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特設ネタ
 〜管理人Mc.OKAZAKI の日記みたいな雑記〜
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2014/04/20 (日)

桜花賞と打って変わって大混戦の皐月賞!先行有利?荒れ馬場適性?しかし勝ったのは・・・

今週のGTは皐月賞(中山芝2000m)です。これでようやく春の中山開催も終了。2月の2回の大雪で芝の育成が良くなく、芝のレースなのに土煙が上がるような酷い馬場での開催だったので、予想も非常に難解でした。特に軽い芝のスピードタイプの馬が苦戦を強いられ、ディープインパクト産駒の末脚が削がれるシーンが多かったように思います。
さて、今年の皐月賞はプレイアンドリアルとバンドワゴン以外の有力馬が特に故障もなく順調に駒を進め、全てのステップレースの勝ち馬が鼻面を揃えるハイレベルなメンバーが揃いました。それだけに取捨のポイントは、やはり今の中山の馬場適性という事になりそうです。

そこで私の◎は、前日予想公開の通り5番人気のアジアエクスプレスで。ダートで2戦2勝(しかも圧勝!)した後に迎えた朝日杯FSで完勝し、ステップレースに選んだスプリングSでは中段から追い込むも、ミルコマジックでロングスパートを決めたロサギガンティアに及ばずの2着。しかしこの時のまだ追えば伸びそうなその脚色で、2000mへの目処が立ったと言えます。元々は短距離血統なのでこの後はダービーに向かうとは考えられず、今回はここ一番のメイチの仕上げで挑めるという有利さもあります。そして何と言っても今の中山の馬場に一番合っていそうなのがこの馬。戸崎騎手もクラシックの初勝利が見えています。

◯は4番人気のワンアンドオンリー。出世レースのラジオNIKKEI杯を7番人気で快勝。その後、ステップレースの弥生賞では道中の不利+いかにも休み明けといった感じの+10kgという状況でトゥザワールドのハナ差2着まで迫ってます。「前走の仕上がり具合なら今回トゥザワールドに勝てる」と豪語する鞍上横山典弘の言葉も心強いです。

▲は単勝3.5倍の1番人気となったトゥザワールド。デビュー戦はバンドワゴンに6馬身もぶっちぎられたものの、その後は順調に4連勝・・・但し、前走の弥生賞以外は弱い相手ばかりだった側面は否めません。弥生賞では単勝1.6倍を背負うものの、最後の直線でワンアンドオンリーに迫られての危ういハナ差勝利。レース後にその時の反動が少し出たとの事で、自分の中では評価を逆転させた形での◯▲です。

