2013/07/14 (日)
7月期新作アニメ第27弾『ふたりはミルキィホームズ』 & 第28弾『君のいる町』 & ひたぎ&翼の百合風呂シーンをカットせずにしっかりじっくり描いてくれるシャフト&新房監督!そこにシビれる憧れるゥッ!! 〜今週の『猫物語(白)』
長かった・・・今日で今期の新作アニメ紹介はひとまず終了です。
今日1本目、今期通算27本目は『ふたりはミルキィホームズ』。第1期・第2期と観て来て「もう観なくていいかな・・・」と思っていたミルキィホームズシリーズですが、今期はスタッフも設定も大幅に変えて大リニューアル。監督は新たに『とある魔術の禁書目録』シリーズや『あずまんが大王』の錦織博氏を起用。アニメーション制作はJ.C.STAFFのままですが、キャラデザが藤田まり子氏に代わった事でキャラが大人っぽくなり、全然絵の印象が違って見えます。そしてこれまでメインだったミルキィホームズの4人に代わって、新たなヒロイン2名を主人公に迎え、これまでダメダメ探偵だったミルキィホームズはトイズを駆使する名探偵としてその立ち位置を変えています(ゲーム版に近付いた感じですね)。そして新登場の十津川警子役に、ガルパンの秋山殿こと中川育実さんを起用!怪盗も新たな敵が登場するようです。 ここまで別作品にリニューアルされると、またちょっと観てみようかな・・・と言う気にさせられますね。あ、あと本作はAパートが中の人たちのトークやレポート中心で構成され、アニメはBパート15分で描かれる構成になってます。これも斬新ですね。とりあえずキャプ感想は今回のみで。
そして今期最後の28本目は『君のいる町』。原作は週刊少年マガジン連載の漫画で(既刊23巻)、2012年3月には全2話でOVA化もされています。つーかどこかで観た絵だな・・・と思ったら、作者はアニメ化もされた『涼風』の人なのね。 アニメ化に当たっては『夢喰いメリー』の山内重保氏が監督を務め、アニメーション制作は今期『犬とハサミは使いよう』と二足の草鞋を履くGONZOです。 原作は広島県の田舎町で春から高校へ進学する主人公・桐島青大(CV:細谷佳正)の家に、父親の知り合いの娘の枝葉柚希(CV:中島愛)という少女が突然居候として東京からやって来るところから始まりますが、アニメではその辺を完全にすっ飛ばして、青大が東京に去った柚希を追って上京する高校2年の夏からスタート・・・こんな形でのアニメ化でいいのか?? 23巻も続いている原作を1クールでアニメ化する無理もあり、ちょっと中途半端な作品になりそうな気がします(4月期で言うところの『アラタカンガタリ』みたいに)。作品の雰囲気は嫌いではないので視聴は続けますが、まぁこれもキャプ感想は今回のみで。
続いては『猫物語(白)』第2話です。お預けを食らう形でひたぎ&翼のお風呂シーンが飛ばされてしまった第1話ですが、第2話冒頭、回想という形で2人のお風呂シーンはバッチリ描かれました♪ 最初はやや身体を隠すような仕草を見せている翼が、次第にひたぎによって心と身体のガードを外されていく様は百合好きにはたまらん描写です。これ、BDではどのレベルまで観せてくれるんですかね・・・。
さて、最初に言いますと今回の話はほぼガールズトークで終始します(若干怪異同士の話もありますけど)。それに、キャストは斎藤千和さんと堀江由衣さん、それに虎役の斎賀みつきさんの3人のみ・・・キャストに金を掛けない分、作画が頑張ってる感じ?今のところシャフト特有の「手抜き」は観られてませんし(もっとも、第2話からそれでは困るんですけどねw)。 風呂上がり、やっすい下着はともかく、安くてだっさいスェットに身を包もうとする翼にパジャマを貸し与えるひたぎ。布団は父親のなんかに寝かせられない、と自分と一緒の布団に誘います。つーかその誘い方が完全にナンパ男でイヤ過ぎw 結局、昼過ぎまで寝入っていた2人。女の子同士のピロートーク、最高ですな。そのまま朝食兼昼食を作るひたぎ・・・回鍋肉と味噌汁かな?味は暦には褒められないレベルのようですが、翼は美味しいと言ってそのまま食します。これが後半の伏線になるのですが。
翼は自分と味覚が近いと言うひたぎは、それ故に男の趣味も近いと言って翼を吹かせます。そしてそのままガールズトークは、暦の何処が好きか・・・は本人に知られると不味いので、暦の何処が嫌いかというテーマに。あー、そのまま話の続き聴きたかったなぁ。 その日の夜、姿を現すブラック羽川。家が火事という大きなストレスを抱えた翼なので、夜な夜なその解消のためにもブラック化していたようです。 ブラック羽川は虎の怪異を探し当て、翼に関わらないよう忠告。虎はそんなブラック羽川の言葉を無視し、その力をブラック羽川に見せ付け・・・ 何とか家に戻って来れたブラック羽川は、その姿をひたぎに観られてしまいます。既にブラック羽川の徘徊に気付いていたひたぎさん流石ですな。羽川さんの事を宜しく、とブラック羽川に頼み、多少のエナジードレインを行わせるひたぎ。本当に翼の事が好きなんですねぇ。
翌朝、今度は翼がひたぎに食事を作ります。出て来たのはパンにベーコンエッグにサラダ・・・至って普通の朝食ですが、ある異変にひたぎは気付きます。パンには何も塗られておらず、ベーコンエッグとサラダにも何もかけられていなかったのです。 試みにひたぎが翼に問うと、寿司には醤油を付けず、天婦羅に天つゆは付けず、ヨーグルトにグラニュー糖は入れず、ハンバーグやオムレツにケチャップで文字は書かず、お好み焼きにソースは塗らず、おにぎりは塩を使わず握り、食後のコーヒーはブラックで飲むと言う翼。素材の味を大事にするってレベルじゃねぇ! 先ほどの「自分と味覚が近い」と言う言葉を取り消すひたぎ。翼には好きな食べ物も嫌いな食べ物も存在せず、何でも受け入れてしまう事に気付くひたぎ。それは食べ物だけに限らず、実は暦の事もそうやって受け入れただけではないか?と疑い・・・万物を平等に愛する天使ってのは、本当は誰も愛せないって奴ですね。 本編では相変わらず出番のない暦ですが・・・EDカードではひたぎ×翼の百合ップルを邪魔する存在として影のみ登場wつーかひょっとして、次の『傾物語』になって初めて登場するのかもしれませんね。
本日のBGM:姫のためなら(『SF西遊記スタージンガー』ED)
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