2014/04/19 (土)
ニホンピロアワーズには鬼門のアンタレスS、アポロマーベリックが中山大障害の再現を果たした中山グランドジャンプ、そして明日の皐月賞はこう買え!指南
今週から土曜重賞の回顧と戦果報告(日曜のGTほど細かくは記しませんけど)、そして日曜のGTの前日時点での予想を公開してみようかと。
アンタレスS(阪神ダート1800m、GV) 中央では大きいダートレースの無い閑散期に行われるGV戦ですが、意外な有力馬が出走する事もあるこのレース。まぁ大井の帝王賞とかのステップにもなりますしね。 今回は2012年のJCダートを優勝したニホンピロアワーズが出走し、単勝1.8倍の断然の人気を背負いました。他にもジャパンDダービー(なんちゃってGT)を勝ったクリソライトが出走しましたが・・・ニホンピロアワーズが斤量58kgでクリソライトが59kgなのはちょっと可哀想だったなw つーかクリソライトは何で別定戦なんかに出て来たんだろ?近走の結果から、ハンデ戦に行ったら軽いハンデになっただろうに。 他、昨年の宝塚記念2着馬のダノンバラードのダート初出走も話題になりましたが、血統的にダートが向いているとは思えませんね(結果14着惨敗)。 さて、レースですがニホンピロアワーズは直線の競り合いで競り負けてまさかの3着敗退。はいたーい!(沖縄的挨拶) つーかこの馬、このレースを使うのは3回目で5着→2着→3着。アンタレスSを勝てない呪いでも掛かってるのか? ニホンピロアワーズを競り落としたのはナムラビクターとトウショウフリーク。2頭ともニホンピロアワーズとは2kgの斤量差がありましたからね。グランドシチーは前走乗った津村騎手が「もう終わってる」と述懐してましたが、大幅馬体重減があっても岩田騎手の手腕で何とか5着。津村騎手の負け惜しみの線はまだ消えませんw
馬券は・・・ニホンピロアワーズからの三連単にしてしまったのでハズレ。でも相手関係を鑑みても、単勝1.8倍は頭を信じたいよなー。あと、期待のソロルが全然ダメでしたな。鞍上のペドロサは今週で帰国。パッとしないままでしたな。
中山グランドジャンプ(中山障害4250m、JGT) 暮れの中山大障害と並び、春のジャンプ王を決める大一番!・・・ですけど、全く話題にならないまま開催を迎えた今年の中山GJ。まぁ障害戦自体が地味ですからなぁ。私も買うのは中山大障害以来だw 人気の中心は暮れの中山大障害で圧勝したアポロマーベリックで、何と単勝1.4倍・・・まぁ今回は10頭立ての少頭数の上、他に重賞を勝っているのが2番人気のオースミムーンだけという低レベルなJGTになってしまったので、まぁ仕方ないですかね。 結果は今回もアポロマーベリックの圧勝に終わりました。落馬も無く全10頭完走したのは素晴らしいですね。 結果から言えば、大幅に馬体を減らしていた人気の2頭(オースミムーンとアドマイヤトライ)が人気を裏切った形。やはり4250mの長丁場だけに、スタミナが非常に大事という事でしょうか。障害戦の事はよく知らんけど(無責任)。
馬券は・・・買っていなかったアドマイヤトライが先頭集団に残っていて「ヤバいなー」と思ってたら、最後から2番目の障害でバランスを崩して大きく後退。最終障害を超えた時点でアポロマーベリック→メイショウブシドウ→オースミムーンの順番になって「しめしめ♪」と思ってたら、最後の直線200mであれよあれよとオースミムーンが爆沈し、人気薄のコスモソユーズが一気に差してくるという番狂わせでハズレ。中山実績のあるシャイニーブラックは押さえていただけに、コスモソユーズのまさかの好走が無ければ・・・という一戦でした。
そして・・・明日の皐月賞の現時点での買い目を紹介(パドックや馬体重を観て、明日になって変える可能性はありますよ)。 まぁ今回は馬場適性からアジアエクスプレスでしょ!17:00現在4番人気で、アジアエクスプレスからの三連複の配当はご覧の通り。同じコース&距離で行われた今日の中山9R(山藤賞)では、JCDを勝ったベルシャザールの弟であるキネオペガサスが完勝。この馬自身もダート戦で実績があり、やはり今の中山の芝コースは、ダート適性も求められる力の要る馬場。ダート戦2勝の実績のあるアジアエクスプレス向きとなっています。更に短距離血統の父Henny Hughesからこの馬がダービーに行くのは考え難く、他の有力馬と違ってここだけを獲りに渾身の出来で仕上げて来るのは必定! 相手は今の中山の荒れた馬場を経験し、こなして来た馬が中心です。ロサギガンティアは鞍上がミルコのままだったらヒモではなく◯▲評価まで上げたんだけどな・・・。 牝馬のバウンスシャッセも牡馬相手の寒竹賞(中山芝2000m、500万下)で圧勝しているのが評価出来るので買いです。 イスラボニータは中山コース・右回りコースとも経験が無い&共同通信杯からはやや間隔が開いているのでヒモまで。 そして人気の一角のトーセンスターダムは思い切って消しの方向で。今の中山の馬場を、軽い芝のスピード決着しか経験していないこの馬がこなせるかおおいに疑問ですし、他にも初遠征・初中山・きさらぎ賞からの間隔・少頭数でしかレースをしていない・・・など不安要素が強過ぎます。
ここ最近は堅い決着が多い皐月賞ですが、今年は糞馬場(敢えてこう言わせてもらう!)もあって荒れる要素プンプンですな。少なくても、今年の皐月賞はダービーには直結しないレースになると思いますよ。
本日のBGM:Perfect-area complete!(『バカとテストと召喚獣』OP)
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