△は9頭。5番人気が軸なので少し多めに(前日予想から2頭増やしています)。
馬番順に、まずは2番人気のイスラボニータ。人気の一角ではありますが、ここまで5戦全てが左回り、共同通信杯からのレース間隔の広さ、クラシック勝利とは無縁のフジキセキ産駒(この世代が最後の産駒ですね)、皐月賞未勝利の蛯名・・・と危険な人気馬の匂いがプンプン。ここはヒモ評価で良いかな、と。
続いて10番人気のクラリティシチー。ここまで5戦して【1・1・3・0】の堅実派。中山の馬場は前走スプリングS(3着)で経験済み。最近イマイチな鞍上・内田が内枠から上手くさばければ穴を開ける場面もありそうです。
9番人気のアデイインザライフは、ここまで3戦全てが中山芝2000mというのが、いかにも皐月賞を狙ってる感じで好感が持てますね。相手なりに走って来そう&中山実績が高い田辺騎手が鞍上というのは心強いですが、父ディープインパクトの血がかえって邪魔をするかもしれませんね。
7番人気のアドマイヤデウス。ここまで【3・2・1・0】と底を見せていない戦績、クラシックでは頼れる岩田騎手という事で買い。2400m戦の経験もあり、スタミナもありそうです。
3番人気のトーセンスターダム・・・前日予想では切ろうと思っていましたが、パドックで馬体を見て「これ良さそうだなぁ」と思って急遽買い足し。ただし先日触れた通りこの馬、イスラボニータ以上に危険な人気馬の気が・・・。初輸送・初コース・初めての坂・初めての多頭数・これまでの勝ち方が僅差ばかり・今の中山向きじゃないディープインパクト産駒・なのに人気を集めそうな鞍上武豊・・・それでも今回唯一の無敗馬という事で、損の無い程度に買っておきます。
続いて6番人気のロサギガンティア。ともかく前走のスプリングSの勝ち方が鮮やかだったんですが、鞍上がその時のミルコから柴田善臣に替わるのは正直大幅マイナス・・・せめてシュタルケくらい確保出来なかったのか陣営は。この馬もフジキセキ産駒なのがネックの上、これまたクラシックがどうしても勝てない藤沢和雄厩舎というのが引っ掛かります。それでもミルコ鞍上だったらもうちょっと強く推せるんですけどね。
11番人気のキングスオブザサン。これも昨日の予想から買い足した1頭。中山芝2000mの葉牡丹賞を快勝し、京成杯では1番人気にまで推された馬(結果2着)。弥生賞は脚を余す形での5着で、今回は鞍上が大野から浜中に大幅強化。人気が落ちている今こそ買っておきたい1頭です。
唯一の牝馬である12番人気のバウンスシャッセ。しかし前々走の寒竹賞(中山芝2000m)では牡馬相手に完勝し、前走のフラワーCでは中山芝1800mで強い勝ち方をしており、高い中山適性を示しています。馬場適性というだけで買いたい1頭。藤沢和雄厩舎というのがちょっと気掛かりですが。
最後に大外から逃げを打つ8番人気のウインフルブルーム。朝日杯FS3着→シンザン記念2着→若葉S2着と、ともかく堅実&相手なりに走るのがこの馬の特徴。前走若葉Sで距離に目処を立てたのは大きく、今回逃げ馬と言えるのはこの馬だけなので、逃げ残りは要警戒です。


買い目:◎固定、◯▲から▲△に流す三連複19点


5番人気からなので、この買い方でも薄目に押さえるトーセンスターダム相手でも5,000円投資で10,000円以上、狙い目の◎◯▲だと35,000円以上の配当が狙えます。

昨年末同様、アジアの超特急が渾身の仕上げで突き抜けるか、はたまたステップレースを制した強豪がその前に立ちはだかるのか・・・しかしレースを制したのは、不利な条件が重なっていたあの馬!



唯一の重賞2勝馬・イスラボニータが初の右回りをあっさりこなして一冠目!アジアエクスプレスは先行するも粘り切れず・・・
レースはスタートダッシュを決めたウインフルブルームがハナを切る形でスタート。そして2番手には・・・なんとアジアエクスプレス!スプリングSでは最後に差し切れなかった事もあって、戸崎騎手は今の中山の馬場なら先行!と判断したようです。
それに続くのは牝馬のバウンスシャッセ、そしてトゥザワールドも今回は早めに先行。トーセンスターダムやキングスオブザサン、それにイスラボニータらが中段を形成し、人気薄の馬が後方集団となる中、ワンアンドオンリーは最後方からの競馬を進めます。
最終コーナーを周る頃には先行集団からはバウンスシャッセがやや後退。イスラボニータは中段から先行集団に取り付き、ワンアンドオンリーも一気に中段まで上がって来てきます。
直線に入ってもウインフルブルームの逃げ脚は鈍らず、アジアエクスプレスも馬場の中央を堂々と邁進、更にトゥザワールドも伸びて来るという、私としてはほぼ理想の展開!しかし残り200mでアジアエクスプレスにブレーキがかかってしまいます。代わって外から伸びて来るのが、トゥザワールドをかわしたイスラボニータ!それでもイスラボニータ→トゥザワールド→アジアエクスプレスならば・・・との願いも虚しく、アジアエクスプレスは残り50mでウインフルブルームだけでなく、差して来たワンアンドオンリーやステファノスにもかわされる6着・・・手塚厩舎渾身の仕上げも、距離の壁に弾き返されてしまいました。

