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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2012/03/18 (日)

この「續」は、Web公開やらBD特典やらで第12話があるという事なのか、はたまた劇場版『傷物語』へ続くという意味なのか・・・ 〜『偽物語』最終回

最終回に来てちょっと作画が息切れしてた感はありましたが、『偽物語』無事に完結です。


忍によって語られる月火の怪異の正体。その正体はホトトギスの怪異で、托卵によって暦の母親の胎内に宿されたのが月火だった、と。不死身という性質と寿命を終えた後に転生する事を除けば、何ら人間と変わらない無害な怪異・・・。それでも本当の妹とは言えない、偽物の妹。
帰宅した火憐は崩壊した自宅の玄関を観て唖然。トラックの当て逃げだろうと上手く誤魔化した暦は、月火の身を案じる火憐に、自分と月火のためならば死ねるかと質問。兄妹なんだから当然じゃん♪と即答する火憐に家族としての絆を受け止めた暦は、未だ目覚めない月火の下を訪れ、突然唇同士のキスを!
その衝撃に目覚めた月火は暦を蹴り飛ばして大動揺。どうやら初キスだったようで・・・あ、彼氏とキスもしてなかったの?なんだ、まだ中古じゃなかったじゃん!(でもたった今中古になりました)
動揺から激怒に変わる月火・・・尻の描写が大変素晴らしいw


月火にキスをしても何も感じなかった、やはりお前は僕の妹だ、と納得する暦ですが、月火にとっては意味不明な述懐ですよね。それでも怒って蹴り飛ばしただけで初キスを奪ったのを許してくれる月火は良い娘です(ぇ
これで余弦と余接と戦う決心の着いた暦は、忍と共に2人のアジトたる学習塾跡へ。「月」の名を冠する月火の名前が気に入った、とちょっと無理がある理由で参戦を承諾する忍は、突入前に暦の血を吸ってパワーアップすると共に外観年齢も上昇・・・うわ、全然可愛くねぇ!!ちっちゃいままで戦ってくれればいいのに(;´д`)
バトルでの決着は望む所の余弦と余接。戦いは余弦と暦、そして忍と余接の人間同士・怪異同士の組み合わせに。成長した忍を年寄り扱いして挑発する余接・・・あぁ、なんて命知らずな。でも劣化した事に関しては激しく同意しちゃう!w


ここで余弦から忍野・貝木・余弦が大学のオカルトサークルの同期生であった事が語られます。何とも嫌なサークルだなw そして月火の存在を余弦に教えたのも貝木であると・・・つくづく余計な事ばっかするおっさんだw
始まったバトルはまず余弦と暦の描写から・・・と言っても暦が一方的にボコられるだけです。幾ら吸血鬼の血で不死身とは言え、ここまでやられたら・・・と思ったけど、するがモンキー編でもこのくらいのダメージを受けてましたっけ。本当の妹じゃない者を愛せるのか?と尋ねる余弦に「義理の妹」の方が燃えるじゃねーか!と俺らの意見を代弁する暦△!w
自分の信じる正義を他人に押し付けるな、と至極まともな理由で暦をボコった余弦は、余接の方の戦況を観に行きますが・・・こっちでは忍の圧勝だったようです。そこで勝者同士の決勝戦を忍に挑む余弦ですが、忍はこれを拒否。暦はまだ倒されていない・・・血まみれで立ち上がった暦は、余弦の言葉を完全否定します。家族ならば迷惑を掛け合うのが当然だ、だから自分の考えも押し付ける、と。あぁ、始まっちゃいました阿良々木さんの説教モードw


偽物でも家族を愛せるという暦に、大学時代の逸話を思い出す余弦。本物と偽物の価値について、余弦は当然本物の方が価値があると告げます。しかし忍野は当価値と言い、貝木はむしろ偽物にこそ価値があると述べます。偽物は本物になろうとする強い意志があるから・・・なるほど、ペテン師としては偽ブランド品を作る企業の努力を否定する事は出来ないと(多分違うw)。
興が冷めた余弦は余接を担いで戦闘を放棄。月火の存在は見逃す事を告げます・・・あぁ、余弦VS忍の戦いを期待していたんですが、結局余弦は暦との舌戦に敗北ですか。ちょっと拍子抜け。
帰宅した暦は寝ている月火にキス・・・はせず。身構えていた月火が拒む様子が無い辺りが、この兄妹の救いようの無い所ですねw
月火のために戦って来た事を告げた暦は、夏休み明けに自分の彼女を紹介する、と月火に告げます・・・って、ガハラさん髪切った!つーかこの『偽物語』で髪切るキャラ多過ぎだろ!(羽川、火憐、戦場ヶ原・・・) ショートカット&眼鏡オフの羽川の可愛さに目覚めた今シリーズですが、あまりショートカットだらけってのもどうかと思うんですけどねぇ。
EDカードはキャラデザの渡辺明夫氏による成長後の忍・・・やはりろっく先生はょぅι゛ょ絵の方が輝いているかとw

