2008/08/08 (金)
今回も百合的に見どころ満載です♪( ̄▽ ̄)ノ 〜今週の『ストライクウィッチーズ』
芳佳だけじゃなく、先輩百合のエイラも話のメインでしたし♥
いきなりドイツの名輸送機・ユンカースJu52“タンテ”登場で思わずニヤ( ̄ー ̄)ニヤ 更に哨戒飛行するサーニャがリヒテンシュタインレーダーなんて装備してるもんだから更にニヤ( ̄ー ̄)ニヤ♪ 軍ヲタのツボをどれだけわきまえてるんだこの作品☆ 今回はサーニャメインの話で、それにエイラも絡めてって感じ。見た目地味子な2人ですが、なかなかの個性を持っていてMc.的評価はUpしましたYO( ̄▽ ̄)ノ でもハルトマンたんの可愛さは、脇キャラながらそれ以上に光っていたのでした♪
夜間を狙って接近するネウロイの存在に対処すべく、サーニャと芳佳、それに立候補したエイラの3人で夜間哨戒隊を組む事になります。敵を早期に発見するための視力を養うべく、ブルーベリーを食べたり、ハーブティや肝油を飲んだり・・・肝油はワタシもまだ口にした事ないですが、どうもそれは幸福な事のようでw
ちなみに旧日本軍の戦闘機パイロットは、結構操縦席に食い物持ち込んでたり(8時間クラスのロングミッションもあったので)。持ち込んでたのは主に握り飯、バナナ、そしてサイダー。特にサイダーは機内の与圧が危険域に達すると瓶から噴き出すので、簡易気圧計の代わりにもなったとかならなかったとか。 え?トイレはどうしてたかって?そりゃオムツのお世話になるわけですよ(いやマジで)。パイロットスーツなんてそう簡単に脱げませんし。ちなみに下痢してる人は出撃停止になったそうな。
今週の芳佳スーパー視姦タイム!!!サーニャの透き通るような白い肌に'`ァ'`ァ(*´Д`)♪ しかし「サーニャはあたしの嫁」状態のエイラによって邪魔され・・・と思ったら、次のシーンでは2人でサーニャの裸体を覗き見て'`ァ'`ァ(*´Д`)♥ 君ら以外と良いコンビニなるかもw サーニャ普通に可愛いけど、ちびっこサーニャも誘拐拉致監禁したいくらい可愛いですにゃ♪(おまわりさーんここにあぶないひとがー
レーダーによる誘導とか無かった当時、夜間飛行は慣れたパイロットでも非常に危険なものでした。マリアナ沖海戦(1944年6月)ではアメリカ機動部隊が敗走する日本機動部隊に対して夕方近くになってから追っ手を差し向け、一定の戦果を挙げたものの帰還が夜間になってしまい着艦事故が続発。結果、日本軍の対空砲火で堕とされた数の10倍近い、100機もの艦載機を失う羽目になったのでした。 欧州戦線では大戦末期になると、レーダーを搭載した夜間専用戦闘機なんてのが登場して来ますが(後述)、レーダー技術で大幅な遅れを取っていた日本軍は、夜間戦闘機『月光』ですら有効なレーダーを搭載出来ず、エンジンからの排気炎や月明りだけで襲来するB−29を迎撃せざるを得ませんでした。いと哀し。
話が反れまくった。で、夜間に現れるネウロイを遂に捕捉した3人は、チームプレイでこれを撃破。互いに今日が誕生日だった事を知った芳佳とサーニャ、更に芳佳の性格に好感を持ったエイラは互いに親交を深めるのでした。・・・あれ?今回意外と内容薄い?w
何気にシリーズ化している、登場ヒロインのストライカーズユニットの元ネタ話。今回はサーニャとエイラの機体と、ちょっとだけ彼女らのモデルとなったエースの紹介。
サーニャの機体はMiG60・・・となっていますが、実はこの名の機体は存在しません。よって恐らくそのモデルになったであろうMiG-1/3(写真左上)とYak-1(写真右上)を紹介。・・・つーか当時のソ連の戦闘機って概して「スピードは速いけど、火力不足、航続力はもっと不足」ってのが多くて、MiG-1/3はまさにその典型。性能的にはライバルのドイツ機に遠く及びませんでした。Yak-1もその傾向が強かったのですが、もうこの辺になると数で圧倒して何とかしてしまったという(^_^; よってあまり第2次大戦中のソ連の戦闘機って、マニア心を動かされないんですよね〜。 写真左下の機体はドイツのハインケルHe219ウーフー夜間戦闘機。機首に見られるのが、今回サーニャが頭から生やしていた(w)、リヒテンシュタインレーダーです。当機を使用した第1夜戦航空団のベルナー・シュトライプ少佐は1回の出撃で、イギリスの重爆アブロ・ランカスターを5機撃墜するなどの戦果を挙げており、優秀な夜間戦闘機であったことは確かなのですが、いかんせん300機程度しか作れなかったために戦局を覆す事は出来ませんでした。 サーニャのモデルになったのは、“スターリングラードの白薔薇”と呼ばれたリディア・リトヴァク中尉。何と驚く無かれ、この方本物の「美少女エースパイロット」です。生涯撃墜数は12機。当然軍の広告塔的にも扱われ、それによってドイツ軍にも目を付けられてしまい、8機のドイツ軍機に包囲攻撃され、反撃して2機を堕とすもののそこで力尽きます。享年22歳。
エイラの機体はメッサーシュミットBf−109G−2(写真右下)。ミーナさんと同じですね。メッサーシュミットシリーズでも、キャノピーの前に膨らみがある事で判別が付き易い型です。性能に関しては今更言うまでもなく、フォッケウルフと並んでドイツを代表する名戦闘機で、航続距離以外は速度・火力・運動性とも水準以上の機体です。大戦初期のドイツの大躍進を支えた機でもあり、前述のソ連の戦闘機をカモにしたのがまさにコイツ。 エイラのモデルになったのはフィンランド空軍のエイノ・イルマリ・ユーティライネン准尉。生涯撃墜数は94機。確かに凄い数字ですが、ドイツのハルトマンやバルクホルンのような300機撃墜とかのスーパーエースに比べるとそうでもない・・・と思うのは浅慮という物。この人の凄い所は、弱小のフィンランド空軍で、ドイツのお下がりの戦闘機で挙げたスコア(第2次大戦でフィンランドはドイツと同盟を組んでソ連と戦ったのです)という点と、何と被撃墜回数ゼロという点(ハルトマンやバルクホルンは何度か撃墜されながらも脱出してスコアを重ねたのです)。言わば“ミラクルエース”と言える人です。その空戦スタイルは「先手必勝」。ともかく先に敵機を発見し、その行動を先読みして効果的な一撃を与える。エイラが魔法で「相手の行動の先が読める」と言ってましたが、このエピソードを活かしているのは間違いなさそうです。
・・・あー、今回も本編の内容よりも軍ネタの方が長くなってしまいました(^_^;
本日のBGM:影〜shape of shadow〜(『一騎当千 Great Guardians』ED)
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