1着:イスラボニータ。血統的に軽い芝が得意の筈のこの馬が差して勝ったという事は、それほど馬場が悪化してなかったという事なのか・・・。何にせよ、共同通信杯からの間隔を考えると、ダービーのステップレースと割り切っていたはずの陣営。府中コースで重賞2勝のこの馬、戦前の予想を覆して、皐月賞馬がダービーを勝つシーンも見えて来ました。
2着:トゥザワールド。まぁ3着は外さないかな?とは思ってましたが、混戦の中しっかり2着を確保しているのはさすがですね。ダービーでも当然買いたい血統です。
3着:ウインフルブルーム。相手なりに走り過ぎだろコイツwでもアジアエクスプレスとの直線勝負を制したのはやはり評価高いです。今度からコイツの複勝は押さえておこうかな。
4着:ワンアンドオンリー。上がりはメンバー最速で、いかにも距離が足りなかった印象。こういうタイプがダービーでは恐いので忘れないようにしておきましょう。
5着:ステファノス。何気にディープインパクト産駒で最上位着順。15番人気で全くノーマークでしたが・・・まぁダービーには来ないでしょうな。NHKマイルCに出走したら気を付けたい1頭です。
6着:アジアエクスプレス・・・秋にはJCDを走っていそうな気がします!
7着:ベルキャニオン。カミノタサハラの弟ですけど、ディープインパクト産駒には辛い馬場でした。
8着:クラリティシチー。ダイワメジャー以来の皐月賞制覇を狙った上原厩舎の悲願ならず、ですな。
9着:アドマイヤデウス。鞍上の腕だけでは如何ともし難いもんです。
10着:ロサギガンティア。ミルコだったら・・・(しつこい)
11着同着:トーセンスターダム。この馬が大ゴケするのだけは予想が的中(泣
11着同着:バウンスシャッセ。おっ、無敗馬トーセンスターダムと同着だw 次はオークスなのかな。
13着:コウエイワンマン。なんで参戦したのか謎な戦績。
14着:スズカデヴィアス。ダビスタでもすみれSって勝っちゃうと「クラシックディスタンス持つんじゃね?」と少し期待しちゃうんですよねw
15着:キングスオブザサン。何気にスティンガーの仔。でもチチカステナンゴ産駒って超早熟傾向にありません?
16着:アデイインザライフ。中山2000mの重賞で連続3着の後は、後ろから3番目の着順。田辺騎手とは手が合わないのかな?
17着:タガノグランパ。いや、ここ使うんじゃなくてNHKマイルカップでしょ普通は?
18着:クリノカンパニー。この馬も記念出走のクチか。



馬券は◎アジアエクスプレス6着でハズレ。つーかここ最近、皐月賞でマイラー狙って外す事が多いな、俺(コパノリチャードとかトーセンラーとか)。来年からは素直に2000m級で実績のある馬を軸にします。反省。
来週はGT開催はお休みですが、土曜日は福島牝馬S(GV)、日曜日はフローラS(GU)とマイラーズカップ(GU)を簡単に取り上げる予定です。



本日のBGM:悲しみよこんにちは(『めぞん一刻』OP)


2014/04/19 (土)

ニホンピロアワーズには鬼門のアンタレスS、アポロマーベリックが中山大障害の再現を果たした中山グランドジャンプ、そして明日の皐月賞はこう買え!指南

今週から土曜重賞の回顧と戦果報告(日曜のGTほど細かくは記しませんけど)、そして日曜のGTの前日時点での予想を公開してみようかと。


アンタレスS(阪神ダート1800m、GV)
中央では大きいダートレースの無い閑散期に行われるGV戦ですが、意外な有力馬が出走する事もあるこのレース。まぁ大井の帝王賞とかのステップにもなりますしね。
今回は2012年のJCダートを優勝したニホンピロアワーズが出走し、単勝1.8倍の断然の人気を背負いました。他にもジャパンDダービー(なんちゃってGT)を勝ったクリソライトが出走しましたが・・・ニホンピロアワーズが斤量58kgでクリソライトが59kgなのはちょっと可哀想だったなw つーかクリソライトは何で別定戦なんかに出て来たんだろ?近走の結果から、ハンデ戦に行ったら軽いハンデになっただろうに。
他、昨年の宝塚記念2着馬のダノンバラードのダート初出走も話題になりましたが、血統的にダートが向いているとは思えませんね(結果14着惨敗)。
さて、レースですがニホンピロアワーズは直線の競り合いで競り負けてまさかの3着敗退。はいたーい!(沖縄的挨拶) つーかこの馬、このレースを使うのは3回目で5着→2着→3着。アンタレスSを勝てない呪いでも掛かってるのか?
ニホンピロアワーズを競り落としたのはナムラビクターとトウショウフリーク。2頭ともニホンピロアワーズとは2kgの斤量差がありましたからね。グランドシチーは前走乗った津村騎手が「もう終わってる」と述懐してましたが、大幅馬体重減があっても岩田騎手の手腕で何とか5着。津村騎手の負け惜しみの線はまだ消えませんw


