2012/03/21 (水)
若者たちは目指す。あの約束の場所へ・・・ 〜今週の『あの夏で待ってる』
檸檬先輩マジ何者wwwww
さて、イチカを迎えに来たお姉ちゃんことエミカさん。本気でイチカの事を心配していた、親馬鹿ならぬ姉馬鹿なお姉ちゃんのようで・・・この作品に登場するお姉ちゃんって、基本いい人ばっかだよな。 開発レベルFの未開の惑星で行方不明になり、発せられた救難信号を追って向かった救難ポッドも消息不明。そんな非常事態に胸が張り裂けそうな想いで来てみれば、当の本人はのほほんと生活しながら彼氏まで作ってた・・・そりゃエミカさん怒るわなー。 部屋の中で落ち着いて話をする3人ですが、エミカさんはイチカを連れて帰る気満々。既に救出隊まで地球に向かっている現状では、イチカ自身を本星に連れて帰るしか事態を収集する方法はない。しかも、こんな問題を起こしたイチカを再び地球に戻す事など出来ない・・・完全に手詰まりの海人とイチカです。
いたたまれなくなったイチカはりのんワープでその場を脱出。すると撮影の待ち合わせにやって来ない海人とイチカを案じて迎えに来た柑菜と遭遇。靴も履かずに立ち尽くすイチカにただならぬ気配を感じた柑菜は、イチカから本星に帰らなくてはいけなくなった事情を聞かされます。 またも「どうしようない」と諦めてしまっているイチカに、柑菜は再び厳しい言葉をぶつけます。 「そんな簡単に諦めるような気持ちで、その程度の気持ちで海人君と付き合ってたんですか?」 「私が・・・私がどんな気持ちで・・・。勝手にすれば!諦めて、好きな人残して、宇宙でも何でも行っちゃえ!」 あー、また恋敵の想いを後押ししてるw 完全にフラれてまで自爆癖が抜けない、そんな柑菜が愛おしいです。 その頃、エミカさんと話し合いを続ける海人ですが、地球人がエミカたちが属す惑星連盟と対等に交渉するには、他の星の人と接触した実績を持つ開発レベルEの惑星になる必要がある、と言われてお手上げ。また、イチカが夢に観ていた地球の風景はエミカたちにも遺伝子レベルで刻まれている事が判明・・・と言うと、エミカやイチカは「あの人」の子孫という事でしょうか?
そんなエミカさんと単独で交渉に赴く檸檬先輩・・・エミカの正体も知っているようですし、本当にこの人は何者なの? 一方、海人たちを迎えに行った柑菜は戻らず、檸檬先輩もいつの間にか消えていて、1日中待ちぼうけを食らった哲朗と美桜。まぁ美桜は思わぬ哲朗との時間を楽しんだようですが。 そこにやっと戻って来た柑菜。2人にイチカが宇宙に帰る事を告げ、この映画の撮影ももうおしまい!とぶっきらぼうに告げる柑菜に、本当にそれでいいのか?と問う哲朗。いい訳がない!!と叫ぶ柑菜・・・あー、また泣いちゃった・・・。この娘が泣く程、愛おしさが増して行くんだよなぁ。 霧島邸に戻ったイチカは、海人の頬にキスをすると、自ら去ろうと決めてりのんを呼びますが・・・そこに突如現れた哲朗と美桜がりのんを拉致w つーか口塞ぐだけでワープ止められるのかwww 哲朗の後ろから出て来た柑菜に本当はどうしたいのか問われ、帰りたくない、海人と一緒に居たい!と泣いて叫ぶイチカ。ようやく素直になれましたね・・・今回も柑菜のアシスト付きで。そしてそんなイチカと離れたくない、と言う海人の姿を観てまたまた泣いちゃう柑菜・・・もういい、もう分かった!俺が幸福にしちゃる!!。・゚・(ノД`)・゚・。 そこに現れた檸檬先輩。何とイチカが帰らなくても大丈夫かもしれない、という案を提示します。
エミカさんと会って話した事で、諸々ヒントとサポートを取り付けた檸檬先輩。エミカさんはエミカさんで、妹の恋路を何とか応援しようとしていたのでした。ホント、いい姉ちゃんだ・・・。 イチカやエミカの心象心理に刻まれた地球の風景。つまりそれは、以前地球に来た先達がいたという証・・・ならばそれを証明し、異星人と接触を持った経験のある惑星であると認知させられたら地球の開発レベルはEという事になり、原住人との接触も問題なくなる。 ならばその風景の場所はどこなのか・・・エミカの地球規模でのスキャンでも見付からないという事は、その先達が何かしらの封印を施していると思われる。では、スキャン不能の場所でイチカの思い描く場所を探せば良い・・・植物の植生から信州という事だけは分かった面々は、徹夜でその場所を必死に地図で追います。 途中、仮眠を取る女性陣・・・さすがに裸族もセーターと靴下を脱ぐだけで自重したかw その間に作業を続ける哲朗は、海人に柑菜に告白した事、沖縄で美桜に告白された事を教えます。何事もなかった日常が一気に動き出したこの夏。忘れえない夏・・・ 起き出した柑菜たちが作業を再開し、眠くなった海人を膝枕で寝せようとするイチカ・・・てめーら、柑菜の前でぬけぬけと!(怒 そんな時、美桜が遂にその場所を突き止めます。しかしそれと時を同じくして、衛星軌道上のエミカから惑星連盟の大規模な捜索隊がやって来た事も知らされます。 急いでりのんワープでその場所に飛ぼうとするも、惑星規模で展開されたジャミングでりのんのワープ機能が消失。電車で行くにも3時間はかかるその場所・・・そこに現れたのがやはり檸檬先輩!何と檸檬先輩の運転する大型のワゴン車でその場所に向かう事に。免許はひと通り持ってると言う檸檬先輩・・・やっぱりあんた何者だよw
イチカの生体データをスキャンして追って来る救難ポッド。しかしそれを防ぐためにデータを覆い隠せるマントを事前にエミカから借りていた檸檬先輩。更に、イチカの擬似生体データを発信するデコイまで・・・何度でも言う。檸檬先輩、あんた本当に何者なんだwwww まずは哲朗と美桜が最初の囮となってワゴン車から原チャリで離脱。2人が持つデコイを追う救難ポッド。そんな極限状態で、哲朗は美桜を映画デートにお誘い・・・あー、やはり哲朗は美桜を選ぶのか。これで柑菜が1人あぶれる事が確定事項に。あの青が余ってるw そんな青の娘が囮の二番手に。ワゴン車を降りた柑菜は、走り去るワゴン車に向かって叫びます。 「3年後、死ぬ程後悔させてやるんだからー!幸せになれ、バーカッ!!」 もうこの娘の走り去りながらの「バーカ!」は最高過ぎるwww 海人は3年後と言わず、3秒後にでも後悔すべき。 記憶の場所まであと10km・・・ここでチラリと映った地図が指し示す場所は、聖地巡礼者ならば見間違う筈もないあの湖!!!遂に繋がる過去シリーズとの接点、約束の場所、木崎湖・・・ 最高の盛り上がりで物語は最終回へ―――
本日のBGM:空の森で(『おねがい☆ティーチャー』ED)
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