2012/03/14 (水)
それぞれの結末、それぞれの決着・・・そして最後の波乱の幕開け! 〜今週の『あの夏で待ってる』
正直、海人とイチカの結末よりも、柑菜×哲朗×美桜の着地点の方がみんな気になってますよね?w
縁側で居眠りの海人に、風邪を引かないようにと布団を持って来るイチカ。真夏の昼間だったら風邪なんて引かんでしょ・・・と思ったら、一緒にくるまる口実でしたかw ハイハイ、暑い熱い。 ←比較的どうでもいい 幸福な時間を過ごす赤サイドに対し、爆死した青サイドは夏風邪という口実で引き籠もり・・・泣き腫らした顔が痛々しい。どこでこの差が付いてしまったのか・・・( ノД`) 事情を知る身として心配して訪ねて来た哲朗も、正直扱いに苦慮している様子・・・こっぴどく振られた自分が好きな相手の扱いなんて、一介の高校生には難易度高いよなぁ。 その頃裸族さんはエプロンだけは着用して柑菜の見舞いのケーキ作り。部屋の中だけでなく、普通に家の中で裸族なのね。しかもカーテン全開で・・・ちょっとカメラ持って小諸まで出掛けて来る(ぉ 哲朗との出逢いを回想する美桜。つーかどいつもこいつも一目惚ればっかだな。やっぱ顔か?顔なのか!?
街角で偶然遭遇した哲朗と美桜。柑菜の顔を見せる訳には行かない哲朗は美桜のお見舞いをやんわりと遮り、美桜はならばお見舞いのケーキを一緒に食べよう、と哲朗を誘います。ここで青の点滅信号から赤信号へと変わる描写が、この後の展開を何となく揶揄してますね・・・長井監督って信号を使った手法、得意ですもんね。 その頃霧島家では、8ミリの編集をする海人にイチカがべったり・・・あー、イチカさんって間違いなく情欲に溺れるタイプだわー。そのまま流されるように近付く二人の唇・・・しかしやっぱりここでも檸檬様がみてるw 神出鬼没過ぎだろこの人。 二人がちゃんと恋人同士になった事を確認する檸檬(先週観てたクセにw)。そんな檸檬から海人へのプレゼント・・・あんた、それどこで手に入れたw 店で買ったのなら、そこの店員はどんな顔して売ったんだwww ・・・あ、海人君しっかりポケットに入れましたね。 美桜のケーキを食べ終えた哲朗に、美桜はなぜイチカを映画に誘ったか尋ねます。海人とイチカをくっ付けて柑菜を・・・という美桜の考えは否定する哲朗。純粋にイチカが好きな海人のために、そして柑菜が海人と接する機会を増やすために、と話を進めた哲朗。そんな哲朗に対して「哲朗君の想いは何処に行くの?」と詰問する美桜・・・。そして自分の想いへの答えを求めるも、哲朗は「嫌いじゃない」と曖昧な返事。 自分の行動の矛盾を知りながらも何も出来ない哲朗は、自分への怒りを込めて柵を蹴り・・・足を負傷。あー、分かるなぁその気持ち(学生時代に同じ事をして、右足親指の爪が今でも少し曲がってるMc.さんです)。
そして三度目の赤サイド。風呂上りの散歩で、二人が恋人同士になった河原にりのんワープで来た海人とイチカ・・・またも描かれる幸福な描写と、対比を為す独り身の柑菜。あー、こんな悲しいシーンはもういいよ( ´Д⊂ヽ 気分落ち込みMAXの哲朗に電話で映画の撮影再開を伝える海人。そこで自分とイチカの事をちゃんと話すと言う海人に対し、柑菜の気持ちはどうするんだ!と声を荒げる哲朗。だからこそちゃんと話したい、と言う海人の正しさにいたたまれなくなり、一方的に電話を切る哲朗。柑菜が正式に玉砕する期日まであと2日・・・翌日、哲朗は柑菜を呼び出します。 幼い頃の思い出話から切り出す哲朗。そして海人の事を話そうとするも、柑菜は分かっているからいい、とそのまま帰ろうとして・・・ここで遂に柑菜への想いを初めて伝える哲朗。その悲壮な決意の言葉に、近くでカードファイトに興じていた子供たちが空気読んで席を外したのがナイスだw ただでさえ心が押し潰されそうな状況なのに、哲朗の告白を受けて更に混乱する柑菜・・・関係ないけど、この作品って女の子の私服のバリエーションが豊富ですよね。このタンクトップ&ホットパンツは活動的な柑菜らしくて一番好きかも。
一方的に想いを伝えた哲朗に文句を言いながらも、「ありがと!」とだけ伝えて走り去る柑菜。報われぬ想いを告げた哲朗はその場にしゃがみ込んでしまいますが、そんな哲朗を後ろからそっと抱き締める美桜・・・いつからいたの??? 女の子はしたたか、そして哲朗君のお陰で強くなれた、と言う美桜・・・つーかその胸を押し付けるのだけでかなりの攻撃力ですw このまま哲朗は美桜を受け入れるのか?今回、明確な答えは出ずにシーンは海人の家に向かって全力ダッシュの柑菜へ―――。 これまでの海人への想いが遂に決壊してもう止まらなくなった柑菜。叫びながら走るその姿は、スポーツ飲料のCMの少女みたいに爽やかです。
海人の家に辿り着いた柑菜は、息を切らせながら、それでもはっきりと伝えるのでした。 「私、海人君が好き!ずっと前から好きだった。大好き!!」 考えてみると、柑菜はまだ直接その想いを海人に打ち明けていなかったんですよね。そんな柑菜に対し、眉ひとつ動かさずに「俺は先輩が好きだ」とその想いを正面から打ち砕く海人・・・ここで中途半端な態度を取られるよりも、柑菜をきっぱりと振ってくれた事に感謝かな。 想いを聴いてくれた事に感謝し、明日からの撮影を頑張ろう!と吹っ切る柑菜。柑菜と言い哲朗と言い美桜と言い、なんと気持ちの良い連中だろう・・・(@カリ城) つーかこの作品の面白さの肝はやっぱ柑菜・哲朗・美桜にあるよなぁ。その3人の想いに一応の決着を付けた今回は、ひとつの区切りの回でしたね。 では残り2話は何するんだろう・・・と思ったら、まさかのCパートで出て来ましたよ新たな問題が!イチカを溺愛する姉のエミカ(CV:堀江由衣)の登場で最後の波乱が・・・。まぁおねティでもみずほ先生の母親と妹が途中から登場しましたし、読めない展開では無かったですけどね。
本日のBGM:クラブハウスサンド(『げんしけん2』ED)
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