馬券は・・・ニホンピロアワーズからの三連単にしてしまったのでハズレ。でも相手関係を鑑みても、単勝1.8倍は頭を信じたいよなー。あと、期待のソロルが全然ダメでしたな。鞍上のペドロサは今週で帰国。パッとしないままでしたな。


中山グランドジャンプ(中山障害4250m、JGT)
暮れの中山大障害と並び、春のジャンプ王を決める大一番!・・・ですけど、全く話題にならないまま開催を迎えた今年の中山GJ。まぁ障害戦自体が地味ですからなぁ。私も買うのは中山大障害以来だw
人気の中心は暮れの中山大障害で圧勝したアポロマーベリックで、何と単勝1.4倍・・・まぁ今回は10頭立ての少頭数の上、他に重賞を勝っているのが2番人気のオースミムーンだけという低レベルなJGTになってしまったので、まぁ仕方ないですかね。
結果は今回もアポロマーベリックの圧勝に終わりました。落馬も無く全10頭完走したのは素晴らしいですね。
結果から言えば、大幅に馬体を減らしていた人気の2頭(オースミムーンとアドマイヤトライ)が人気を裏切った形。やはり4250mの長丁場だけに、スタミナが非常に大事という事でしょうか。障害戦の事はよく知らんけど(無責任)。


馬券は・・・買っていなかったアドマイヤトライが先頭集団に残っていて「ヤバいなー」と思ってたら、最後から2番目の障害でバランスを崩して大きく後退。最終障害を超えた時点でアポロマーベリック→メイショウブシドウ→オースミムーンの順番になって「しめしめ♪」と思ってたら、最後の直線200mであれよあれよとオースミムーンが爆沈し、人気薄のコスモソユーズが一気に差してくるという番狂わせでハズレ。中山実績のあるシャイニーブラックは押さえていただけに、コスモソユーズのまさかの好走が無ければ・・・という一戦でした。


そして・・・明日の皐月賞の現時点での買い目を紹介(パドックや馬体重を観て、明日になって変える可能性はありますよ)。
まぁ今回は馬場適性からアジアエクスプレスでしょ!17:00現在4番人気で、アジアエクスプレスからの三連複の配当はご覧の通り。同じコース&距離で行われた今日の中山9R(山藤賞)では、JCDを勝ったベルシャザールの弟であるキネオペガサスが完勝。この馬自身もダート戦で実績があり、やはり今の中山の芝コースは、ダート適性も求められる力の要る馬場。ダート戦2勝の実績のあるアジアエクスプレス向きとなっています。更に短距離血統の父Henny Hughesからこの馬がダービーに行くのは考え難く、他の有力馬と違ってここだけを獲りに渾身の出来で仕上げて来るのは必定!
相手は今の中山の荒れた馬場を経験し、こなして来た馬が中心です。ロサギガンティアは鞍上がミルコのままだったらヒモではなく◯▲評価まで上げたんだけどな・・・。
牝馬のバウンスシャッセも牡馬相手の寒竹賞(中山芝2000m、500万下)で圧勝しているのが評価出来るので買いです。
イスラボニータは中山コース・右回りコースとも経験が無い&共同通信杯からはやや間隔が開いているのでヒモまで。
そして人気の一角のトーセンスターダムは思い切って消しの方向で。今の中山の馬場を、軽い芝のスピード決着しか経験していないこの馬がこなせるかおおいに疑問ですし、他にも初遠征・初中山・きさらぎ賞からの間隔・少頭数でしかレースをしていない・・・など不安要素が強過ぎます。

ここ最近は堅い決着が多い皐月賞ですが、今年は糞馬場(敢えてこう言わせてもらう!)もあって荒れる要素プンプンですな。少なくても、今年の皐月賞はダービーには直結しないレースになると思いますよ。



本日のBGM:Perfect-area complete!(『バカとテストと召喚獣』OP)


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