2008/08/20 (水)
摩天楼ブルース
タイトルにピンと来た人はR35(挨拶)
メインの取引先が新宿西口にある関係で、週に2、3回新宿に行く機会があります。 普段は何気に通り過ぎている風景なんですが、考えてみると50階overのビルが雨後の筍のように生えているこの街って、なかなかにサイバーな感じがしますよね(今更)。 そこで今日は時間もあった事から、ちょっと寄り道して高層ビル群の周りを徘徊しつつ、ある展示場に足を運んでみました。
一際異彩を放つのが、左上の東京モード学園の新校舎(現在建設中)。まぁ世界中にヘンな形のビル建設ブームみたいのが来てるので、これもその1つと言えますかねぇ。 他はお馴染みの新宿副都心ビル群。ワタシが生まれる前から建ってるビルも多く、そう考えると結構老朽化の波が押し寄せているのかもしれませんね。 左下はご存知都庁ビル。一応この中では最大のビルなのかな。で、右下のが新宿住友ビル。六角形の形が特徴的なビルで、幼稚園に通っていた頃(当時、西武池袋線の沿線に住んでました)に両親に連れられて来た記憶がありますから、このビルももう築35年以上は経過してるんですよね。 今回、足を運んだ展示場はこのビルの48Fにあります。
毎年終戦記念日のある8月には、靖国神社の遊就館や広島の呉など戦史に関係ある場所に立ち寄るようにしているんですが、今年はここ。平和祈念展示資料館です。戦史というより、戦後満州から引き揚げた方々の労苦や、シベリア抑留被害者の実状を紹介する資料館です。 いやー、思ってた以上に重い展示でした(^_^; 貴重な資料も多く展示されていますし、何より再現ジオラマのリアルさがキツい。 館内にはシベリア抑留によって亡くなられた方の名が記されたファイルが10冊ほどあって自由に閲覧出来るのですが、このファイルがずしりと重い。まさに生命の重みです。ちなみにシベリア抑留では5万人以上の人々が遠い異国で強制労働の果てに亡くなっています。 館内図書館には戦記や戦史の蔵書が数多く収められています。これ読みに行くだけでも足を運ぶ価値がありそうです。 ちなみに入場は無料。皆さんも近くまで行く機会があったらぜひ立ち寄ってみて欲しい場所です。多少鬱になりますが(ぉ
3つ上のフロア、51Fには展望フロアがあります。真正面に都庁ビルがそびえ立ち、その巨大さと高さに思わず身震いする程の迫力を感じられます。 六本木ヒルズの有料展望台よりも、より「高さ」を実感出来る場所のように思いますよ( ̄▽ ̄)ノ
本日のBGM:ANGEL NIGHT〜天使のいる場所〜(『シティーハンター2』OP)
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