撃ちさせる沖田艦長。ここは大砲屋の本領発揮！と古代不在の中で張り切る南部君が素敵だｗ 『ダロルド』目掛けて驀進する特殊削岩弾。艦長のバレク大佐が気付いた時には既に遅く、眼前に迫った特殊削岩弾はヤマトの主砲に貫かれて大爆発。その爆発に巻き込まれる形で『ダロルド』が爆沈し、単縦陣を取っていた艦隊のうち、第三空母『シュデルグ』が転進しきれずにこの爆発に突っ込んで巻き添えを喰らう形で爆沈・・・ドメル機動部隊の崩壊が始まります。 何とか『ダロルド』と『シュデルグ』の爆発に巻き込まれずに済んだ『ランベア』（ちなみに旧作では戦闘空母の爆沈に第一〜第三空母の全てが巻き込まれて、ドメル機動部隊は一瞬で崩壊します）。しかし火力も装甲も貧弱な三段空母はヤマトの砲撃の格好の的となります。それでも再度急降下爆撃機隊を発艦させようとするバーガーですが、艦載機群は傾斜する甲板から次々と滑り落ち・・・そこそこ、宇宙空間なのに重力？とか言わない。 炎に包まれながら雲海に消える『ランベア』。直後の爆発でその最期が示されます。 こうなると残されたのは『ドメラーズ�V世』ただ1隻。それでも最強クラスの戦艦なので、十分ヤマトに対してのアドバンテージはあったはずなのですが、砲撃戦のさなかに『ドメラーズ�V世』は沖田艦長の仕掛けた罠に嵌ってイオン乱流に突入。艦の制御が効かない中、一方的にヤマトの攻撃に晒される『ドメラーズ�V世』・・・。 自らの過ちに気付くドメル。空母主軸の機動部隊で直接対決を挑んだ事、イオン乱流に巧妙に導かれた沖田の罠・・・。ドメルは総員退艦を命じ、自分のみで最後の戦いに挑もうとしますが、先任参謀のハイデルン以下、その命令に服する者は誰もいませんでした。ドメルが名将たる所以ですな。 『ドメラーズ�V世』が爆沈する中、その艦橋部分だけが小型艦艇となって離脱（これが旧作のドメル艦なんですよね）。機動性に優れたこの小型艦艇はヤマトの第三艦橋にへばり付きます。こ、これは・・・第三艦橋大ピンチ！！！ 通信を通じて沖田艦長との通話を望むドメル。これに応じた沖田艦長は、ドメルの勇敢さを讃えながらも、無駄な血を流す事なくこのまま先に進ませて欲しいと訴えます。しかし死んでいった部下たちのためにそれは出来ない、と拒むドメル。沖田艦長とヤマトに敬意を表し、地球人類とガミラス人への祝福を述べながら通信を切るドメル。そしてドメルは自爆装置の引き金を引き・・・ 大爆発を起こして四散するドメル艦。うわー、第三艦橋にいた真田さんたちもダメじゃんこれ・・・と思ったのも束の間、爆煙の中から姿を現したヤマトは思った以上のダメージを受けていません。あるぇ？旧作では艦底部を根こそぎ持って行かれた程の大ダメージだったのに・・・ 「波動防壁、何とか間に合いましたな」 榎本掌帆長の言葉が示す通り、真田さんが間一髪で波動防壁の修理を終えたようで・・・第三艦橋健在なり！！（つーか今シリーズだと第一主砲塔が一番ヤヴァい配置部署のような） かろうじて戦いに勝利したヤマトですが、失ったものは大きく・・・特に雪を奪われた古代は激しい自責の念に捕らわれます。そんな古代の前に姿を現したのは・・・ユリーシャ・イスカンダル！代理妻の登場です（ぇー いやー、やはり熱かったですな七色星団の戦い。特に四空母の最期が旧作とは違ってちゃんと各々描かれていたのが嬉しいです。 さて、今週末はいよいよ2199の最終章の劇場上映です！勿論今回も初日に劇場に脚を運ぶ予定ですよ！ 本日のＢＧＭ：愛よその日まで（劇場版『ヤマトよ永遠に』主題歌）