2013/07/22 (月)
夜空の星が輝く影で、悪の笑いがこだまする・・・遂に本性を現す保安部の伊東!そして意外な人物の意外な正体 〜今週の『宇宙戦艦ヤマト2199』
OPが素人編集のMAD動画に成り下がった件。
ドメルとの戦いで損傷著しいヤマト。乗組員の心が折れ掛かっているこのタイミングを逃さずに、遂にある「計画」を実行に移そうとする伊東、そして新見さん。その計画を遂行するに当たり、島を仲間にすべく新見さんの美人局作戦は功を奏するのか・・・私だったら久川さんヴォイスで迫られたらコロッと堕ちる自信アリ!ほら、私の永遠の心の恋人って水野亜美ですから! 沖田艦長がまたも三年寝太郎モードに入ってしまい、真田さんが指揮を執る下、ヤマトは水と食料の補給のためにビーメラ星系の第4惑星「ビーメラ4」に立ち寄る事に。事前の調査により、水と惑星と植生がある、地球型の惑星という事が判明しているビーメラ4。 太田の「人類が住めそうだ」という言葉に反応して嬉しそうな笑顔を浮かべる新見さん。そして島の傍らにそっと何かのメモを置き・・・
新見さんのはしゃぎ様に一瞥をくれる真田さん。その真意の一端に気付いている風ではありますな。 調査のためにシーガルでビーメラ4に降り立つ古代・平田・百合亜・アナライザー・他2名。ちょくちょく艦を離れる戦闘班長とか、乗組員で最年少の百合亜とか、人選の基準は相変わらず謎ですw その頃、新見さんは真田さんに達成困難なイスカンダルへの旅程を止め、ビーメラ4への人類移住を進言。ヤマト計画の前に提唱されていたイズモ計画に新見さんが今だこだわる様はこれまでも描写されていましたので、ここは驚く所ではありませんが、勿論真田さんは新見さんの進言をきっぱりと却下。 そこに突如現れる伊東以下保安部の面々。新見さんの発言を「叛乱の意思有り」として逮捕対象とする伊東ですが、その銃口は真田さんの方に向けられ・・・
生い茂る植生の伐採のため、パワードスーツを装着するアナライザー・・・キムタク版ヤマトのアナライザーの悪夢を彷彿とさせるなw そして百合亜はここでまたも覚醒モードに。まぁそうじゃなかったら物語上、ここで同行させる意味がありませんからな。 原生林のような道無き道を進み、金属反応があった方に向かう古代たち。そんな彼らの後ろからは、何やら不気味に蠢く物が・・・ 真田さんを拘留し、なし崩し的に開始される伊東一派のクーデター。まぁキャラクター名の元ネタが新撰組の裏切り者・伊東甲子太郎なだけに、こんな展開はさもありなんですな。そういや新見さんも新撰組を裏切った元副長の新見錦(芹沢派)が元ネタか。 沖田艦長が臥せる艦長室、そして艦の管制を握る第一艦橋を制圧する保安部。そこに新見さんと島を従えて朗々と現れる伊東・・・
その頃、玲はたまたま航空隊控室にいなかったためにクーデター派に捕捉されず、空調施設に雲隠れ。この展開は密かな活躍が期待されますな。 島によって艦内に宣言されるヤマト計画の中止と地球への帰還、そしてビーメラ4への移住計画。この異常事態に激昂する佐渡先生、訝しがる首脳部の面々。第一艦橋に事態の確認に向かおうとする徳川機関長と山崎さんですが、その前に立ちはだかったのが何とあの薮・・・。ネガティブ思想が地球に帰りたいという気持ちに結び付き、その上で新見さんの色香に惑わされてクーデター派に参加したのは想像に難くありませんな。 ビーメラ4の原生生物、つーか巨大羽蟻に襲われる古代たち。この状況でおおはしゃぎの百合亜を「おかしい」と思わない古代はやはり女を見る目がありませんな。 原生林が開けた場所まで追って来た羽蟻ですが、途端に行動を止めて森の中に逃げ帰ってしまいます。そんな古代たちの前に存在していたのは・・・