さて、かれんビー編7話+つきひフェニックス編4話で完結した『偽物語』。散々言われて来たように、内容としては火憐編2話+月火編2話のOVAでも充分事足りたかと思いますが、会話劇の面白さとエロ描写でここまで内容を引き伸ばす事が出来るんだなぁ、と感心もさせられたり。作画面でも前作『化物語』では終盤かなり苦戦していましたが、今回は全編ほぼ問題ないレベル(今回、最後のシーンの月火でちょっと頂けない絵もありましたが)だったと思います。それでもシャフトはDVD/BDでは大幅に修正して来るんだろうなぁ。
さて、本編の最後を「續」で締め括った訳ですが・・・これはやはり映画『傷物語』の方を示しているんでしょうか。つーかもう『偽物語』の話は完全に描き切っちゃってますし。



本日のBGM:愛のメディスン(OVA『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』OP)


2012/03/17 (土)

最後に神様が出て来て、事態を一方的に片付けようとするってのはちょっと乱暴過ぎませんかね? 〜今週の『灼眼のシャナV(Final)』

老兵は死なず、ただ消え去るのみ。最古のフレイムヘイズ旅立ちの時。


シャナによって書き換えられた大命をバックアップシステムによって修正しようとしたら、そのバックアップシステムすらマージョリー姐さんに書き換えられていた、といった所で終わった前回。そんな大命に今度は悠二が、教授が推し進めていた零時迷子の特殊能力を使って再々度書き換え・・・新世界の理ってのは、そんな何度も上書きできるような物なんですかねぇ?これでは何かザナドゥ自体が安っぽい物に感じられてしまいます。
零時迷子によって書き換わる大命。しかしそこに伏線で引っ張って来たロフォカレを生贄にして「導きの神」シャヘル(CV:甲斐田裕子)が御崎市に降臨。両陣営に一方的に「神託」を告げ・・・


神託には徒が人間を喰らう事を禁ずる内容は無かったものの、人間と徒の共存の証とも言える『両界の嗣子』の誕生が語られていました。
しかしシャヘルの神託には強制力は無く、祭礼の蛇はそのままザナドゥの開闢を宣言。従う徒たちの真に望む世界を築き上げる祭礼の蛇・・・しかし彼らが望んだ世界は、徒が人間を喰らわない世界だったのです。シャヘルの神託の影響もあったのでしょうが、これまでの戦いでもはや互いに殺し合う事の空虚さを感じ取ったのでしょうか。大地の四神による徒の大量虐殺が功を奏した、とも言えますかね。
それを徒たちが望むのなら・・・改変する事も出来たものの、それを受け止めた祭礼の蛇の選択に、驚きはしたものの最終的に付き従うベルペオル。結局このおばちゃん、最終決戦では全く役立たずでしたね(;´∀`)


ザナドゥへの第一歩を記す栄誉を担う事になったのは祭礼の蛇でも三柱臣でもなく、何とカブトムシさんことリベザルでした。これはまさかの人選でしたね。しかしそんなリベザルさんはちょっとだけ躊躇・・・それを汲んだシュドナイはベルペオルにピルソインを召喚させ、リベザルはピルソインと共にザナドゥへと旅立つのでした。リベザルさんったら奥ゆかしいw
リベザルとピルソインがザナドゥへ向かうのを見た徒たちは、後を追ってザナドゥへと旅立って行きます。そしてここまで生き残ったバル・マスケの幹部たちもまたザナドゥへの旅路へ。ハボリム、オロバス、レライエ、オセ、バルマ、ストラス・・・ストラス辺りは生き残るとは思わなかったんですけどねw
そして祭礼の蛇もザナドゥへと旅立つ時が・・・って、悠二の身体と分離して、悠二はこの世界に置いて行くんですね。悠二としては人間と徒との関係を絶たせ、且つ自分は現世に残るというのは最初から織り込み済みだったんでしょうか。
ベルペオルに伴われて旅路に立つ祭礼の蛇。悠二への感謝と、フレイムヘイズたちに対して望みが叶った事への祝福を告げながら・・・フレイムヘイズ側としては敗れはしたものの結果オーライな結末です。
しかし悠二は最後の決着のためにシャナと戦う事を決意。そしてそんな悠二の心意気に感じ入ったシュドナイは、最後まで悠二の戦いに付き従う事を決めるのでした。ヘカテーのいない世界なんて興味無いってか?w


徒たる百鬼夜行も今回の戦いにおける役割を終え、ザナドゥへと旅立って行きますが・・・ザナドゥで他の徒たちに裏切り者扱いとかされませんかねぇ?ちょっと心配です。
今回の戦いでフレイムヘイズ側唯一の損失となったカムシン、その最期の瞬間が近付いていました。シャナたちに看取られながら消滅する最古のフレイムヘイズ。自分が倒して来た徒たちの事、そして自分のために泣いてくれる吉田さんの事を思いながらの最期はちょっとウルッと来ましたね。
新世界の生成が成り、徒たちも去った現世。しかし最後にシャナと悠二は戦うのでしょうか。互いの意地を賭けて・・・。正直、このまま悠二とシャナが和解して大団円でもいいような気もしますけど。あ、でもシュドナイの最後の戦いっぷりはしっかりと見届けたいですね。



本日のBGM:夜明け生まれ来る少女(『灼眼のシャナ』ED)


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