墜落した宇宙船の残骸。その姿はイスカンダルのものに酷似し・・・ 伊東のクーデター派を厳しく糾弾する雪。そんな雪の言葉を最初は受け流すものの、次第に口汚く罵り返す伊東。あー、こういうところで性格出るねぇ。 雪に対し異星人扱いを始める伊東。その正体は消息不明となっているイスカンダルのユリーシャであるとし、その証拠としてスターシャのメッセージカプセルを持ち出す伊東。つーか雪の部屋を家探ししたのか?下衆な奴だな。 宇宙船の残骸をイスカンダルのものと断定する百合亜。それは数百年も前にこの星に墜落したものだと・・・。
宇宙の人々に救いの手と試練を与えて来たイスカンダル人。何様のつもりだ?というのは伊東じゃなくても思うところです。 滅びたビーメラ星人の施設を発見した古代たちは、そこでイスカンダルからもたらされた謎のカプセルを発見。そのカプセルには驚くべき情報が記されており・・・ その頃、クーデター派の中でひとり独自の行動を取り始める者が現れます。それはこれまで百合亜にちょっかいを出すくらいしか出番の無かった星名。彼の本当の任務が始まります。
艦内の一室に拘留される第一艦橋の面々。その様子を観た玲は行動を開始し、3人いる監視の保安部員たちをあっという間に一蹴。つえぇ・・・けど、太田や相原は拍手なんかしてる場合かw シーガルで艦外に出ている古代たちに連絡を取ろうとする雪ですが、艦の通信設備は全てクーデター派に押さえられており・・・しかし相原がここで通信の専門家でらしく、シーガルと通信を取る手段を思い立ちます。それは艦載機の通信機・・・つーか艦載機の格納庫は優先的に押さえておくべき箇所だろ。クーデター派、ザル過ぎる。 ヤマトを掌握した伊東は増長を始めます。拘留した真田さんを叛乱分子によって殺されたとして暗殺を目論み、沖田艦長も病状が悪化したとして殺害を企図。あー、完全に黒ですこの人。
しかしここで伊東の企みに綻びが生じます。古代たちを置いてビーメラ4から飛び立つよう指示する伊東に対し、古代たちのシーガルの回収を行おうとする島。言う事を聞かない島に対し、銃を向ける伊東・・・ しかしそんな伊東に対し、やり過ぎを悔いていた新見さんは体当たりで銃口を反らします。雪に対しても男尊女卑思想をちらつかせていた伊東は、ここでも「これだから女はっ!」と新見さんに銃口を向け・・・しかしその銃は何者かの銃弾によって弾き落とされます。 伊東を撃ったのは何と星名。これまで伊東の腰巾着と言われていた星名ですが、その正体は藤堂長官直属の部下で、イズモ計画派・反ヤマト計画派を内偵・監視する役割を担っていたのでした。星名は伊東に従う振りをしつつ、首謀者に祭り上げられた島と通じてこの瞬間を抑えたのでした。うーん・・・格好良い役割とも言えるけど、何か裏切り者を裏切る事は正義っていうのは素直に頷けないなぁ。 そこに艦長室から降りて来た沖田艦長は伊東を一喝。寝て起きて一喝するだけでクーデター派の首領を黙らせる沖田艦長、その威厳や良し。 帰還したシーガルから降り立った古代を迎えたのは、雪の熱い抱擁でした。その光景に肩を落とす南部君www・・・に注目しがちですが、その後ろでプイとそっぽを向く玲も大概だw 沖田艦長もその正体を知らなかった星名・・・いや、艦長くらいには言っておこうよ?藤堂長官もさ。 そしてここでビーメラ4で古代たちが発見したイスカンダルのカプセルによってもたらされた重要な情報が明かされます。それはアケーリアス文明が残したワープネットワークの航路情報と亜空間ゲートの存在・・・これによって航路を大幅に短縮出来る事が可能になったヤマトです。
本日のBGM:愛クルセイダーズ+ストライバー(『這いよれ!ニャル子さんW』ED)
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